AIが加速する今、アンドロイドと暮らす未来はすぐそこに。【DETROIT #1】
2018年。DETROIT: become human の登場により、ゲーム業界に激震が走りました。
奥深いストーリーと美麗なグラフィックに魅せられて、その世界にのめり込んだプレイヤーたち。
プレイ当時は「こんな未来まだまだ先の話だろ」と思っていたあなたも、昨今のAI市場の目覚ましい進化を受けて「いや待てよ。あながちマジでアンドロイドと共生する社会が来るんじゃね……?」と思われたのではないでしょうか?
無論、私もそのひとり。
2023年の今だからこそ感じることができるものもあるのではないかと思い、プレイレポを残すとともにレンズ越しにその世界を楽しんでいきます。
トップメニュー
金髪の女の人、ダメなんですよね~。
好きすぎて。
ゲームを起動するたびにこのクロエに出会えるなんて、それだけでアドなんじゃないかと。
今回、有志によるMODを導入して撮影を楽しんでいるのですが、基本的にどこにでもカメラを移動させることができます。
後ろに回り込んで知りましたが、クロエってえらいスゴイ服を着てたんですね。
このゲーム、アンドロイドにも意図的に人間らしい特徴付けがされているのが印象的です。
アンドロイドにホクロや痣なんて必要ないはずなのに。それが実装されている。
人間との共生というより、なんなら「溶け込み」という表現の方がぴったりくるんじゃないか。そんなことを考えながらメニュー画面だけで20分くらい遊んでました。
チャプター1
エレベーター~玄関
後ろ姿でこんにちはコナー。
これから長い付き合いになると思う。よろしくね。
本ゲームは、マンションでアンドロイドが暴走し家族を人質にとった事件を解決する場面から始まります。
コナーはそのための交渉人。
というか、このマンションって70階もあるんですか。高すぎ。
玄関スペースには家族の様子を表すモノがいろいろ。
この家族写真、アンドロイドは写ってないんですね。購入前かな?
何気ない写真なのかもしれませんが……う~ん、考えちゃいますね。
水槽には銃痕が。
さて、ここでこのゲーム最初の分岐点。
廊下に投げ出されている魚を水槽に戻してあげるか、放置するか。
「私自身だったら戻すかな」と考え、戻してあげることを選びました。
このゲームあれですよね。
「自分だったらどうするか」という選択軸と「このキャラクターだったらどうするか」という選択軸とが常にせめぎ合う。
コナー自身だったら救わないという選択をしたのかもしれません。交渉に必要な能力は備えているけど、魚を救うことはプログラミングされていないかもしれませんから。
ただ、私は今回「私自身だったら」という軸で選択したので、コナーに関してはこのスタイルで選択を続けていこうかなと思います。
(選択には時間制限が設けられる場合等もあり、焦ってしまい不本意な選択をしてしまうこともあるかもですが)
(いや、でも、それはそれである意味「正常な選択」なのかも。「私が焦った時の選択」ということなので)
コナーがそのスタイルなので、他の主人公たちは違う軸で進めたりするのも楽しそうです。
リビング・寝室・キッチン・バスルーム
リビングに入ると、そこではすでに警察が厳戒態勢。
2038年は銃もハイテクです。照準器がとてもオシャレ。ホーミング機能とかついてそう。
普段は静かで落ち着いた寝室なんだと思いますが、なかなかに物騒な雰囲気です。
キッチンやリビングには家の様子を表すモノが。
70階に住むだけあって、やはり富裕層であることが伺えます。
壁に掛けられているアートの右下。銃痕と血痕が痛々しい。
こちらはバスルーム。
通常のプレイでは侵入できない場所なのかな?
MODカメラならではのショットかと思い掲載。
この時代のダブレットは透明で向こう側が透けて見えるんですね。
でも、ロックアイコンの概念が今風なのが面白い。
リビングに落ちていた拳銃。
私は「拾わない」という選択をしました。
子供部屋
時系列は逆になりますが、実は
子供部屋→リビング
という順番で見て回りました。
自分では子供部屋のタスクをすべて終わらせたつもりだったのですが、リビングを捜査している時に未完だったことに気づきます。
「あとで戻ってまた見ればいいか」と考えていましたが、捜査時間に制限があるんですね。警察の隊長に「さっさと犯人と交渉しに行け」と言われてしまい、強制的にベランダへ。
なので子供部屋の写真は少なめ。
事件当時この部屋にいた娘は、ヘッドホンで音楽を聞いていたためリビングでの発砲に気づかなかった模様。
コナーってこうやって音楽を聞いただけで、何の曲かすぐに分かったりするんでしょうか。
だとしたら地味に便利スキルですよね。
デスクはものすごくハイテクなんだけど、まだ紙の本も生きている。
ベランダ
ついに犯人と対峙です。
娘を腕にかかえているので、「二人でマンションから落ちる」という未来だけは絶対に避けたいところ。
警戒させないように友好的に語りかけながら近づきましたが、肩口を撃たれてしまいました。
おぉ。こっち側から見ると犯人サイドが主人公のゲームっぽい。
コナーって一挙手一投足が結構かっこいいですよね。
運動神経が良い人みたいな感じ。動作のひとつひとつがスマート。
最終的な結末は「娘が助かり、犯人が死亡(アンドロイド表現的には停止?)」でした。
夜に映える街デトロイト。
私たちの物語が始まります。
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