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プロジェクトを成功させるリーダーが必ずやっていること ― プロジェクトマネジメント図解

 システムインテグレーターとしていくつも携わってきました。その中で得たものはリーダーの資質です。

プロジェクトの多くが失敗する

 様々な説があります。プロジェクトの成功率は30%という話もあります。
 予算内に収める。品質が当初の予定どおりに出ている。この2つが実現されているものは多くありません。
 ウェルビーイングの観点で言えば、プロジェクトに携わっている人、実際にそれを使っている人。関係者のウェルビーイングが保たれているものとなるとほとんどないのではないでしょうか。

成功するプロジェクトの鍵はリーダーの資質

 成功するプロジェクトに必須な要素はなんでしょうか。私はそれをリーダーの資質だと考えています。
 そこには4つの能力が必要だと考えています。

プロジェクトを成功させるリーダーが必ずやっていること

ゴールが見えている

 ゴールが見えている。プロジェクトの開始当初から臨場感があるゴールを体験している。まず必要になるのがこれです。
 「3人のレンガ職人」という話があります。命令でレンガを積んでいる。壁を作っている。後世に残る大聖堂を作っている。チームでこれから何をするのか。それを具体的にイメージできているかどうかが重要なことがわかります。

ゴールから逆算して重要なポイントを発見できる

 ゴールに辿り着くための道程を明らかにします。そのために行うのは逆算。いくつかの工程に区切っていきます。途中途中のチェックポイントを明確にしていきます。プロジェクトマネジメントではマイルストーン(道標)と言いますね。

メンバーの強みと弱みを把握し最適配置ができる

 実際にプロジェクトを進行しはじめたら必要なこと。チーム分けです。そしてそのチームのアウトプットが最大になるような組み合わせを作っていくことです。
 チームには偏りなく多様な人をいれていきます。そのチームのやることを考慮して配置します。大事なのは、抵抗勢力的であろう人もいれておくことです。偏りがあると検討に深みがなくなります。その場合、結果が不十分になる場合があります。いろいろな方面からみても問題がない。そういう状況をつくりだす。これが大事です。

メンバーの自主性を引き出し任せる

 メンバー自身に決めさせる。やり方には口を出さずに任せる。これが大事です。

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