見出し画像

お金が勝手に増える方法

お金持ちの人とお金を持っていない人の違いは何でしょうか?

仕事で大いに成功した。宝くじに当たった。ものすごい発明をして特許を得た。芸能界に入って成功した。

確かにお金持ちになれるには違いないですが、それはかなり狭い道です。

これらのことは潜在意識を使えば確かに叶いますが全ての願望が叶う潜在意識とは|アルカド (note.com)

お金を増やすだけならば、もっと簡単に増やすことができます。

実はお金は勝手に増えるようにできます。

文字だけ読むと詐欺みたいな文章ですが、これは世界の富豪ならみんな知っている常識です。

ですが日本の学校教育では教えられていません。

今回はお金の仕組みについて書いていきたいと思います。

価値が下がり続ける現金

出典 https://hibiki-fp.com/inflation-mean-explanation

この画像は昭和40年から最近までの大卒初任給の平均値です。

2023年の4月のデータでは大卒の初任給は21万8324円でした。

昭和40年から約9.5倍になっていますね。

もし仮に今の時代で今月の給料が23,000円だったら暮らしていけますか?
無理ですよね笑

今の時代で23,000円では家賃も払えません。
家賃、光熱費、食費、車、家、通信費、保険料全てのものが値上がりしてるからです。

なので昭和40年に一生懸命毎月の給料の半分の1万円ずつ貯金したとして「12万貯めたぞー!」と喜んでも

48年間という時間が経つと価値が十分の一になるという恐ろしいことが現実に起きています。

ですが、実はこれは物価が上がるというよりお金の価値が下がっていると言えます。

次の画像がその理由です。

出典 https://jp.tradingeconomics.com/japan/money-supply-m2

このグラフは簡単に言うと日本に出回っている全部のお金の量です。

これが増えれば増えるほど物価が上がります。

ちょうど1975年から今までで10倍になっていますね。
1975年は昭和50年です。

もちろん物価と一緒に賃金も一緒に上がっています。

ですが、皆さんもご存じの通り社会保険料がそれを上回る勢いで上がっているので、全然お金持ちになれないわけですね。

なぜ現金の価値は下がるのか?

野菜が豊作すぎて値段がつかずに良品なのに廃棄しているなんてニュースを見たことがありませんか?

あれは野菜の数がお金の数に対して増えすぎたからです。
市場に流通する野菜が多すぎると野菜の値段が安くなりすぎて、赤字になってしまうから泣く泣く廃棄しているんです。

金(ゴールド)の価値が高いのは、流通している量が極めて少ないからで、新しく作ることが出来ないからです。

量が少なく新しく入手するには掘るしかないから貴重なわけです。

この世には数が少ないものは価値が上がり、数が多いものは価値が下がるというシンプルな法則があります。

お金の流通量が少ない場合


お金の流通量が多い場合

なので増え続ける日本円を持ち続けることは貧乏への特急券な訳です。

過去にインフレ率が高くなりすぎで「ハイパーインフレ」になったことがありました。

1920年に3.9マルクで買うことができたタマゴ10個が
1923年には3兆マルクになるというギャグのようなことが本当に起きました。

紙幣そのものの価値よりも材料の紙のほうが高くなり
下の写真では子供が遊び道具に札束を使っています。

出典 https://globe.asahi.com/article/14797344

これは極端な例として挙げたので、日本ではハイパーインフレは考えなくても大丈夫ですが、日銀、FRB(アメリカの中央銀行)、ECB(欧州中央銀行)といった世界の主要銀行は毎年インフレ率2%を目指しているのは真実です。

ちなみにこれは米ドルにも言えることで、ドルを買って外貨預金をしたとしても現金の価値低下から逃れることはできません。

↓米ドルの流通量

出典 https://jp.tradingeconomics.com/united-states/money-supply-m2

ではどうすればいいのか?

答えは簡単です。現金以外の資産を持てばいいだけです。

世界のお金持ちが好んで保有する資産

出典 https://www.aaii.com/journal/article/real-returns-favor-holding-stocks

この画像は代表的な資産の価格の変化です。
比べているのは

世界のお金持ちは大体これらの資産を持っています。

  • 現金

  • 株式

  • 国債(長期)

  • 国債(短期)

  • 金(ゴールド)

の5種類で1802年を基準にしています。
その当時の1ドル紙幣
1ドル分の株式
1ドル分の国債
1ドル分のゴールド
それぞれの価値がどう変化していくのかを表したグラフです。

200年でそれぞれがどう変化したのか見てみると、ドル(現金)は
1ドルが0.052ドルに下がっていて、価値が約95%下がっています。

他の資産の価値はどうなっているのかというと

ゴールドは約3.2倍。

短期国債は278倍。

長期国債は1505倍。

株式に関してはなんと93万倍になっています。

今は1ドルが93万ドルというと今の為替レートで1ドル/155円で見ると

155円が1億4400万円になったということになります。

これは、とんでもない数字ですね。

ただ株を買って寝ているだけでお金が増えるんです。
これなら簡単だと思いませんか?

世の中の大富豪と呼ばれる人たちはこのことを理解しているので、みんな株式投資をしています。

汗水流して働くなんてことはせずに楽をして資産を増やしているわけですね。

私自身もこの事実を初めて知ったときはショックというかかなり衝撃を受けました笑

あなたも労働者側から資本家側になりましょう。

株は暴落で大損するのではないか

もちろん株価には暴落というリスクが常にあります。
暴落は国債でもゴールドでもあります。


暴落を避けることは基本的に出来ません。


ですが、グラフを見ればわかるように放っておけば株価はそのうち回復し、価値は上昇し続けます。

また、株は暴落したときに価値がなくなること
があります。

ですが、それは個別株や信用取引といってかなりリスクをとるやり方なのでまともな投資をしていれば損することはありません。

投資で気を付けることはこの3つです。

  • リスクを取りすぎない

  • 暴落時に焦って狼狽売りをしない

  • ちゃんとした会社に分散投資する

これだけです。
重要なのでこれから株が欲しい!お金を増やしたい!と思った方はメモ紙にでも書いて頭に叩き込んでください。


これを守り長期的に円やドル以外の資産を持つことによってあなたの資産は2倍、3倍・・・と勝手にどんどん増えていきます。

これが資本主義です。

共産主義の国に生まれたのならばこの恩恵を受けることはできませんが、
せっかく資本主義の日本に生まれたのですから、この恩恵を最大限に活用しましょう。

資産が爆発的に増える複利効果

これも株式投資をやっている人には常識ですが、株式には福利効果というものがあります。

複利というのは、最初に100万円分の株式をもっていてその年に株価が10%上昇したとします。

※豆知識ですが、今一番経済成長率が良いアメリカの株価指数の直近の成長率の平均が毎年10%くらいです。

そうするとその株式は110万円で売れるようになります。

それで次の年も株価が10%上昇したとします。
すると今度は110万円が121万円になります。

投資の元本の100万のほうではなく
110万円のほうに10%がプラスされるわけですね。

すると次の年は
121万円→133万円(+12万円)
133万円→146万円(+13万円)
146万円→160万円(+14万円)
160万円→176万円(+16万円)
176万円→193万円(+17万円)
193万円→212万円(+19万円)
212万円→233万円(+21万円)

という具合に最初に100万円しか投資しなかったのに、増えるお金はどんどん増えていきます。

これが複利の素晴らしい効果です。

もしこれが100万円ではなく1000万円とかだったらとんでもないことになると思いませんか?

一般的に複利の効果は1000万円くらいから強く効果が発揮されると言われます。

これは数字遊びなので別に見なくても大丈夫ですが

試しに福利の効果が暴走するとされる3000万円台でちょっと見てみます。

3000万円→3300万円(+300万円)
3300万円→3630万円(+330万円)
3630万円→3993万円(+363万円)
3993万円→4392万円(+399万円)
4392万円→4831万円(+439万円)
4831万円→5314万円(+483万円)
5314万円→5845万円(+531万円)

とこんな感じになります。3年で1000万円以上増えていますね。

毎年これだけお金が入ってくるのならもう働かなくてもいいんじゃないかといった考えまでわいてきますね。

それぐらいお金持ちっていうのは楽にお金を増やしています。

この世はお金がたくさんあるところにお金が集まります。

賢い方はこのあたりまで読んで気が付かれた方もいるかもしれませんが、複利っていうのは逆に借金にも働きます。

借金の元本が大きすぎると、利子の返済ばかりで元本が全然減っていかない。なんて恐ろしいことになります。

なので多額の大きな借金というのも貧乏への特急券です。

複利は味方にすると頼もしいですが、敵にするととても恐ろしいです。

借金はなるべくしない。早く返済する。を心がけましょう。

あとこのお金の増やし方では、現金の流通量が増える状態が続けなければならないわけですが、もし減ったらどうするのか?

といった疑問に思う人もいるかと思います。

確かに短期的には「量的引き締め」といって中央銀行がお金の流通量を減らすことがあります。

しかし、世界経済が成長をし続けるには、インフレを2%くらいに維持し続ける必要があります。

世界の中央銀行はインフレ目標をみんな2%に定めていて、これを達成するためにお金を増やしたり減らしたり金利を上げ下げしています。

毎年2%インフレを目標とする=通貨の流通量を増やし続けると言っているようなものです。

お金持ちたちはこのことを理解しているので、暴落がきたり、通貨の流通量が一時的に減ったとしても、株を売らずに持ち続けて資産を増やし続けているというわけですね。

今回のまとめとしてはこんな感じです。

  • 現金の価値はどんどん下がり続ける

  • 長期で見ると株式が最も価値が上がる

  • 複利を味方につけるとお金がものすごい勢いで増える

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。



この記事が参加している募集

#お金について考える

38,323件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?