アドラー先生の教え

いつの間にかここまで来てしまった人へ(私も含まれる)

思えば悩んでばっかり。気がつけばため息ばかり。

なんでこんなことになったのかな。どこで間違えたのかな。

こんな親で子供は尊敬してくれるのかな。親を大事にできただろうか。

悩むことは人間の特権だとしても、とても辛いものです。

そんな時に読むと考え方が変わる本から3つの言葉を紹介します。

すべて自分が決めたこと
人生が困難なのではない。あなたが人生を困難にしているのだ。
人生は、きわめてシンプルである。

人生を辛くしているのは自分、わざわざ自分で辛く苦しいものにしているのだと

言ってます。アドラーの例えでは高さが1・5メートルの戸口を通り抜ける方法は

2つ。一つ目はまっすぐ歩く、二つ目は腰を曲げること。

まっすぐ歩けばぶつかるに決まっています。しかし気づかない人が多い。

自分でぶつかっておいて「辛い、痛い」と言っているわけです。答えはシンプル。

腰を曲げて通り抜けるだけです。


感情には隠された目的がある
カッときて自分を見失い怒鳴った、のではない。
相手を「支配」するために
「怒り」という感情を創り出して利用したのだ。

ついカッとなってやってしまった…。ニュースなんかでよく聞きますね。

頭に血が上りつい…。違うとアドラーはバッサリ切り捨てます。

ただ怒りに任せたわけではない。自分では気付いてないのかもしれないが、

相手を支配するための手段として怒りを利用しているのだ。とのこと。


叱ってはいけない、褒めてもいけない
叱られたり、褒められたりして育った人は、叱られたり、褒められたりしないと
行動をしなくなる。
そして、評価をしてくれない相手を敵だと思うようになるのだ。

褒められたら誰だって嬉しいですよね。だから褒めてくれる人の前では頑張って

褒められようとする。

よく叱ってくる人の前ではもう叱られたくないから良い子を演じる。

じゃ、その人がいない時は?褒めてもらえる要素がないのに行動するわけないし、

叱る人もいなければ良い子を演じる必要性もないですよね。

そして、褒めも叱りもしてくれない人に対して

「こんなに頑張っているのになぜ褒めてくれないのか!」となる。


まとめ

たった3つしか紹介できませんでしたが、いかがだったでしょうか。

少しでも心に響く部分があったら嬉しいです。もっと人生を楽しく、

人に優しく、家族を大事にして日々暮らしていきましょう。



読んでいただきありがとうございました。



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