生物学生向けのR講座

初めに

多くの大学生が春休みを迎えたこの時期に、ちょっとでもスキルアップしたいなと思う生物系の学生向けに、R言語の解説講座を開こうと思いこの講座を始めました。筆者は十分な知識を持ってないので至らない部分があったり、最適なコードを書けなかったりします。なので、この講座を読んで足りないなと思ったら、自身で調べることを推奨します。あくまでも初心者の最初の一歩を踏み出す用の講座です。よろしければ、お付き合い下さい。

Excelでも十分だが……

あまり意識していないかもしれませんが、実はExcelって有料ソフトなんです。PCは自作したほうが安くなる理由もここにあって、市販のPC にはWindows OSとOfficeが十中八九セットでついてきます。このofficeを入れないだけで1万円は節約できるわけです。
すこし脱線しましたが、Excelは有料ソフトな分、機能や使いやすさ(マウスでの制御のしやすさ)、グラフ作成も楽にできるのがメリットだと思います。就職するならまず間違いないくExcelを使える方がいいと思います。それでも、私がRを勧めるのはExcelに勝てるメリットがあるからです。

Rの利点

Rのメリットとしては以下のことが挙げられます。
・データの変形が容易
・グラフに情報が書き足せる
・どこが間違っているかわかりやすい
もっとあると思いますが、この3点のメリットをかんじてもらえれば、Rを使えたほうがいいなとおもえます。

データの変形が容易

Excelだとデータを変形するには元データを参照して、新しいセルに移さないといけません。その過程で元データが壊れる可能性もありよろしくはありません。しかし、Rではデータを一文字にすべて代入することができ、そのデータに四則演算などを作用させることができるので、見た目上とてもスマートで、元データが壊れることはありません。

グラフに情報が書き足せる

Excelでもできなくはないですが、ここはRの強みが出るところです。グラフの中に文字や補助線、近似曲線に標準誤差のバーなどが追加しやすいです。

どこが間違っているかわかりやすい

Excelはユーザーライクな側面が多い一方で、グラフ作成時のミスなどはめっちゃ見つけにくいです。一方Rでは自分で書いたコードにその間違いがあるので見つけやすいです。

これらのメリットは実際にRを使うことで実感していただけたらいいなと思います。

おわり

今回はRのメリットについて軽く触れました。もっと深くも書けますが、それをするとExcelとone driveの悪口が多くなると思うので抑えました。
次回はRとそのエディタのRStudioの導入とPCについての知識を説明しようと思います。ご拝読ありがとうございました。

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