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壊れたら……



人間は、
時折壊れた玩具の様に、
今日もどこかがイカれている。

誰のせいでもないのに、
自負出来ない玩具は、
他の真っ当な生き物たちに、
当たり散らす。

ある種、
ダメな生きる標本として、
他の動物たちが警戒する。

極限を知らない壊れた玩具は、
互いに壊し合う歴史がある。

それも繰り返しそうしてきた、
ダメな玩具たち。

人間とはそんな物だ、
人間界とは、
実にくだらない。

極限を目の当たりにした頃、
自然界が幸せになる時だろう。

その時の人間たちは、
この世には居無い。

だからもう、
これからは、
要らない玩具なのだ。

壊れたら捨てれば良い、
ダメな玩具なのだから……


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