地方のヴィジュアル系バンド2022【北陸・甲信越編】
東京や大阪、名古屋といった日本の主要都市から離れ、所謂"地方"を拠点に活動しているヴィジュアル系バンド。
地元の活性化のため、ひいてはヴィジュアルシーン全体の活性化のため、必要不可欠な"地元バンド"という存在を、インターネットの普及により遠方の情報も容易に手に入れることができるようになった今、是非追いかけていただきたくここにご紹介します。
第3弾は新潟、長野、金沢、石川、福井といった北陸・甲信越です。個人的にも熱いバンドが集まっています。
【ARMADEA】
Vo.一稀-カズキ-
Gt.HIROYA-ヒロヤ-
Gt.YAMATO-ヤマト-
Ba.一磨-カズマ-
Dr.LyieK.―リィク
https://www.armadea.info
2021年夏に始動したばかりの、北陸のヴィジュアル系としては最も新星と呼べるARMADEA。
Dr.のLyieK.氏は以前にCLACK inc.のメンバーとして大阪にて活動していたこともあり、その際のノウハウを生かし金沢にてメキメキと頭角を表しつつある。
2022年4月には1st ミニアルバム「Source of Malicious Intent」がリリースされたばかり(サブスクでも解禁中)。壮大な広がりを見せるドラマティックさと攻撃的な表情を交互に見せるパワフルな音は正に”ヴィジュアル系”の王道。
【HOLLOW SHADE】
Vo.双
Gt.嘉紀
Ba.航平
http://hollowshade.com
新潟を拠点とするバンドで、前身バンドでの活動を経て2017年に結成。
昨今のヴィジュアルシーンにて圧巻しているメタルコアサウンド+Vo.双氏の艶やかな歌声から繰り出される美しいメロディーの対比を武器に、新潟だけでなく東京での活動も活発に行なっている彼ら。更にはその音楽性から海外からの注目も集めている。
昨年にはStarwave Recordsに所属し、更なる全国展開を狙う段階に入っている。
【スィミー】
Vo.なおた
Gt.とめたろう
Ba.たくま
Dr.けぇ
https://twitter.com/swimmy_kikyo
2000年代後半~2010年代にかけ、金沢を中心に活動していたスィミー。
哀愁漂うレトロサウンドを時に激しく、時に鬱々しく、時にしっとりと聴かせてくれたバンドだったが2014年に解散。
…が、2021年、10年前のオリジナルメンバー4人が再び集結。彼らの提唱する哀愁浪漫歌謡をあますことなく詰め込んだミニアルバム「帰響」は全国にて大きく話題を呼んだ。
2022年、満を持して新しい装いが公開、夏にはライブも決定と、今年以降の動向に非常に注目しておきたいバンド。
【MAD Night】
Vo.REV
Gt.奇羅
Ba.Yukito
Dr.有騎
https://twitter.com/madnight666
長野を拠点とするバンド。
2000年~2010年代のコテ系のテイストを踏襲するヘヴィさを持つバンドで、あまり昨今のヴィジュアル系ではみられなくなったヤンキー文化の延長線上にもあるようなステージを見ることができる。
現在は1stシングル「鬼華」が発売中。東京でのライブも定期的に行なっているので、Vo.REV氏に代表される気が狂ったような攻撃的なステージは是非一度生で体感してみて頂きたい。
いかがでしたでしょうか。
もしここに掲載したバンド以外にも北陸・甲信越拠点のヴィジュアル系(とそれに近しいバンド)をご存知でしたら是非ともお寄せください。
次回は西へ向かいます。
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