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完全解説 月刊菅野完のすべて【基礎編】 #菅野完

はじめまして。犬太夫(ワンだゆう)と申します。
資料提供という形で寄稿させていただきます。

菅野完氏についてはこういう人が野党議員の身内では思いやられるよなあと思っていましたが、ここ最近問題が表面化してきたのでちょっと前から個人的に収集していた資料や考察を公開します。

この記事の内容について

少々扇情的?なタイトルとなっていますが、月刊菅野完のコンテンツとしてのクオリティ等については論じません。
内容はまあ比較的普通の政治系オピニオン雑誌?というかページ数からして冊子?だと捉えてくだされば。

ここではビジネス・商品としての側面から月刊菅野完に関する資料の提示、その問題点について論評してみたいと思います。

『月刊菅野完』の問題点をざっくり言うと…

①月刊誌なのに毎月出ない
②料金(月額4,509円)は基本会員制
(お金だけ引き落としされるケースも発生)
③現在も未発行が9ヶ月継続中
④返金対応に応じているかもわからない

こういったことになります。
なるべく当方の主観は廃し客観的事実を述べるようにしますが、考察ということで推測や主観、批判的な表現も多少は入ってしまいますことをご容赦ください。

月刊菅野完(ゲゼルシャフト)とは

説明するよりもこちらを見てもらいましょう。
こちらが販売サイトに記載されている月刊菅野完の商品説明です。

菅野完責任編集の月刊誌 Gesellschaft。発行は毎月月末。
価格は強気の¥4509設定。

¥4509は、日経新聞定期購読と全く同じ値段。
「舐めた価格設定しやがって」とお思いでしょうが、それは自信の証。つまり、日経新聞一ヶ月分より断然面白いものをご用意する!!ってことです。
内容は……

1.月刊誌部門:菅野だけでなく、多彩な書き手による様々な「現場の今」をお届けするドキュメントリポートを中心に、論評、時評、ビデオレポートなど、様々な情報をお届け。

2.イベント部門:月一回、講師を招いての勉強会、メンバー相互の読書会、共同フィールドワークなどのイベントを開催します!「月刊菅野完」の購読者であれば、実費負担分を除き、参加は無料。

ぜひこの機会にご入会ください!

簡単に言えば菅野完氏の責任編集による会員制の月刊誌+サロンということになります。

月刊菅野完(ゲゼルシャフト)基礎データ

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料金:強気の4,509円/月

商品内容:
①毎月月末発行の月刊誌(新聞のようなサイズの冊子)
②毎月月末近く開催のサロン(参加費無料)

販売サイト:https://sugano.shop/items/59ccbefe3210d51fa200071d
支払い形式:STORES.jpによる定期便

※定期便はSTORES側として本来は同じ商品が毎月届くもの等を想定していると思われます。そのため、コンビニ支払い等も対応しており「支払っていなければ商品が届かない」というタイプのものになります。クレジットカード登録していれば自動的に引き落としされるようです。一応、月額会員制と言っていいと思います。

発行情報がわかりにくすぎる月刊菅野完

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販売サイト
菅野氏の個人サイト
菅野氏が経営する会社のサイト

これらを見ても書誌情報の記載はありません。
第三者からは「発行されていないんだね」という判断がつきにくくなっています。月刊菅野完は私の知る限り、突然送られてきたり送られて来なかったりします(送られて来ない月の方が圧倒的に多い)

発行されないときはメールなどでお知らせが来るかと言えば基本的にアナウンスもありません。

過去には会員向けに謝罪メール等もありましたが(返金対応等ではなく謝罪)9ヶ月連続で未発行が続く2021年2月現在、この間「今月は出せません」というアナウンスなどはされていないようです(うろ覚えですいません。配信で軽く言ってたとかではなくちゃんとアナウンスされてたよーってのを知ってる方いたら教えてください)

サロンの配信を見ていても基本的に「今月出ません」などとは言及されていません。

つまり、いつ発行されていて、いつ発行されていないのか客観的に示す資料が皆無、というのが残念ながら実状。
自分だけでなく他の方の話を総合して判断するしかありません(現在までに合計9号出ていて、それ以降は出ていないことが判明済み)

月刊菅野完の発行実績

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これまで月刊菅野完は9回発行されています。

表記:000 2017年10月31日号
実際の発行時期:2017年11月後半
執筆陣:菅野完、大袈裟太郎、仁尾淳史、横川圭希、ishtarist、三春充希、ちだい、岡映里
ページ数:12
表記:001 2017年11月31日号
実際の発行時期:不明
執筆陣:菅野完、横川圭希、大袈裟太郎、仁尾淳史、ishtarist、ちだい、岡映里、伊藤博敏、柳美里
ページ数:16
表記:002 2018年1月31日号
実際の発行時期:不明
執筆陣:菅野完、横川圭希、大袈裟太郎、仁尾淳史、ishtarist、ちだい、岡映里、三春充希、柳美里
ページ数:16
表記:003 2018年3月31日号
実際の発行時期:不明
執筆陣:菅野完、横川圭希、大袈裟太郎、仁尾淳史、ishtarist、ちだい、三春充希、柳美里、ねずみ王様
ページ数:16
表記:004 2018年7月31日号
実際の発行時期:2018年8月ごろ
執筆陣: 菅野完、横川圭希、大袈裟太郎、仁尾淳史、ishtarist、ちだい、上西充子、ねずみ王様
ページ数:16
表記:005 2018年8月31日号
実際の発行時期:不明
執筆陣:菅野完、横川圭希、大袈裟太郎、仁尾淳史、ishtarist、三春充希、ちだい、牧田寛、ねずみ王様
ページ数:20
表記:006 2018年10月31日
実際の発行時期:不明
執筆陣:菅野完、横川圭希、大袈裟太郎、仁尾淳史、ishtarist、三春充希、たけいちかおり、ちだい、中沢けい、ねずみ王様
ページ数:24
表記:007 2019年2月28日号
実際の発行時期:2019年3月ごろ
執筆陣:DELI、横川圭希、BIOCRACY、おしどりマコ、おしどりケン、柚木ミサト、ishtarist、三春充希、たけいちかおり、ちだい、ねずみ王様、影浦峡
ページ数:28(別冊子あり)
表記:008 2019年12月31日号
実際の発行時期:2020年4月ごろ
執筆陣:菅野完、横川圭希、玉造順一、大袈裟太郎、ishtarist、三春充希、たけいちかおり、ちだい、ねずみ王様
ページ数:24

<発行状況まとめ>
2017年 2回 (11月から発刊開始)
2018年 5回
2019年 1回
2020年 1回

そして2020年4月ごろの008を最後に、それ以降は発行されていません。
2020年4月に発行したと考えて現在9ヶ月連続未発行です。

前号が出るまでのスパンがおそらく一年ほどあったはずなので新記録更新が期待されます。

なお、2020年11月末の月刊菅野完サロン(配信)では「ゲゼルシャフト出した記念」として年末に(2020年??)大きいことをやりたいと言及していました。しかし年末に発行される、されないのアナウンスはなく、今もないと思われます。

創刊してから約40ヶ月経過していますが、そのうち発行されているのは9回なので、発行打率としては.250以下です。

商行為としての問題

月額会員としてお金の支払いをしている人が存在している中、実際には現物が来ないという状態が一回や二回ではないことがおわかりいただけたでしょうか。

商売としてはもちろん異常な状態です。

前述のように公式サイトでもアナウンスされておらず、本人がどう考えているのか知る機会はほとんどありません。しかしこの問題について昨年11月16日の配信で語っているところによると…

菅野完氏:
ゲゼルの読者に対して損失補填すでにしてますけどね。
解約したけど案内が来るという人にはお支払いした分だけ、お支払い頂いた分だけサロンの案内もゲゼルの発行が出たら送るということもさせてもらってますけどね。

こんな風に言っています。

現在進行系で損失補填していると考えているようですがさすがにこれは無理筋です。「今は損失補填できていない」が客観的事実でしょう。

つまり、このような問題が話題に上り、実際指摘をされたり消費者から問い合わせがあるにも関わらず、今後の発行予定や返金対応についての具体的アナウンスを全くしていないというのが実状です。

営利目的の株式会社として提供している商品としては、ずさんとか誇大広告を超えていますね。
商品説明の文脈で言えば大半の方が「サロンと月刊誌はセット」と考えるはずで「日経新聞一ヶ月分より断然面白いものをご用意する!!」と謳っているのに届かないのは優良誤認と言って差し支えないかもしれません。

商品がとにかく届かない。
まともな営業活動ではないと言われても仕方ないでしょう。

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月刊菅野完の問題は解決する?

こういった異常な状況のもと、

返金対応はしてもらえるのか?
なぜ販売中止しないのか?

この2つが気になります。
今の所返金事例はネットでは見られません。もしかすると個別に連絡をすれば返金がなされる可能性もあるのですが「サロンをやっているから返金はしない」というエクストリーム理論を振りかざされた、ということを語る方もいらっしゃいます(真偽は不明)

また、なぜ販売中止しないのか?という疑問も湧いて来ます。

商品を送ることが実際滞っているのは確実なのですから、新規受付を停止すべきではないか、という意見もあります。ごもっともです。

私は新規の受付を停止しないのにはある深い理由があると見ています。これはSTORESをストアオーナーとして使ったことがあるような人でないと気付かない意外な点ですが、この話は次回解説編で細かく考察してみましょう。それではまた。

参考記事

※ST情報局では月刊菅野完・ゲゼルシャフトへの未発行分の返金要求をした方々からの情報提供を募集しています。
また、これから返金要求をしたいと考えている方にもアドバイスができるかもしれませんので、お困りの方は是非ご連絡ください。

※匿名での寄稿や考察なども歓迎いたします。フォローはしなくてかまいませんのでぜひTwitterからDMをお送りください。

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