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楽しい所に集まる習性

「遊びに行っても良い?」

昭和時代はまだ塾なんて小学生の中学年の頃は行ってない子がほとんど。部活も入れなかったし。公文やそろばん、習字、ピアノ、空手、水泳とかの習い事はあったな。

だからよく学校帰ったら習い事の時間まで遊びにいく。当時は共働きの家も少なかったから、お母さんがおやつ出してくれたりしてね。皆んなでファミコンのテレビの前を陣取って、ジャンプ読むやつがいたり、ミニ四駆作るやつがいたり、誰かの家は和気藹々に!子供らがジャックしていた。そんな誰かん家に溜まるなんて光景は今では考えられないが、日常茶飯事だった。

必然的に居心地の良い子の家、いや優しいお母さんの家に皆んな遊びにいく(笑)あと新しいおもちゃがある家とかね!

ウチは父親がファンキーだったから、ファミコン系のゲームはあんま許してもらえなかったが、目新しいおもちゃは沢山あった。あと当時はウチも一軒家だったし、まぁ広くて溜まるには最適だった。

小さなビリヤードやサッカーゲームもあったり、父親が三越の販促だったからディスプレイで使わなくなった物がおもちゃになったりしていた。

150cmぐらいのカボチャのビーチボールみたいのがあったりね。↑こんな様なモノ。
乗るだけで一苦労(笑)それでバランス取るゲームしたり、子供は遊びを考える天才だわ。それが面白くて遊んだ子が次の日に学校で話題にしていく。「昨日ハシルんちでカボチャのデカいヤツに乗って、落ちたら死ぬってゲームやってさぁ〜!」

「何それ〜!遊びに行っても良い?!」とまぁ急遽学級のほとんどの子が集結する事態になる訳で。流石に担任の先生から、母親に連絡が入ってた。「大勢押しかけたみたいで大丈夫でしたか?」的な(笑)母親は苦笑いだわね。

「お前んち行くわ!」

高校時代も同じ感じで、音楽をやってたから、音楽やってる奴らが誰かんちに溜まる。
ギターがあり、アンプが鳴らせ、親がうるさくない(これ一番大事)、CDを爆音でガンガン聴けて、ワンチャンそのまま泊まれる家。
それが“俺んち”だった(笑)

ハイスタのニューアルバムが出た日『ANGRY FIST』ね。忘れもしない。

幼馴染のヤンマーが予約して買って来たんだったな〜。早くCD聴きたくて!耳コピして、リフ弾きたくてね。こういう特別な日は大体
「お前んち行くわ!」でしたね(笑)
もう疑問形ですら無い。
そして大体泊まる。

ワクワクを欲してる

人は皆ワクワクしたいし、ワクワクする場所を求めているんですよ。それは本能!

70年代80年代ならディスコだし、90年代ならライブハウスだし、2000年代ならクラブだったし。時代や世代が違っても求めてる感覚は大体同じ。

男子は女子の話をする様になり、女子も「〇〇カッコいい」って話をお菓子のつまみに話してる。いつの時代もそう。

そして仕事をする様になり、仕事の忙しさに時間と体力を奪われ、あるヤツはそれが楽しく、あるヤツはそれが苦痛になり、楽しいってジャンルも無数にカテゴライズされて統一感なくなり、コミニティーが狭く狭くなっていく。

でも基本は変わらないのよ。
皆んな【ワクワクを求めてる!】子供の頃、高校時代と同じ。楽しい事がしたいの。

だが現実見たら、「楽しいって何?」「楽しいってどう楽しめば良いの?」
遊びの天才だった奴らが、クソつまんねぇ戯言を嘆く大人になっている。

もう分かってると思いますが。

楽しみたいヤツは、楽しい所に自分で行くのよ!

いつだってそうだったでしょ?
誰が楽しくもないヤツの家に溜まってた?
誰がやりたくもない事やる青春時代だった?
皆んな《楽しい所に集まる習性》なのよ!

だから大人になった今でも、楽しい所行けよって話。お金が、時間が、仕事が、家族が、全部言い訳!
これは解釈間違えちゃいけない所だから言うけど、遊びに行けって話じゃない。子供の頃や高校の時、自分で自分の場所を探した様に、今の自分が自分で居られる職場を!仕事を!探せって事。

楽しい仕事をしてるヤツの側に行け!
そこには楽しいヤツらが溜まってるから。
仕事ってこんなワクワク!楽しいの?!って思うから。

楽しい所に集まる習性を活かして仕事をしてみなよ。絶対人生変わる!
俺は凄く今楽しいから!楽しみたい人間がドンドン寄って来る!(これは本当驚いてる(笑)ドンドン人が寄ってくる)

アナタがそれを望むなら!
一緒に楽しい仕事をする仲間を探しな。
そんな場所は絶対あるよ。

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