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【ほぼ年刊じゃねえか】完全解説 月刊菅野完のすべて 《深堀り編》 #菅野完

ごぶさたしております。犬大夫(わんだゆう)と申します。
今回も資料提供という形でST情報局さんに提供させていただきます。

前回の記事公開からあらためて菅野完氏についてよく調べたり、彼が日々発信している内容を精査しておりますが、面白いったらありゃしない!!

とにかく、自己矛盾、論理破綻のオンパレード。まるで安倍前首相のごとき珍妙な言い訳で本当に笑えてしまうのです。好き嫌いは置いといて、菅野完ウォッチに夢中になりつつあります。

これを機会に世間の皆さんにもぜひ菅野完氏という「おもしろコンテンツ」のヤバみを伝えられたらいいなと願っています。

(過去に性被害や暴力事件の被害者がいたり、お金を払ったものの契約履行されていない人々が現在もいることを考えると単純に笑い話というだけで済ましてはいけないこともお忘れなく)

月刊菅野完(ゲゼルシャフト)の問題点おさらい

菅野完氏が責任編集、氏が代表を務める会社が発行する「月刊菅野完」という刊行物は、商行為として異常な状態が2021年2月現在も続いています。
問題をざっくりまとめると、

①月刊誌なのに毎月出ない
→約40ヶ月のうち9回分しか発行されていない

②料金(月額4,509円)は基本会員制
→発行されなくてもお金だけ引き落としされる可能性

③現在も未発行が9ヶ月継続中
→過去には一年以上出ていなかったこともあり

④返金対応に応じているかどうか不明

⑤現在も新規販売継続中(会員登録)

<発行状況まとめ>
2017年 → 2回 (9月末ごろから課金開始?)
2018年 → 5回
2019年 → 1回
2020年 → 1回
2021年 → 0回(1月末時点)

これまで約40ヶ月運営してきて9回しか発行されていません。特にこの二年の発行状況についてはこんなのほぼ年刊じゃねえかというツッコミが入っています。

月刊菅野完がどういう発行のされ方をしてきたのかはこちらの記事をご参照ください。
参考:完全解説 月刊菅野完のすべて【基礎編】

月刊菅野完に関してはほぼ沈黙する菅野完氏

月刊誌の未発行問題が表面化したのが2020年11月。

すでに三か月経過していますが、雄弁なはずの菅野完氏はダンマリ。未発行問題について公式にコメントが出されていません。菅野完氏には「完全に都合の悪い話」をされると素知らぬ顔をしてスルーするという悪癖があるのかもしません。謝るぐらいなら黙っている方が得という考えなのでしょうか。

本人がこの月刊誌問題について最近唯一語っていたと思われるのが昨年11月16日の配信でのことです。

菅野完氏:
ゲゼルの読者に対して損失補填すでにしてますけどね。
解約したけど案内が来るという人にはお支払いした分だけ、お支払い頂いた分だけサロンの案内もゲゼルの発行が出たら送るということもさせてもらってますけどね。

返金ではなく

・月刊誌ができたらを送る
・サロンは毎月開催してて退会している人も見られるようになっている


これで切り抜けられると考えているようです。しかし普通は「損失補填」と言うなら消費者にきちんとアナウンスし、消費者の承諾を得なければなりません。コンサートが中止になったのに「次のコンサート何年後にやるかわかりませんがそのとき無料で招待します」と言っても通用しないのと同じですね。

ツイキャス配信などでも度々未発行問題についてのコメントが書き込まれ、指摘している人がいるのに、私が最近ウォッチしている限りはスルーしまくってます。

返金対応はどうなる?

実際には40ヶ月以上かけて9回しか発行されていないという「ほぼ年刊の月刊誌」に支払ったお金は返してもらえるのでしょうか?

どんな零細企業でも個人商店でも自発的に返金するのが真っ当な大人の対応だと思います。申し立てすればあっさり返って来そうなものですが、残念ながら今のところ「返金された」という事例は見受けられていません。
(もし返金されたという方がいたら教えてほしいです!)

反対に「返金対応を要求したものの、あっさり弁護士が出てきて突っぱねられた」というケースや、

メール問い合わせをしてみたものの「返信が来ない」理由をつけて「問題ない」と言われたと証言している方もいらっしゃいます。

とにかく、

会社からの明確なアナウンスがない。
次に商品が届くのはいつなのかわからない。
返金に応じるのか、応じないのかもわからない。

今のところは「届かなくてもまず返金されない」と思っておいたほうが良さそうです。

菅野完氏に「発行できていない」という自覚はあるのか

毎月菅野完サロンをやってるんだから返金しなくても問題ない!

こんなマゾヒスティックな菅野完氏の支持者の方もチラホラ見かけるのですが、はっきり言ってエクストリーム過ぎて付いていけません。まず、実際菅野氏自身が「毎月月末」を様々な場所で謳っていることがわかりました。

まずは販売サイト。
「発行は毎月月末」


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次に紙の広告。
「毎月月末刊行」

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そして第一回目の発行がなされたときのお知らせ。
「この『ゲゼルシャフト』を月一回発行する」

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このように「月刊菅野完は月一回発行されなければならない」という認識が菅野完氏にあるのは確実ですね。「サロンを開催しているのだからお金を返さなくても良い」は通じないことがわかります。しかも「菅野完責任編集」となっているわけですから、最終的な責任は菅野完氏自身にあります。

さらに、過去の資料を探ってみると発行できていないことへの「お詫び」がいくつか存在しています。

■2018年5月のお詫び文

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「3ヶ月ほど遅延しており、多大なるご迷惑をおかけしております。本当に申し訳ありません。」
(※あくまで会員向けのメールのため、著作権に配慮して一部抜粋とさせていただいております)

■月刊菅野完007発刊時、Facebookでの投稿

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「お待たせしてごめんなさい」2019年3月6日投稿

つまり菅野完氏自身やスタッフは「発行できていない」ことの自覚はあるようです。やっちゃいけないことをやっている自覚があるのにやり続ける、これは悪質以外の何物でもありませんね。この話はまた追って深堀りしたいと思います。

月刊菅野完の編集部メンバーは国会議員関係者だった

9ヵ月(現在継続中)とか一年近く放置して平気な「編集部」なんて普通はないと思います。月刊菅野完の編集部のメンバーとして判明している人をあげておきます。

■菅野完氏(編集人・発行人)

■横川圭希氏(石垣のり子議員の事務所スタッフ)

■青木まり子氏(石垣のり子議員の公設秘書)

青木まり子証拠

その他編集のプロが専属ではないものの一名在籍しているとされていますが、それ以外のスタッフが存在しているのかは不明です。(関係者とされる大袈裟太郎氏やちだい氏などは執筆者であり編集そのものとは無関係?)

そして驚くべきことに青木氏は石垣のり子議員の公設秘書であることが明らかになっています。横川氏もたびたび自身が石垣のり子議員のスタッフであることを自ら語っています。また、周知の事実ですが菅野完氏自身は石垣のり子議員の元・私設秘書です(本人たちは「隠しているつもりはない」とのこと)

ビジネスとして他人からお金を受け取っておきながら、発行が滞ってもまともに対応しないのは異常でしかないのですが……明らかに常軌を逸している月刊菅野完のスタッフ三人が野党議員の………あっ!!これ以上は深く考えると眠れなくなるので今はやめておきます。

なんでこんなにアホなのでしょうか(感想)

とにかく、とっとと謝罪して、未発行分は返金して「これから月刊誌は作った分だけ売ります!」と宣言してしまえばすべて解決する話です。

そんな初歩的なことすらできない編集部、そして菅野完氏は社会人としておよそ野に放ってはいけない人の集まりなのではないか?と考えてしまいます。まして政治関係の仕事に携わったり偉そうに口出しするなんて、ちょっと考えられません。なんでこんなにアホなのか?
(だからこそウォッチしている分には面白いのですけど)

とはいえ、

会員100人なら月間45万円
会員200人なら月間90万円
仮に1000人だったら月間450万円

という売上で、経費も手間もほとんどかからない(発行していない回数の方が圧倒的に多い、毎月数時間のサロンを配信するのみ)っていうことになると、そんな旨味のある報酬は手放したくない気持ちも痛いほどわかりますけどね(どこかにそんな仕事落ちてないですか…?)

菅野氏に課金し続けている人々がいるのは好き好きなので自由なのですが「返金してもらおうとしているのに返してもらえない」と表明している人を攻撃するのはやめてもらいたいものですね。貴方がカルトにハマるのは自由ですが、カルトを抜けようとする人を止める権利など誰にもありません。

※ST情報局では月刊菅野完・ゲゼルシャフトへの未発行分の返金要求をした方々からの情報提供を募集しています。
また、これから返金要求をしたいと考えている方にもアドバイスができるかもしれませんので、お困りの方は是非ご連絡ください。

※匿名での寄稿や考察なども歓迎いたします。フォローはしなくてかまいませんのでぜひTwitterからDMをお送りください。

※ぜひとも新たな被害者を産まないためにも、こちらの記事をSNSで拡散いただけると幸甚です。


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