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長野県信濃町、 コロナによる訪日客激減も、ニューノーマル時代の新たな4ターゲット策定により施策の軸を確定!

概要

年間観光客100万人の長野県信濃町、コロナによる訪日客激減も、ニューノーマル時代の新たな4ターゲット策定により施策の軸を確定!

【課題】訪日旅行者は激減。アフターコロナの準備として、どのようなターゲットにどのように訴求していくか、今後の方針が曖昧であった
【対策】Vponによるアンケート調査により、ニューノーマル時代の台湾人ペルソナを策定
【成果】4種類のペルソナが浮き彫りになり、かつ同地域の観光地である野尻湖の潜在ニーズが明らかとなり、そこから施策の軸が明確に。

● クライアント:信州しなの町観光協会

年間観光入込客数100万人の長野県信濃町は新潟県との県境に位置しており以下の大きく4つのエリアに分かれています。野尻湖ではナウマンゾウの化石でも有名です。(1野尻湖エリア、2黒姫高原エリア、3:柏原・富士里エリア、4:タングラム班尾エリア)

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● 背景

長野県信濃町のコロナ前の2018年の外国人宿泊者数は、約1万500人であり、国別で見ると約半数が台湾からの旅行客となっています。

長野県全体でみると、同年外国人宿泊者数が120万人となり前年比18%以上の増加となっていました。県全体でも1位は台湾で30万人となっており、観光地としてのポテンシャルが高い地域になっています。

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● 課題

台湾は早い段階でアフターコロナに突入しており、今後の誘客に向けてニーズの変化を掴んでおく必要があった。

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● 観光地ニーズ調査


<野尻湖>
長野県北部に位置し、国立公園にも指定される野尻湖は、入り組んだ形が美しい大きな湖です。遊覧船でしか訪れることができない湖上の「宇賀神社」はパワースポットして有名。夏は別荘地しても賑わうほか、カヤックなどのレイクスポーツが盛ん。

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<比較対象としてのベトナム ハロン湾>
ボートなどのアクティビティが楽しめ、1994年には世界自然遺産に登録された大小2,000ほどの奇岩群で有名なベトナム屈指の観光スポット。ハロン湾クルーズで美味しいシーフードランチを食べることができます。

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比較結果:野尻湖にはアクティビティやSNS映えよりもストレス解消や景色に期待値が高い

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また、野尻湖への訪問理由として自然や景色によるストレス解消目的が高い

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● アンケートリサーチによるペルソナ策定

「20歳の旅行に憧れる新社会人」「平均的ファミリー」「ゆったり旅行の富裕層シニア」「運動好きな訪日リピーター」の4つのペルソナを抽出

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● 成果

1 野尻湖(長野県信濃町)への観光ニーズの把握
2 ニューノーマル時代の台湾人旅行者の4種類のペルソナ抽出

今後、次年度制作する公式ウェブサイト/観光パンフレット/動画コンテンツ/ファムトリップなど誘客施策の全体の軸へ活用

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