見出し画像

【アメリカでの差別体験】嫌なことをされたとき、失礼な態度を取られたときにどう考えてどうするか【エイブラハム】

誰かに脅威を感じたとしても、その脅威は本物ではありません。皆さん本来のウェル・ビーイングの流れを止めることができるのは皆さんだけなのです。
誰かが攻撃的な、あるいは失礼な態度をとったら、その人は自分のヴォルテックスとの同調を必死に求めているのだということを、どうか思い出してください。あなたのせいではありません!
誰かに脅されたり不愉快な行動をされたりして嫌な気分になるなら、皆さんもヴォルテックスから離れた苦しみの連鎖に加わるだけです。

引き寄せの法則瞑想CDブック


さっきユニクロに行った。試着室に行くと黒人の店員が私を軽蔑するような目でまじまじと見て案内をしない。あーはいはいアジア人差別タイプね。でもここはユニクロよ?日本企業のために働いている君がその態度?

「2着試着してもいいですか?」と聞くと、黙って2のプレートを手渡される。んー・・・差別的な目で見られていると確信したくはない。それにここはアメリカ。いろんな人がいると私もこの10年で痛いほど学んだ。だから気にしなくていいかと思った。私もだいぶ成長したもんだ。・・・と思ったんだけれど。試着をしている最中から、他のお客さんには愛想よく対応している声が聞こえてくる。試着を終えてカウンターに2のプレートを返そうと「Thank you」と差し出したものの、あからさまに無視。怪訝そうな目つき。確信に変わる。最後に振り返ってみると、彼は少しびっくりしたのかやや身構えたように虚空を見つめて動かないようにしていた。

アメリカに来たての頃の気持ちを思い出した。やっぱりこの国が私は嫌いなんだ。私が内なる大いなるものとのつながりを忘れてしまったのは、この国に来たばかりの頃、立て続けに差別や理不尽な経験をしたからだということをハッキリと思い出す。

でも私は昨日エイブラハムの本を読んだばかり。HTLのYouTubeもたくさん見ている。こんなふうに嫌な出来事が起きたとき、どうするべきなのか?

今までの浅い引き寄せの知識のままだったら「こんな嫌な出来事も自分の内側の投影」というスタート地点から、自分の悪いところ探しに専念したと思う。

英語でちゃんと主張できない自分がだめなんだ、
アジア人のみすぼらしい感じが黒人から見たらムカつくんだろうか?、
もっと痩せて可愛くちゃんと化粧しなからこんな目に遭ったんだ、

これってもろにエゴキンマンの仕業じゃないか?

買おうと思っていた試着した服も即座に手放して、とにかく気分を変えようと店を出る(こんな思い出が染み付くセーターなんて絶対に買いたくない。可愛かったのに・・・)。

家に帰る途中、涙が出そうになる。

なんでこんな事が起こるの?

これも自分が引き寄せているの?

差別や戦争は、引き寄せでどうやって説明がつくのか?差別を受けている人や戦禍に巻き込まれている人(※ここでは解決できないけど、震災の被害を受けている人も)は、それがその人に原因があるということなのか?引き寄せの本のレビューやYouTubeのアンチコメントで見たことがある主張だ。そういうのを見るたびに、引き寄せの法則はやっぱり間違っている、完全ではない、という思いもあった。信じられない要因のひとつになっていた。


でも、ここがきっと流れを変えるポイント。そう、エイブラハムの言う「転換のプロセス」をまさに踏むところだ。そんなことをぐるぐる考えながら嫌な気分に飲み込まれる前に、家に帰ってきて検索をかける。そして見つけたのがこの引用。

誰かに脅威を感じたとしても、その脅威は本物ではありません。皆さん本来のウェル・ビーイングの流れを止めることができるのは皆さんだけなのです。
誰かが攻撃的な、あるいは失礼な態度をとったら、その人は自分のヴォルテックスとの同調を必死に求めているのだということを、どうか思い出してください。あなたのせいではありません!
誰かに脅されたり不愉快な行動をされたりして嫌な気分になるなら、皆さんもヴォルテックスから離れた苦しみの連鎖に加わるだけです。

引き寄せの法則瞑想CDブック

そうか。私の気分に責任があるのはたしかに私だ。でも、失礼な態度を取られたのは、私の内側の投影ではないんだ。その相手が、自分自身のヴォルテックスから離れているのだ。もしここで以前と同じように私が嫌な気分に飲み込まれ、例えば二度とこういう事が起きないように自分の中に原因を求め、嫌な気分を克服しようと行動しても、ほとんどなんの意味もない。そう考えたら、気分がホッとした。これが全てだ。

この10年、何度か差別的な経験をした。これって、こんな時代でも意外と、経験したことのある人にしか通じないものもあるというか、なかにはうまく言葉で説明できない経験もある。「ただの被害妄想じゃない?」と容易に言われてしまうような、絶妙に微妙な、でも確実に差別的な想いをエネルギーを受け取った経験。そういう経験が自分を陥れ、悩み、でも私には、「英語できちんとその場で主張することができるくらい英語力を伸ばす」というモチベーションにはなぜかどうしても繋がらないまま10年が過ぎた。日本人が内向的なのはわかっている。海外からたぶん舐められている部分があるだろうこともわかっている。でもだからって、主張できるようになる自分に憧れを感じなかった。たぶん、そんなネガティブなモチベーションから行動することが不毛すぎるとさすがに深いところでわかっていたから(だと思いたい)。でも引き寄せの浅い知識から考えれば、そんなの逃げているだけじゃないか?という頭の中のささやきがあった。自分に原因があるんだから、それを乗り越えろよ。そんなんでこの国が嫌いとか言って出ていくだけじゃ、どうせ日本に帰ってもまた似たような気持ちを感じる経験をするだけだぞ。日本は舐められたままだ、それでもいいのか?(と、突然日本全体を背負おうとする私。爆笑)

でもたぶんそのささやきはエゴキンマン。

そんなことしなくていい。私は自分が心地よくいられる思考を選びさえすればいい。やらなければいけないことなんて、一切ない。

この10年間、私は引き寄せやエイブラハムの法則を勘違いしていたと気がつけた。今日あったことも、ここに書くため、私の気付きが進むための、データとして、私が生み出したのだろう。ネタになってよかった笑。だから今になって、そもそも自分が大いなるものから外れていくきっかけとなった心をえぐるような経験を突然また見せてきたんだろう。さて、10年をひっくり返す準備が整った感じがするな。


※震災についてはまだ説明ができないところにいる。
この度の能登震災で被害を受けた皆様が心穏やかに生活できる日が少しでも早く戻ってきますように。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?