「推しが武道館いってくれたら死ぬ」1話を泣きながら観た

まず原作を履修してない時点でオタクとしてダメだと思うんですけど…追々読みます…


「だから私は推しました」(途中でみるのやめちゃったけど)みたいな、オタクになっていく過程の話だと思ったら全然違った。TOの方の話だった…
総じて現場の雰囲気がリアルでよかったです。ランダム商法はしんどい話とか、物販開始n時間前からの地獄整列とか、スタッフさんがやたら優しそうでかつオタクに認知をくれてるところもリアルだった。あと妙なイメージカラーを与えられちゃう子の話なのがいいですね。なんか、「白と紺」「金」「銀」「藍」みたいなのを身近で見てきたので…

個人的には、握手で変なこと言って「今日もうまいこと言えた…!」って心でガッツポーズしてるえりぴよさんを見て、なんだか懐かしくもなり恥ずかしくもなり…iPhoneのメモ帳に「握手ネタ」って思いついたことを記録してた頃がありましたからね…


あといいオタクがいっぱい出てきたのが最高。
「お金を出してこその接触」「舞菜は私がいなくても何とも思わないだろうけど、私の人生には舞菜の1分1秒が必要なんです」「私のものよりみんなのものになって全世界が舞菜の可愛さに気づいてほしい」…みたいな、名言のオンパレードで涙が止まらなかったですね…
チェキのことを「自分のために使ってくれた時間がモノとして残る」って表現もすごいよかった。確かにスマホ撮影の方が圧倒的に画質が良いし加工もできるから良いけど、実体として残ることの意義を改めて考えさせられた。原価は100円もしないチェキ1枚だけど、一緒に考えたポーズも書いてくれた日付とサインも話してくれたこともあの瞬間しかないし、ほんとは4000円なんかじゃ表せない価値があるんすわ……


自分が幸せになるためにオタクしてるんじゃなくて、アイドルが幸せな姿が自分の幸せに直結するからオタクをしてしまう的な。(まあそりゃ個レスがもらえたら嬉しいし対応が良いに越したことはないですけど…)え、オタクくんってめっちゃ献身的じゃ~ん。
非オタクはレジャーをする・美味しいものを食べる・身近な人と過ごす、みたいなことで幸せを感じると思うんですけど、オタクの場合それが単純に「推し活にお金を使う」ことってだけの話なんですよ。最近、自分の原動力が圧倒的に他人に依拠してることにようやく気付きました。わたしは自分がドルオタであることを別に誇りとは思ってないしまあやめられるならやめたいわ~くらいには思ってるんですけど、生きる原動力があるだけたぶん良くて、それはそれでわたしのアイデンティティとしてやっていくしかないよなと思っています。


自分の話として、次の目標が武道館ワンマンとメンバーがはっきり提示してくれたので、現状がまさに「武道館いってくれたら死ぬ」になってしまいました。
これまでは、アイドルは芸能界で活躍するための通過点として存在していると思っていました。48G・坂道・ハロ辺りはそういうルートが明確で、女優やモデル、声優なんかになるための基盤づくりでやっている色が強いです。だけどそうじゃないところもあるんだなあと最近わかって。というのも、推しメンが暮れに「これからもこのグループにいたいし、もしグループが終わる時が来たらこの世界から身を引こうと思いました」みたいなことを明言しました。つまり、こうやって「演者と観客」という関係性で彼女を応援できるのは本当に今だけなんだ、と、気づいてしまったんですね…

そう思うとやっぱりアイドルとしての彼女を追える1分1秒が尊いと改めて思うわけで。えりぴよさんみたいに時間もお金も全部推しメンにつぎ込む!!!みたいな熱量はさすがに出せないのですが、できるだけ長く、叶うなら最後まで見届けたいなと思いました。全通しなくても満足できるのが前にいた現場の頃から考えるとほんとに不思議なんですけど、それはまあ、今の現場の良さということで…


どこで誰がこれを見てるかわからないので宣伝をしておきます。
わたしの最推しである「虹のコンキスタドール」をよろしくお願いいたします。ちょうど今週放送回から「アニメ ヴァンガード」のエンディング「ぼくらのターン」を歌っています!

振付師・衣装デザイナー・舞台女優・ピアニスト・イラストレーター・JK・JK(概念)・オタ芸師・オタク(みんなオタク)、などなどありえんほど多彩な12人が集まっています!何より絶対にライブが楽しい

1/22にシングル3タイトル発売・5月にアルバム発売・夏から10都市ツアーがはじまります


推しが武道館いってくれたら死ぬ、かはわからないけど、少なくとも推しが武道館いくまでは死ねない…



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