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中国の古典

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記事一覧

謂学不暇者、雖暇亦不能学矣。(淮南子)

学ぶに暇あらずと謂う者は、暇ありと雖も亦学ぶ能わず。

常持四字、勤謹和緩(小学)

常に四字を持す
勤、謹、和、緩

信信信也、疑疑亦信也。(荀子)

信を信ずるは信也、疑を疑うも亦信也。
信也は真也の方があってないかな?
信信真也、疑疑亦真也。みたいな。

転禍而為福、因敗而成功。(戦国策)

禍を転じて福と為し、敗に因りて功を成す。

人有徳慧術知者、恒存乎疢疾。(孟子)

人の徳慧術知あるは、恒に疢疾に存す。

一陽来復(易経、地雷復)

その道を反復し、七日にして来復す。

驥一日而千里、駑馬十駕則亦及之。(荀子)

驥は一日にして千里なるも、駑馬も十駕すればまた之に及ぶ。

君子素其位而行、不願乎其外。(中庸)

君子はその位に素して行い、その外を願わず。

衰颯的景象、就在盛満中。
発生的機緘、即在零落内。(菜根譚)

衰颯の景象は就ち盛満の中に在り。
発生の機緘は即ち零落の内に在り。

十目所視、十指所指、其厳乎。(大学)

十目の視る所、十指の指す所、それ厳なるかな。

憧憧往来、朋従爾思。(易経、沢山咸)

憧憧として往来すれば、朋 爾の思いに従う。

好学近乎知、
力行近乎仁、
知恥近乎勇。(中庸)

学を好むは知に近く、
力めて行うは仁に近く、
恥を知るは勇に近し。

博学之、
審問之、
慎思之、
明弁之、
篤行之。(中庸)

博くこれを学び、
審らかにこれを問い、
慎んでこれを思い、
明らかにこれを弁じ、
篤くこれを行う。

安其身而后動、
易其心而后語、
定其交而后求。(易経、繋辞下伝)

其の身を安んじて而して後に動き、
其の心を易めて而して後に語り、
其の交を定めて而して後に求む。