見出し画像

BURIAL埋葬MAI SO



人には決して避けられない道がある、
それは死ぬことだろう。

偶然か必然か、
この世に人として生まれたからにわ。

遺された道は死だけだ、
誰にもわからないその時まで。

華やかに自ら断つ者も居る、
静かに安らかに全うする者も。

遺体はもはやこの世には不要な物、
おおよその人たちは墓の中へ。

自国の宗教的な形では、
コレが正当だろう。

なぜかわからぬが焼却する、
限りある酸素を無駄に使いたがる。

墓地という場所も必要となる、
忘れ去られたらどうする気だろうか?

わたしの希望する埋葬がある、
というか願いと無駄の無い行いだ。

古くから中国山間での儀式がソレだ、
空葬や鳥葬と呼ばれている。

自国民は海へ散骨したがる人も多い、
わたしはソレらとは違う形だろう。

空へ還ると言う意味で、
鳥に遺体を処分させるものだ。

焼けば灰となりソコへは残るかもしれない、
しかし残る事で葬る場所が必要だ。

鳥に処分させること、
即ち食べられることによって。

わたしの血と肉は、
永遠にこの世に循環し残ると言うことだ。

たとえこの世から人間が滅びても、
何時も大空に舞っている事になる。

全く無駄もないし場所も要らない、
鳥たち生命そのものにゆき渡る。

永遠の命がずうっと続いてゆく、
鳥たちの命の源にもなる。

ココが日本という国でなければ、
是非そうしたいと願わんばかりだ。


#詩のようなもの

#死

#埋葬の法

#鳥葬

#自論

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?