見出し画像

無自覚(無意識)を活用するには「心の社会」を理解する

 グラフィックレコーディング、グラレコ。無自覚(無意識)の活用が必須です。ではどうするのか。

無自覚(無意識)でかくことは難しい

 無自覚、無意識でかくことは難しい。そう思っていませんか。
 確かに、すぐに体得することは難しいと思います。しかし、原理やコツさえつかめばそんなに難しいことではありません。

脳の能力を再活用(リサイクル)する

 すでに持っている能力。これを別のことに転用できるということを意識します。
 私達の脳は進化で新しい能力を獲得していきます。一方、解剖学的に進化をみていくと新しい能力をする部位が追加されているように発達しています。
 もともと持っている能力を組み合わせる/ある条件のときには抑制する。進化で付け加えられた部位がやっていることはそのような内容の様です。

「心の社会」を理解する

 AIの父と呼ばれる人がいます。マービン・ミンスキー氏です。彼の著書「心の社会」。AIを理解する上でよく参照されるものです。

マーヴィン・ミンスキー著「心の社会」
心の社会

 「心の社会」では前項の内容を「エージェント」とエージェントたちが組織的に連携する。これが知能を構成する要素であると言います。
 すでに持っている能力。それを別のものに活用する。なにかに熟達するとは全く新しいことを覚えることではありません。すでに持っている能力を別の能力に転用することなのです。

一緒にグラレコを学びましょう

 今回紹介した内容。これも私が開催しているグラレコ講座に活かされています。一緒に学んでいきましょう。

楽描きが世に浸透するための研究のための原資として大切に使います。皆様からの応援をお待ち申し上げます。