音澤煙管

昭和生まれの凡人です、視野を拡げたいと思いココに来ました。多趣味の類の人間なので、それ…

音澤煙管

昭和生まれの凡人です、視野を拡げたいと思いココに来ました。多趣味の類の人間なので、それなりの知識と自論を載せていきたいと思います、よろしくお願いします。 マイワールドへようこそ!

最近の記事

流れ星のキミヘ

光る世界 君が居た世界 君だけが輝いていた世界 今は暗闇の世界へ この世界は空が在る 君も見上げていた空がある 空はやがて夜を迎える 君は暗闇の中に行った 君がもう居ない世界 辺りはずっと夜の世界 屋根の有る場所に雨が続く 僕らの無念の雨が降る 君が降らした雨 僕らに止まない雨が降る 雲間の夜空 また君に会える気がした ひと時だけ光る流れ星 君が会いに来た時 君は流れ星 また輝いてる君を見た 星になった君 遠くへ行ってしまった君 闇の旅 もうここには君は

    • コーヒー現像備忘録2022年初夏版

      フィルムカメラの現像を自家製で、10年前に用意していましたが、私事理由でバタバタとしており去年くらいからちまちまやっていました。 ここ最近になって、やっとまともに出来たので、コーヒー現像備忘録として書き留めておきましたので、興味をお持ちの方はご参考にしてやって下さい。 コーヒー現像備忘録2022年初夏版 炭酸ナトリウム: 11g(13.5)@14.5 ビタミンC: 3g(4)@5 ブロムカリ: 0.2g(1.25)@3? コーヒー: 5g(10)@12.5 定着液 ハイポ

      • +6

        コーヒー現像備忘録2022年初夏版

        • 君のゆく道、きた道。

        流れ星のキミヘ

          腐ったリンゴ

          何十年も何百年も、 何千年も…… いや、 もっともっと昔から。 リンゴで目醒めた祖先から、 ボクらは生きてきた。 それ以外それ以前、 ボクらの先祖は見たことない。 進化して今が在る? それは、 随分と馬鹿げた話しだ。 四足歩行が二足歩行、 進化はそんな容易じゃ無い。 丹精込めて編んだ絹、 やがて虫らが喰い尽くす。 四足歩行が丹精込めて、 自然の流れで育った惑星。 リンゴのせいで、 危ない汚れた惑星に。 もう、 後戻りはできない世界。 何もかもが濁ってる、

          腐ったリンゴ

          平和な景色

          冷たい冬には陽の光に包まれて 青い空の下にたんぽぽが微笑む 眩しい夏には秋風が通り過ぎて 真っ白な雲の下に彼岸花が見守る これがこの国の当たり前の季節 生まれた頃から年号にも書いてあること それを乱す者は誰でも許さない 例えそれがある国のリーダーであろうとも。

          平和な景色

          #インターネット老人会

          独りになって自由な頃、 何かを求めて夜中前。 電話とネズミが仲良くなって、 目に映るモノは新鮮に。 タイプも慣れて文字流れ、 やがて約束戯る場所へ。 宴の時はネズミは居ない、 現る顔は文字名の者たち。 都を後にし田舎へ戻り、 再び夜中前から東雲まで、 ネズミ操り電話繋ぐ。 あの頃の顔たちは、 己と同じ何処かに老いて。 ふと気がつく老い我に、 ネズミも構わず夜中前、 老いた目からは活字消え。 代わりに耳する勉強会、 あの頃と同じ夜中前、 日出

          #インターネット老人会

          執筆中 『時代の筏』 第六章 - 家路 -

          執筆中 『時代の筏』 第六章 - 家路 -

          おやすみなさい……

          この世は闇の世界、 人間界は病みの世界。 明るいから見えるんだ、 暗くては何も見えない。 きっとそれが本当の世界、 明るい世界で人は病む。 見たくないものも見えてしまう、 目を瞑れば夢を見られる。 夢は闇の世界の中に、 痛くも痒くもない理由。 明るければ苦痛の世界、 嫌な事もやらねばならぬ。 無理してやるから病む世界、 闇の中には無理は無い。 何もしないから病む事無い、 きっと平和な闇の世界。 お葬式の色が言う、 今は未だ境い目だ。 これか

          おやすみなさい……

          執筆中小説 「時代の筏」 第五章 - お返事 -

          執筆中小説 「時代の筏」 第五章 - お返事 -

          そこの角

          生まれ育った田舎町、 今は離れて暮らしてる。 たまたま用事で通り過ぎ、 懐かしい匂いの風がする。 お腹が空いてる訳じゃない、 そこで育った季節の匂い。 鼻垂れでも詰襟でも、 自転車でも車でも、 目線が低くても高くても。 いつでも同じ風の匂い、 何も変わらぬ風の匂い。 変わったのは自分自身、 同じ匂いに今を重ねて。 随分と成長したな? 随分と汚れたな? 随分と寂しく思う。 赤信号が語りかけ、 そこの角のたこ焼き屋。 ここにはもう、 その頃の

          そこの角

          君の投網

          人と人の間には、 言葉が付き物である。 国や人種は違えども、 生きる上では不可欠なもの。 通じ合い親しくなり、 そこには笑顔が溢れ出す。 だが、 人とは悲しいもので。 人には欲が付き物で、 自己欲のためには嘘を付く。 親しくなって結ばれた、 人の間が裂けてゆく。 何度も何人も、 繰り返し裂けた関係。 人はバカであり、 バカな生き物ではない。 教訓の糸を重ね編んでゆく、 やがて大きな網となる。 人と人の間に、 言葉が産まれたら、 投網を投

          最高の笑み

          最高の笑み

          感覚

          風邪をこじらせた。 この時期にはよくある事だけど、 ご時世が許さない様だ。 口煩い命令で薬局で検査した、 結果は明後日。 数日間、 何もしてないし、 食欲も無い。 味覚が無いのだ、 それでも生きてます。 昨日は、 久々に風呂に浸かった。 腹筋を眺めると、 若返っていた様だ。 それもそのはず、 お粥しか口にして居ない。 大好きな野菜も食べて居ない、 好まない肉類なんて無くて良い。 この数日で、 無駄死にしていく、 食肉用の家畜の数を減らした。 そう思えば良い

          深呼吸

          溜まっていた物に気が付いた、 両手を伸ばして深呼吸。 スーッと体から抜けてゆく、 まるで生き返った様だった。 今までの自分は嘘の様、 何かに取り憑かれていたのかも? 誰のせいでも無いけれど、 自分の頭が溜めていた物だった。 考え過ぎて居たのかな? 余計な事が溢れた現代だからな。 百年前の映像を見た事を思い出す、 戦前戦中の頃のもの。 今よりずっと何も無い時代、 何も無いのに皆笑顔だった。 不自由な暮らしでないの? 他には何も要らない様な笑顔。 たぶん、と思った