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StreamsCharts x VSTATS 2024年第2四半期 Vtuberレポート - 業界は引き続き成長し、新たなリーダーも登場

 本記事は海外のストリーミング集計サイト「Streams Charts」の記事を、許諾を得て翻訳・転載したものです(記事中で使用している画像は訳者が独自に翻訳し、注釈を入れたものです。元記事とは異なる場合があります)。
(敬称略)

StreamsChartsはYoutube・Twitchi等複数のプラットフォームのライブ配信を集計し、情報提供をしているサイトです。今回のレポートのデータ集計及び執筆をされています。記事および画像データはStreamsChartsが著作権を有しております。
私の管理するVtuberデータ集計サイトVSTATSです。今回のレポートの監修を務めています。
この記事はStreamsChartsの許諾を得て日本語翻訳し、公開しています。

 ライブストリーミングにおけるVtuber業界は継続的な成長を続けており、グローバルな視聴者層に広がっています。2024年第1四半期においてVtuber業界全体の視聴時間は前期比で8%増加しました。第2四半期は第1四半期に対して3.2%の増加と小幅な伸びにとどまったものの、依然として成長を続けています。

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 VTuber分析サイトのVSTATSと協力して、Vtuber業界のライブ配信に関する2024年第2四半期のレポートを発表します。総視聴時間、視聴者数トップのVTuber、最も影響力のある企業・ブランドなど、すべての側面をカバーしたこの共同レポートは、Vtuber業界の独自かつ徹底的な概要を提供します。

Vtuber全体の四半期ごとの視聴時間合計の推移です。

 Vtuberは何年にもわたり視聴者数を着実に増やし続けており、特にコロナ禍の状況において大きな飛躍を遂げました。Vtuberはコロナ禍以前から存在していましたが、この状況が彼らのライブ配信をメインストリームに押し上げ、特に日本国外においてもその存在を広く認知させるきっかけとなりました。

 Vtuber業界のライブ配信は、2024年第2四半期に合計4億1594万視聴時間を達成し、Vtuberにとって再び記録的な四半期となりました。このデータは、最も人気のある上位4000人のVtuberの視聴時間を反映しており、一部のクリエイターは除外されていますが、このデータは業界の中核を担うストリーマーの視聴者数を正確に反映しています。

 2024年第1四半期は、2022年第2四半期以来、業界で過去最大の視聴時間の伸び率を記録しました。第2四半期はこの急速な成長には届かなかったものの、前期よりさらに3.2%の増加は依然として注目に値する成果です。

配信プラットフォーム別のチャンネル数割合及び視聴時間シェアです。

 バーチャルYouTuberという名前にはYouTubeが含まれていますが、ライブ配信のジャンルが成長し、よりグローバルな視聴者に広まるにつれて、多くのVTuberがYouTube以外にも進出しています。それでも、YouTubeは依然として業界において優勢であり、総チャンネル数と業界全体の視聴時間の両面において重要な地位を占めています。
 しかし、2024年第1四半期と比較すると、YouTubeの市場における位置は変化しています。YouTubeは総チャンネル数の52.5%を占め、前四半期と比べて0.7%と減少しましたが、総視聴時間については63.9%を占め、3.2%増加しました。これは主にTwitchがVtuber業界で影響力を失ったことに起因します。前四半期と比較して、Twitchの業界全体に対する視聴時間の割合は6%減少しました。

 これはTwitchが韓国から撤退したこととも関係があるかもしれません。Twitchは今年の第1四半期に韓国から正式に撤退し、第2四半期のレポートは、Twitchが韓国市場から撤退した後の業界の現状を正確に反映しています。Twitchの撤退前は、韓国のVTuberセクターがプラットフォーム上で著しく成長していましたが、現在、この新しいストリーマーたちは他の場所に移動せざるを得なくなりました。
 韓国独自に展開するライブストリーミングプラットフォームは、第2四半期に視聴時間が大幅に増加しました。AfreecaTVは第1四半期と比較して視聴時間を倍以上に増やし、CHZZKも視聴時間を前四半期と比較して約1ポイント増加させました。この新たに立ち上げられたライブ配信プラットフォームにとって、この流れはVtuber業界での地位を確立するための第一歩となります。

Vtuberの性別及び国籍(登録データに基づく)による分布です。

 Vtuber業界の常識として、Vtuberの大部分は女性クリエイターです。これは業界の初期から変わらず、現在もほとんど変わっていません。上位4000人のVtuberのうち69.5%が女性クリエイターであり、これは前四半期と比べてわずかな増加を示しています。

 ここ数年で男性のコミュニティも成長してきました。2024年第2四半期には、女性Vtuberのコミュニティが成長した一方で、男性Vtuberのコミュニティも成長しています。この一見矛盾するような結果は、企業や組織のチャンネルが前四半期と比べて0.8%減少したことによるものです。「その他」カテゴリには、ノンバイナリーのクリエイターや、男性が女性アバターを使用し、時にはボイスチェンジャーを使用して配信するいわゆる「バ美肉」が含まれています。

 上位4000人のVtuberの国籍に関しては、日本は引き続きそのシェアをわずかに失いました。この四半期で日本のVtuberの割合は0.4%減少しましたが、それでも業界のクリエイターの52.2%を占める多数派です。米国のライバルとして急速に浮上していた韓国は、今四半期でやや後退しました。韓国は業界のクリエイターの3.2%を占めていますが、これは前四半期と比べて1.7%の減少を示しています。Twitchの撤退によって影響を受けたストリーマーが新しいプラットフォームに移行するにつれて、韓国の市場シェアは再び増加する可能性があります。

 これらの二国を除いて、米国、カナダ、台湾、英国、オーストラリア、ドイツはすべて前四半期と比べて成長を記録しました。インドネシアは今四半期で大きな成長を遂げ、視聴時間が192%以上増加し、チャンネル数が19.6%増加しました。これはおそらく、VShojoの最新デビューであるMichiMochieveeの影響によるものです。彼女はインドネシアのVTuber視聴者数に大きな影響を与えただけでなく、より多くのインドネシア人がこの分野に参加するきっかけとなった可能性があります。

詳細を読む: 「一貫性がないと人々に気づいてもらえない」: MichiMochieveeのデビューからインドネシアのTwitchトップへの短い旅

Vtuberの所属事務所ごとの総視聴時間シェアです。

 Vtuber事務所別のシェアについて言えば、VShojoは他の事務所と比較してメンバー数は少ないにもかかわらず、業界で最も人気のあるブランドの一つであり続けています。VShojoとISEGYE IDOL(異世界アイドル)はそれぞれ業界全体の視聴時間の3.7%と3.4%を占めており、両者合わせて23チャンネルしか持たないにもかかわらず、業界で最も高いパフォーマンスを誇ります。

 これらのエージェンシー以外では、個人Vtuberが業界の最大のシェアを維持しています。個人Vtuberの視聴時間は前四半期と比較してあまり増加しませんでしたが、Streams Chartsは前四半期と比較して個人Vtuberのチャンネル数が7.6%増加したことを記録しています。
 ホロライブプロダクションは依然として業界で最も影響力のあるVtuber事務所であり、業界全体の視聴時間の22.6%を占めています。

 にじさんじプロジェクトは業界全体の視聴時間の19.6%を占めており、その巨大な視聴時間は2024年第2四半期に196の個別チャンネルが運営されていたことに大きく起因しています。これはその次に多いホロライブの97チャンネルよりもかなり多い数です。このデータを1チャンネルあたりの視聴時間で比較すると、にじさんじはぶいすぽっ!、VShojo、および韓国のAccelers(StalLive)よりも影響力が低いことがわかります。

2024年第2四半期における、Vtuberの視聴時間に基づくランキングです。

 意外なことに、今年の第2四半期で最も視聴されたVTuberは男性Vtuberの葛葉Kuzuha Channel) でした。彼とにじさんじに所属する他のストリーマーは、四半期の終わりに大規模なのGrand Theft Auto Vのイベント配信を行いました。これらのGTA V配信は特に多くの視聴者を集め、彼は合計で1030万視聴時間を獲得し、8桁の視聴時間を突破した唯一のVTuberとなりました。

 前四半期では、Kanae Channel)が最も視聴されたVtuberでしたが、今回は928万視聴時間で3位にとどまりました。叶はTwitchとYouTube Liveの両方で配信を行う最も人気のあるVtuberの一人であり、同じにじさんじのストリーマーである葛葉と、ホロライブで最も人気のあるクリエイターに次ぐ位置にいます。

 兎田ぺこらPekora Ch. 兎田ぺこら)は今四半期で2番目に視聴されたクリエイターであり、女性Vtuberとしては最も視聴されたクリエイターでした。彼女は合計で968万視聴時間を獲得しました。ぺこらは四半期を通じて非常に安定しており、ほぼ毎日YouTube Liveで配信を行いました。彼女の高い視聴時間は、一貫して高い視聴数を誇るコンテンツのおかげであり、特にCupHeadやドラゴンボールZ KAKAROTのゲーム配信が最も視聴されました。
 彼女はまた、エイプリルフールに自分の母親をフィーチャーした特別な配信を行い、18.1万人の視聴者を獲得し、彼女の過去のライブ配信のうち2番目に視聴者数の多いと配信となりました。この配信は最大視聴数が非常に高かったにもかかわらず、配信時間がわずか50分だったため、四半期で最も視聴されたゲーム配信の視聴時間の3分の1しか生成しませんでした。それでも、この配信は最大視聴者数で今四半期で最も人気のあるVtuberによるライブ配信となりました。

 Ironmouseはこのリストで唯一の英語話者のクリエイターであり、プエルトリコ出身の彼女は2024年第2四半期で612万視聴時間を獲得し、5位にランクインしました。彼女は6月末にかけて複数のマラソン配信を行い、これらの45時間の配信は自然と高い視聴時間を達成しましたが、四半期で最も人気のあるコンテンツはRustのTwitch Dropsを有効にしたプレイでした。Dropsはストリーマーとゲーム開発者が視聴者数を増やすための確実な方法であり、Ironmouseは今四半期を通じてDropsを活用した数少ないVTuberの一人でした。

 これらのクリエイター以外では、視聴時間ランキングにおいてはホロライブのクリエイターが支配していました。さくらみこMiko Ch. さくらみこ)、湊あくあAqua Ch. 湊あくあ)、博衣こよりKoyori ch. 博衣こより - holoX -)、および大空スバルSubaru Ch. 大空スバル)はすべてホロライブ所属で、それぞれ数百万時間の視聴時間を達成しました。
 さくらみこはこの4人の中で最も人気があり、699万視聴時間を獲得しましたが、もっと配信を行っていればランキングでさらに高い位置にランクインしていたでしょう。さくらみこはこのランキングで最も放送時間が短く、四半期を通じて241時間の放送を行いました。

 韓国のVTuberであるゴセグ 고세구! (gosegu)は、454万時間の視聴時間で9位にランクインしました。韓国のストリーマーがVtuber業界でこれほど高くランクインするのは珍しく、韓国セクターの成長を証明しています。ISEGYE IDOL(異世界アイドル)の一員である彼女は、この最も視聴されたクリエイターの中で唯一の韓国Vtuberであり、AfreecaTVにおいて唯一ランクインした者でもあります。Twitchが韓国から撤退した後、ISEGYE IDOLの全てのVtuberはAfreecaTVに移り、その影響力はAfreecaTVのVtuberセクションの成長の鍵となっています。

 最後に、にじさんじのローレン・イロアスローレン・イロアス / Lauren Iroas)が387万時間の視聴時間でランキングに滑り込みました。彼がこの位置に達したのは、主に好評を博したGrand Theft Auto Vの配信のおかげです。このゲームは、ストリーマーがさまざまな方法で相互作用が生じるため、非常に人気があります。

英語を主としてライブ配信を行うVtuberに限定した2024年第2四半期の総視聴時間ランキングです。

 アジア以外では、Ironmouseが圧倒的な人気を誇っています。プエルトリコ出身のVtuberである彼女は、視聴時間で日本の大手Vtuberと競える数少ない非日本人Vtuberの一人であり、欧米のVtuber業界をリードしています。
 Ironmouse以外では、Zentreya274万視聴時間で次に多く視聴された非アジア圏VTuberです。Ironmouseと同様に、ZentreyaもVShojoのクリエイターの一人であり、この事務所が欧米で圧倒的な存在感を示しています。これらの二人のクリエイター以外にも、henyathegeniusとMichiMochieveeがVShojoを代表してこのランキングに登場しています。

 MichiMochieveeは、VShojoの2024年の最新かつ唯一のデビュー生であり、170万視聴時間でこのランキングに入りました。インドネシア出身の彼女は、第2四半期の初めから非常に成功したデビューを果たし、デビューが含まれる四半期だけで既に世界で6番目に多く視聴された英語話者のVTuberとしてランクインしています。
 henyaにとって、第2四半期の視聴時間で最も影響を与えた放送は、8.77万視聴時間を獲得した特別な1周年記念配信でした。彼女は合計で196万視聴時間を獲得しました。

 古石ビジューKoseki Bijou Ch. hololive-EN)、小鳥遊キアラTakanashi Kiara Ch. hololive-EN)、およびIRySIRyS Ch. hololive-EN)は皆ホロライブEnglishに所属しています。IRySとキアラは、他のストリーマーと比較し配信時間が少ないにもかかわらず、高いランクに位置しています。両者とも比較的短時間のライブ配信を行っていますが、平均視聴者数が高いため、ここでの9位と10位を獲得しました。
 注目すべき点として、ホロライブEnglishのストリーマーの国籍は通常公開されておらず、データベース上では全員が事務所の所在する日本としてマークされています。ビジューのモンスターハンター配信は特に人気がありましたが、彼女の通常のコンテンツよりも格段に人気があったわけではありません。

 AdmiralBahrooはしばしば統計において議論の対象となるVtuberであり、一部のVtuberファンは彼が本当のVtuberではないと主張しています。しかし、常にバーチャルアバターを使用しているため、彼はこのVtuberカテゴリーに属するべきと言えます。アメリカ人である彼は191万視聴時間を獲得し、多くのアメリカ人同胞を抑えて最後の表彰台に登りました。

 Filianは、Live2Dではなく3Dモデルを備えた比較的古典的なVTuberであり、彼女のバーチャルモデルは全身の動きを反映させることができます。彼女は160万視聴時間を獲得し、Sinderの152万視聴時間を上回りました。
 Sinderは北米出身の独立系VTuberであり、6月を通じてSubathonを開催し、40時間以上の連続配信を数多く行いました。これらの配信が功を奏し、彼女は2人のホロライブEnglishのVtuberより上位にランクしました。

2024年第2四半期中の平均視聴者数に基づくランキングです。期間中の配信時間が50時間以上であるチャンネルを対象としています。

 平均視聴者数に目を向けると、より安定したランキングを提示できます。視聴時間はストリーマーが配信に費やす時間によって大きく影響を受けるため、この平均視聴者数の指標は、各クリエイターをライブ配信に集まる同時視聴者数の平均値で公平に分析することができます。

 この別視点のランキングでは、兎田ぺこらが平均視聴者数3.34万人で葛葉を上回り、トップに立ちました。ホロライブのクリエイターは、視聴時間のランキングと比較してこのランキングでかなり高い順位にランクインしています。
 他の数名のホロライブのクリエイターもこのランキングに入るほどの平均視聴者数を獲得していますが、極端に短い配信時間によるデータを排除するために四半期で50時間の配信時間要件を設定しているため、その足切り要件をクリアできませんでした。
 宝鐘マリン星街すいせいがうる・ぐらというホロライブのクリエイターも、四半期で50時間の配信時間を達成していれば、このリストで高い順位にランクインしていたでしょう。

 この記事中でまだ紹介していないクリエイターは、またまたホロライブに所属するストリーマー、AZKiAZKi Channel)と戌神ころねKorone Ch. 戌神ころね)です。
 AZKiはアーティストであり、歌手でもあり、彼女の音楽配信からの視聴者の増加により、平均視聴者数1.41万人を獲得しました。彼女は最近、純粋に音楽コンテンツだけではなくゲーム配信に進出しましたが、音楽配信のほうが依然として多くの視聴者を引き付けています。
 戌神ころねは四半期を通じて高い平均視聴者数を獲得しました。彼女は競争相手よりも配信頻度が低く、5月には配信を一週間丸ごと休むこともありました。彼女の平均視聴者数が最も高いコンテンツは、他のVTuberとのコラボ配信と、ホロライブでのデビュー5周年記念の配信でした。

2024年第2四半期中に増加したフォロワー数(Youtubeにおいてはチャンネル登録者数)に基づくランキングです。今回より期間中にデビューしたVtuberも対象となっています。

 業界の既存リーダーを見るだけでなく、Streams ChartsではFollowers Gain(チャンネル登録者・フォロワー増加数)指標のおかげで業界の急成長しているクリエイターにも注目できます。これらのクリエイターのトップには、日本の独立系Vtuberである河崎翠河崎翆 ch / Kawasaki Sui ch.)が位置しています。彼女は長年にわたって活動しており、特に5月の配信が非常に視聴され、四半期で37万人のチャンネル登録者数を達成しましたが、彼女の視聴者数はその後に続く他のストリーマーよりも低いものでした。

 次に続くのは、三人連続でホロライブEnglishのストリーマー、エリザベス・ローズ・ブラッドフレイムElizabeth Rose Bloodflame Ch. hololive-EN)、ラオーラ・パンテーラRaora Panthera Ch. hololive-EN)、セシリア・イマーグリーンCecilia Immergreen Ch. hololive-EN)でした。これらの三人のクリエイターはすべて6月23日にデビューし、わずか一週間で数十万のチャンネル登録を獲得しました。ラオーラのデビュー配信は非常に人気があり、同時視聴者数が10万9千人を超え、エリザベスもデビュー配信で10万人以上の同時視聴者数を達成しました。

 次に続くのは、ギンギツネ・ゲヘナGingitsune Gehenna【AKA Virtual】)で、彼の同僚で同胞のハリス・ケインHarris Caine【AKA Virtual】)を大きくリードしています。
 AKA Virtualはインドネシアで急成長している事務所で、インドネシア国内の登録者数上位のVtuber大多数がこの事務所に所属しています。これらのインドネシアのストリーマーは、年初から視聴者数の顕著な増加が観測されており、チャンネル登録者数もそれに伴って増加しています。

 ジジ・ムリンGigi Murin Ch. hololive-EN)と星街すいせいSuisei Channel)が、先行するAKA Virtualのクリエイターに続きます。
 ジジもこのランキングに登場する他のホロライブEnglishのVtuberと共にデビューしましたが、彼女の22.4万人のチャンネル登録者数は他のデビュー生に比べて少し劣っています。
 一方、星街すいせいは長年にわたってトップストリーマーとして確立されており、定期的に年間トップVtuberの一人としてランクインしています。このホロライブ所属のVtuberは3月にリリースした新曲のおかげでYouTubeチャンネルで6700万回以上の再生回数を獲得し、その影響もあって四半期で20万人の新しいチャンネル登録者を獲得しました。

 最後に、ルンルンルンルン / Lunlun【にじさんじ】)と千燈ゆうひがランキングを締めくくります。
 千燈ゆうひはぶいすぽっ!の新しいデビュー生で、デビュー以来、League of Legends大会の同時視聴をする配信を含むライブ配信でかなりの視聴者を獲得しています。彼女のキャラクターデザインは大空スバルのデザインも担当したしぐれういが担当しています。
 ルンルンも今期のデビュー生で、にじさんじのマスコットVtuberとしてデビューしました。6月22日にデビューして以来、6月末までの期間で1.2万人以上の平均視聴者数を達成し、Vtuber業界の新参者としては特に印象的な成果となっています。


 Streams ChartsとVSTATSは、今後も共同でVtuberについての動向をレポートしていく予定です。この記事についてのお問い合わせはジェネリック集計人 (Xアカウント @Holo_Data)までお願いします。


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