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webセミナーのご報告

先月、プロフェッショナルグリーフについてウェビナーを開催しました。

約1時間、Zoomで動物看護師さんのプロフェッショナルグリーフについてお話しさせていただきました。

・プロフェッショナルグリーフとは?
・動物看護師の傾向
・体験談
・これから私たち自身が出来ること
・グリーフセミナーから得られる効果

担当していた患者さんが亡くなったとき、
悲しみや喪失感に襲われることを指す言葉として
「プロフェッショナルグリーフ」という言葉があります。

患者さんを亡くした悲しみ、喪失感、罪悪感などが、いつのまにか積み重なった末に、
精神的に病んでしまったり、休職、退職に至ってしまう看護師さんも、少なくありません。

近年では、こうしたプロフェッショナルの立場の人の悲しみ
「プロフェッショナル・グリーフ」のケアが重要視されつつあります。

私自身、13年の経験があっても、別れは哀しいです。
辛く感じることも沢山あります。

経験があれば慣れる、とか、プロとして飼い主さんの前では泣いてはいけない、とか。

決してそんなことはありません。

人として、動物看護師として、哀しみは、自然な反応です。
無理に心に押し込めないくても、哀しみに蓋をしなくても良いんです。

一人の時間に、ゆっくり哀しみに浸ったり、飼い主さんにその想いを素直に伝えたり。

そして、一人で抱える必要はありません。

チームとして、哀しみを分かち合える環境作りは、
スタッフが知らず知らずのうちに積み重ねてしまうグリーフを癒すことにも
繋がります。

プロフェッショナルグリーフについて
・個人で向き合う  
・チームとして向き合う

二つの視点が大切です。

意外と見落としがちな、チームとして向き合うこと。

また別の機会に、書かせて頂きますね!

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