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影は左下に入れる ― グラレコ楽描術

 影は左下に入れる。それにはいくつかの理由があるのです。

のっぺりした絵になってしまっている

 グラフィックレコーディング、グラレコ。絵をかいてみたものの何かパットしない。そんな風に思っていませんか。

影を左下にいれる

 影を左下にいれる。これをオススメしています。

影は左下にいれる

 影を左下にいれる理由。いくつかあります。

紙の上に浮き出てくる(立体感)

 絵の立体感を出すことで文字との分離性をあがります。
 グラレコでは絵と文字をたくさんかきます。この時に影があると絵が浮き上がって見えます。これにより文字と絵が分離。大変見やすくなります。

右利きがかきやすい(効率化)

 右利きの人がかきやすく効率が上がります。
 左下に影をいれる。その場合左下に向かった膨らんだ「」をかくことになります。これは右利きの人にかきやすいのです。
 イラストレーションをする場合。紙の向きは自由に変えられます。つまりどのような筆運び―ストロークでも紙を回すことでかきやすくすることが可能です。
 一方のグラレコ。紙を自由に回すことができない場合がほとんどです。デジタルでかいていてもそんな余裕があれば文字や絵をもっとかいた方がよいです。

影は黄色などの淡い色を使う(経済性)

 淡色、特に黄色で影をかくことは経済性が上がります。
 影を塗る際の色。それは多色セットのマーカーペンを購入した場合、利用頻度が低い色を使うのが良いです。

楽に楽しくかくから楽描人

 楽に楽しくかくから楽描人。みなさんがライブドローイングする時に役立つことを今後もお伝えしていきます。

楽描きが世に浸透するための研究のための原資として大切に使います。皆様からの応援をお待ち申し上げます。