教育も変わって来ましたね

コロナの影響で対面講義が全く出来ない年が数年続きましたね。その代わりにオンライン配信講義などが主流となりました。しかし、2023年度からは対面講義が主となり、教室に賑やかさが戻って来ました。ほとんどの科目ではオンラインやオンデマンドは廃止され、全て対面講義が基本となりました。オンライン配信講義に慣れて来た学生からは、対面講義との並行が望まれています。私の持っている科目では、ほとんどがオンラインと対面の両方を実施しております。たとえオンライン配信講義を見ている学生が0であっても、続けています。それは何故か？まあ、我々もそうでしたが、教室で受けた講義時間内でどうも理解し難い場合に、再度講義の内容をオンデマンド配信で確認したりするために、受講生に限って見ることが出来るようにしています。便利なものは使わないと勿体無いですからね。それで、すこしでも諦める事なく、単位取得してくれれば良いのではないかと思います。例えば対面講義になかなか出られない事情がある場合でも、コロナ以前なら多少配慮したところでなかなかフォローは難しかったんですが、オンライン、オンデマンド、対面いずれかで講義を受けておれば、教員の判断で、単位認定も可能になります。欠席すなわち学習していない。という状況から少し緩やかな判断が可能なのですね。まあー、やらない学生はそれでもやらない、そう言ってしまえばそうなんですけどね。なかなか難しい問題であります。でも、便利なツールが一気に普及した事は、とても喜ばしいことと思うのです。使うか使わないかはそれぞれですが、我々には頼もしい武器が手に入ったと思います。それは今話題のchatGPTもそうでしょうね。有能な秘書を雇ったと考えればかなり便利です。関わり方さえ間違わなければ素晴らしい能力を持ったツールです。レポート作りに活用しても構わないと思いますよ。個人的には。そもそも試験にしてもレポートにしても、それは誰のための勉強なのでしょうか？と言う本当に原則的な考え方をしておるならば、必要に応じて上手く利用してくれるでしょう。まあー我々の時代はカンニングやらなんやら。今は人工知能に全部やらせる。それも自分の人生ですから、それはそれで良いでしょう（あまり感心はしませんが）。ただ、便利になった各種のツールは、賢く利用する人には最高のパフォーマンスを発揮してくれます。私はそんな人たちのために、最大限使えるものは使いたいと思うのであります。あくまでも私論でありますが。良い物はみんなで便利に使えば良い。そう思います。すみません、かなりお硬い話になりました。次回からは大学などで起きた面白エピソードをお伝えできると思います。よろしくお願い申し上げます。