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アバターでバーチャル卒業式ってどんなもの?実際にやってみました。

皆様こんにちは。VRC note編集長の八重樫です。

もう4月なので入学式、入社式などのメモリアルの話題が目白押しですが、少し前の3月、バーチャル上での卒業式開催のお手伝いをさせていただいたので、その話を少しできたらと思います。

プレスリリースはこちら↓↓

北海道科学大学の2020年度学位記授与式については、式典開催もされましたが、学位記は郵送、感染症対策のため式典も素早く終わらせるために、学位記の授与なども代表者のみだったそうです。

しかし、何かメモリアルなことができないかと、北海道科学大学では学生を中心に企画をしており、VRCとしても何か協力がしたい!とアプリ開発と3Dスキャナーの提供をさせていただきました。

学生さんが作成したバーチャル卒業式の紹介動画はこちらです。
学生さんの思いが詰まっていて見るとうるっときます。

北海道までスキャナーを送り、大学内に設置していただき、先生や学生さんに撮影していただきました。そのほか、大学に撮影に来られない方についてはアプリ上で顔写真1枚からアバターを生成することも可能となっていました。


今回VRCで提供したのは、アプリ上で友達のアバターと集合写真が撮れる機能と、学長や学科長から卒業証書を授与される動画生成機能の2点です。

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もともと、AvarUという自社アプリはあったのですが、友達のアバターを招待する機能はなかったので今回新たに開発をしました。

開発中にはアバターの表示位置がおかしかったり、浮いているように見えたりといろいろ苦労もあったのですが、2週間程度の最速スピードで開発を実施!

また、学位記授与の動画もどうアバターを動かせばいいかなど試行錯誤して完成しました。自分の名前が学位記に入る仕様になっているのもいいなと思います。

体験した学生さんからは、面白い!とか、友達や両親に共有したい!という声がありました。

リアルではなかなか集まってマスクなしで写真撮影するのは難しいですが、アバターならばそれもできるし、また、先生のアバターも選んで撮影もできる仕様だったので、現実では難しいこともバーチャル上だからこそできるものになりました。

また、アプリ上でアバターへの着せ替えができるようになっており、今回卒業式ということで、特別に着せ替え用の袴を選べるようにしました

この袴は袴専門店9NINEの協力をもらい、VRCのエンジニアが実際の袴を写真から3Dモデリングをすることで実現しました。

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どの袴もかわいいですよね! お花の刺繍なども綺麗に再現されています。
さっそく私も自分のアバターに着せてみました。(卒業生ではないけど…)

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今後も新型コロナウイルスの影響で、リアルに開催できない学校行事も増えそうですが、3Dアバターを活用してバーチャル上でできるイベントも増えていくかもしれません。

VRCでは、学校行事のDX化も引き続き応援していきたいと思います!
気になるという方がいらっしゃればぜひコメントなどお待ちしております。

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