カードランカーTRPGリプレイ 「商店街に迫る危機」前編

はじめに

本記事は2021/09/25に行われた「超次元カードバトルRPG カードランカー(著:平野累次/冒険企画局)」のセッションログを再編集したリプレイです。読みやすくするため、実際のセッションログを少しだけ脚色したり、発言順序を整理したりしています。

本記事は、「冒険支援株式会社」及が権利を有する「超次元カードバトルRPG カードランカー」の二次創作です。

後編はこちら

0.ハンドアウト&参加PC紹介

本シナリオに参加するPC4人には、予め以下のようなハンドアウトを配布し、キャラクターを作成してもらった。
ハンドアウトの内容を一部変更し、キャラクター設定の方に寄せたキャラクターもいるため、キャラクターと合わせて紹介していく。

◆PC1◆

◆概要◆
あなたは七分儀商店街にあるホビーショップ「ツチグモ屋」の常連カードランカーである。
商店街が買収されてしまえばこのホビーショップも失われ、法外な値段でカードを売り捌くような拝金主義店に置き換えられてしまう。

◆目的◆
商店街の買収を阻止すること

「僕、暁剣太! 僕と一緒に、バトルしようよ!」

剣太1

絵:氷雨

PC:暁 剣太(アカツキ ケンタ)
PL:氷雨

特技:剣士、軍神、獣、恐竜、巨人、雷

概要
七分儀市立 奏留(そうる)小学校に通う、明るく朗らかな小学5年生。
父親は彼が幼い頃旅に出ており、思い出は僅かしかない。

しかし、父から貰った唯一のカード【騎士王アーサー】の声を物心付いた頃から聞いており、伝説の騎士王の力を持つカードを相棒に日々ソウルカードに励む日々を送っている。

高い攻撃力とモンスターカード破壊を得意とする「赤」のデッキの使い手。
◆PC2◆

◆解説◆
あなたは何でも屋として活動している、フリーランスのカードランカーである。
あなたは七分儀商店街組合から依頼を受け、悪徳企業「ゴールドフィールドグループ」率いる「金田元 横瀬」の野望を阻止するため動いている。

◆目的◆
金田元の野望を阻止すること

「精霊というやつは、ランカーの期待に応えたくて仕方ないのさ」

画像2

絵:影山とらこさん

PC:メノス
PL:侘助

特技:魔術師、獣、運命、怪物、妖怪、邪神

概要
七分儀市を拠点に「何でも屋」を営む、フリーのカードランカー。
その正体は“冥界”と呼ばれる闇の領域を司る、強大なカードの精霊

かつて剣太の父に敗れ、アンティとして「彼の息子を見守る」役割を押し付けられてしまった過去を持つ。

冥界に属する怪物や魔術をテクニカルに操る「黒」のデッキの使い手。
◆PC3◆

◆解説◆
あなたは「金田元 横瀬」率いる悪徳企業「ゴールドフィールドグループ」に自分の尊厳を辱められた過去がある。あなたは金田元への復讐を望んでいる。

◆目的◆
金田元に復讐すること

「ランカーなら言葉ではなくカードで語れ。我が認めるかはそれで定める」

画像3

出典:ちびっこメーカー

PC:白群 美子(ビャクグン ミコ)
PL:シアン

概要
剣太と同じクラスに通う小学生……にして「カテゴリ:白群」の長として君臨するカードの精霊。

本来「カテゴリ:白群」は誇り高き獣の戦士達であったが、ある人物のマーケティング戦略により、ケモ耳美少女としてカードイラストを差し替えられてしまった。

自身の率いる「白群」に属する、パワフルな「緑」のデッキを操る。
◆PC4◆

◆解説◆
あなたはPC1のライバルを自認している。
PC1とソウルカードで決着を付けるためには、ホビーショップの「ツチグモ屋」に倒産されては困る。

◆目的◆
PC1に協力し、商店街の買収を阻止すること

「カードは遊びではない。カードとは決闘の手段であり……復讐だ」

画像4

絵:滑郎さん

PC:逆瀬川 誠司(サカセガワ セイジ)
PL:滑郎

概要
過去の因縁でダークランカーを狩り続ける青年。普段は市内の高校に通い、目立たないよう過ごしている。

ストイックな性格で弱肉強食の理念を謳っているが、実際に自分より弱い立間の人間に手を上げたことはない。

自身のLPを生贄にした苛烈な戦術を得意とする「黒」のカードの使い手。

アバンタイトル

GM:【07:30】

ソウルカード、それは人類の隣人。
ソウルカード、それは熱き決闘者達の戦いの歴史。
ソウルカード、それは我々の明日を照らす、希望の光。

古来より人類の傍に存在してきた、不可思議な力が秘められたカードを操り戦う者達を人は「カードランカー」と呼んだ!
誇りと知略、野望と情熱が激突するバトルフィールドで今、キミだけの切り札が目を覚ます!

超次元カードバトルRPG「カードランカー」 ここに開幕!
ランカーバトル、ショウダウン!

1-1.導入フェイズ:暁剣太

GM:それでは、PC1から順に導入フェイズを進めていきましょうか!
GM:舞台は商店街の外れにあるホビーショップ「ツチグモ屋」だ

GM:◆描写◆
七分儀市の駅前商店街、その外れ。
ホビーショップ「ツチグモ屋」は暁剣太をはじめとする小学生ランカー達の憩いの場所だ。
戯画化された蜘蛛のイラストがゲーム機やおもちゃを抱えている看板こそ不評であるものの、比較的安い値段で幅広いカードを取り揃えているのが特徴であり、店主が虫系デッキを執拗に勧めてくることを除けば初心者にも取っ付きやすい。

GM:◆描写◆
暁 剣太がいつものように学校帰りに「ツチグモ屋」に立ち寄ると、店内は珍しく閑散としていた。
店主の「翅川 蛾(ハネカワ ヒヒル)」が苦々しい顔でお茶を啜っている。

210502 翅川0

◆NPC解説◆
翅川 蛾(ハネカワ ヒヒル)

概要
PC達の住む街の商店街の外れにあるホビーショップ「ツチグモ屋」の店主。
慇懃な姿勢で執拗に虫系デッキを勧めてくる傾向にあるが、常連が頼めばどんなマイナーカードでも仕入れてくれる一面もある。

翅川 蛾:「おぉ、暁殿。いつもご贔屓にですぞ」*眉間に皺を寄せながら
暁 剣太:「うん!えっと……翅川さん、何かあったの?」
暁 剣太:「なんだか人、少なく見えるけど……」
暁 剣太*いつもはこんな感じじゃないんだけど……と不思議そうに

翅川 蛾:「実は……」*店の壁に貼ってある貼り紙を指差す
暁 剣太:「?」

GM:*「七分儀市駅前商店街再開発計画! GFグループの力で、毎日のお買い物を楽しく! お得に!」と書かれたポップ体が踊っている

暁 剣太:「GFグループ……?」
翅川 蛾:「GF(ゴールドフィールド)グループ……道路や商業施設など含めた、いわゆる都市開発系の大企業ですぞ」

翅川 蛾:「実は今、この商店街一帯を対象に再開発の計画が持ち上がっているのです」
暁 剣太:「再開発? それなら賑やかになっていい事じゃないの?」
翅川 蛾:「とんでもありませんぞ! このグループの再開発というのは、それまでそこにいた商店や業者を追い出し、自分たちの息のかかった団体だけで独占する非道なものなのです!」

暁 剣太:「えぇーっ!?」
翅川 蛾:「従わない店にはカードを使った嫌がらせにまで出る始末!」
暁 剣太:「何でそんなことを……! 僕、カードをそんな事に使うのなんてダメだと思う!」*ぼんやりと見えるアーサーもお怒りの様子

翅川 蛾:「無論、吾輩も抵抗したのですが……」
翅川 蛾:「完全に虫系デッキがメタられていて、敢え無くライブラリアウトしてしまいました……」*しゅん
暁 剣太:「そっか……翅川さん、虫系統のカードがほとんどだもんね」
翅川 蛾:「ふぐぅぅ……」

暁 剣太:「で、でも! 何とかすることってできないの? 僕……みんなと遊んだこのお店が無くなるのは嫌だよ!」
翅川 蛾:「GFグループの社長、金田元(カネダモト)の勢力を弾かない限り……この商店街に明日はないのです」*しょんぼり

暁 剣太:「じゃあ、皆と協力して、その金田元さん達を何とか出来たらいいのかな?」
暁 剣太:「みんなも、もっとここで遊びたいと思っているから……きっと、協力してくれると思うんだ!」

翅川 蛾:「あ、暁殿、なんと……」*ぶわっ
翅川 蛾:「吾輩も微力ながら力になりますぞ! 是非、よろしくお願いします!」*小学生に本気で頭を下げる年齢不詳男性の図

暁 剣太:「ほんと!?翅川さん……一緒に頑張ろうね!」
暁 剣太:「よーしっ、頑張るぞ~!
暁 剣太:といった所でえいえいおーとして〆ましょう!

1-2.導入フェイズ:メノス

GM:ではPC2、メノスさんの導入フェイズ
GM:時系列は暁さんがツチグモ屋に入った直後くらいにしましょうか
GM:既に商店街組合から依頼を受けたメノスさんが情報収集がてらぶらついている……という感じのシーンとします
メノス:は~い!

メノス:未だ微弱なカードの精霊が漂う古き良き七分儀商店街
メノス:中性的で今にも立ち消えそうな儚さを内包するような人物は一拍置き口を開く
メノス:「なるほど……つまりこの商店街はGFグループの強行な買収行為を受けている、と」
GM:*商店街組合の人々は寂しそうな顔で頷いた

メノス:「確かにニンゲンの価値基準でいうと合理的なマーケットの方が利便性に優れているのかもね」
メノス:「でも、この商店街はカードの精霊が多く根付いた大切な場所……”こちら”としても守る必要があるね」
メノス:「そうだろ? ……ヘルセポネ

画像6

絵:影山とらこさん

???:「……」
メノス:「うん、ひとまずはこの街のカードショップに向かうとしようか」

GM:「ツチグモ屋」に向かうと、ちょうど窓から「えいえいおー!」してる剣太くんが見えますね

メノス:「ふむ……」
メノス:「(そうか、この件に剣太君が絡んでいるのなら……)」
メノス:「(面白い事になりそうだ)」
メノス:不敵な笑みを浮かべシーン終了です

GM:OK~!

1-3. 導入フェイズ:美子

GM:それでは白群さんの導入フェイズを始めましょう!
GM:白群さんはツチグモ屋に行くような子……なのかな?

白群 美子:行くような子……ということにしました
白群 美子:きっと暁君とカードバトルしたい気分だったのでしょう!
GM:OK~!

GM:それでは、美子さんがツチグモ屋の扉を開けると暁くんとメノスさんが居ますね

暁 剣太:「あ……美子ちゃん!」*えいえいおーと振り上げた手のままぶんぶん
翅川 蛾:「珍しいお客様ですな?」

白群 美子:「客の顔を見て言うセリフが最初にそれか?」*翅川に
翅川 蛾:「だって貴方、大会で賞金巻き上げていく割に殆どウチでカード買わないではないですかー」*口を尖らせる
白群 美子:「白群シリーズの新しいカードが出たら贔屓にしてやる」
翅川 蛾:「仕入れを検討しておきますぞ」

白群 美子:「……まぁ心配するな、大会中でない事は分かっている」
翅川 蛾:「大会どころの騒ぎではありませんな。存続の危機ですぞ!」

翅川 蛾:「とはいえ、白群殿ほどの腕前があれば……暁殿がさっき言っていた「打倒GFグループ」もあながち夢ではないかも?」
白群 美子:「GFグループだと? ……あの金田元の会社か?」

メノス:「ふふっ、その話……ボクも乗ろうじゃないか」
メノス:*店のガラス窓に背を預ける

メノス:「やぁ、翅川くんに白群ちゃん……そして剣太クン」
翅川 蛾:「い、いつの間に入店を……!?」
暁 剣太:「いつから……でも、聞いてたんだね。ちょうどよかったよ!」
白群 美子:「……盗み聞きとは感心しないな」

白群 美子:「……知り合いか?暁」
暁 剣太:「うん!……何て言えばいいんだろう?」
暁 剣太:「時々僕の近くにいる人……?

翅川 蛾:「その情報だけ聞くとかなーり怪しいですが……?」
白群 美子:「ストーカーなら警察とか……」

メノス:「円卓はうまく使えるようになったかい? って失敬な」
メノス:「ボクは彼のプロモーターさ」
メノス:「まぁそんなことはどうでもいい。今はGFグループのことだろう」

メノス:*背後の女性のようなカードの精霊が美子ちの頬を軽くつねる

翅川 蛾:「むむむ……怪しいですが、常にカードの精霊を侍らせるその圧倒的オーラ!」*抓られながら
白群 美子:「……わかったから抓るのをやめろ。不敬だぞ」

白群 美子:「暁が言うならいいだろう。少なくとも……利害は一致しているらしいからな」

翅川 蛾:「(ううむ、やはり暁殿は不思議な方ですぞ)」
翅川 蛾:「(彼が「GFグループをなんとかする」と決意表明した途端、次々に実力者が現れるとは……)」

白群 美子:「……こほん」
白群 美子:「まあ、俺もそれには協力してやる。詳しい事情は知らんが、あいつらは気にくわないからな」

白群 美子:こんなところで〆ます!
GM:OK~!

1-4. 導入フェイズ:逆瀬川 誠司

GM:逆瀬川さんの導入フェイズは回想シーンとさせてください!
逆瀬川:いいよ!

GM:◆描写◆
ダークランカーハンターである逆瀬川は、悪徳企業「ゴールドフィールドグループ」の極秘オフィスへと潜入していた。
見張りの警備員達を難なくカードでなぎ倒し、向かう先は代表である「金田元 横瀬」のいるプライベートルームである。

逆瀬川 誠司:「金田元……横瀬だな?」

210620 幹部3

◆NPC解説◆
金田元 横瀬(カネダモト ヨコセ)

悪徳企業「ゴールドフィールドグループ」を率いる社長。
金儲けのためならどんな卑怯な手段でも使い、法の穴を突く。
その強欲さにふさわしい「金」のカードの使い手であり、更にダークカードすら使用する。

金田元 横瀬:*携帯電話片手に通話しながら高級そうな肉を食っている
金田元 横瀬:「おう、俺だ。HET社に強引に企画を曲げさせた「白群シリーズ」は好調に売れているようで何よりだ」

金田元 横瀬*誠司に「ちょっと待て」みたいなジェスチャー
逆瀬川 誠司:壁に寄りかかって腕を組んでいる

金田元 横瀬:「俺の傘下のデザイナーやイラストレーターならじゃんじゃん使っていい。「やりがい」ってのは便利な言葉だな! ガハハ! ……あとで掛け直す」*ピッ
逆瀬川 誠司:「もういいのか?」

金田元 横瀬:「……俺はフェイストゥフェイスを重んじる、昔気質の経営者でね」*ニヤついた笑みを浮かべる
逆瀬川 誠司:「”時代遅れ”ともいえるな」*挑発じみた溜息をしつつ
金田元 横瀬:「で、何の用だ? 小僧」*食事を口に運びながら

逆瀬川 誠司:「私は逆瀬川誠司」
逆瀬川 誠司:「ダークランカーを狩る者だ

金田元 横瀬:「……!」*食器を持つ手が止まる
金田元 横瀬:「そうか、貴様が近頃BC団の支部を潰して回っているという……」

逆瀬川 誠司:「今更気づいても遅い。既にお前の部下達は片づけてきた」
金田元 横瀬:「ふ、面白い……俺をそこらの貧乏雑魚共と同じと思ってもらっては困る」*ナプキンで口を拭い、懐からデッキを取り出す

逆瀬川 誠司:「金で勝てるなら誰だって最強だぜ、おっさん」
金田元 横瀬:「若いうちは粋がるのも良いが……「大人の戦い方」ってのを見せてやろう」*一枚のカードを引く……と同時に!

GM:施設に大音量の警報が鳴り響く! 同時に外からはパトカーのサイレンの音が近づいてきた!

逆瀬川 誠司:「なっ……カードで勝負をしないだと?!
逆瀬川 誠司:「ふざけるな! ダークランカーの端くれなら貴様も命を賭けろ!!」
金田元 横瀬:「自分の得意な分野で勝負する、経営の真髄だよ。ではな、不法侵入者君!」*突入してきた(汚職)警官達に紛れて姿を消す
逆瀬川 誠司:「チッ……!」

逆瀬川 誠司:窓を割り、あらかじめ用意していたグラップルガンで隣のビルに逃げました

GM:数ヶ月後……誠司は自身のダークランカーハンターとしての実績を知る警察機関の人間の協力を得て、ついに金田元を立件する筋立てを整えた。
あとは奴の持つダークカードを破壊し、カードで決着を付けるのみだ。

逆瀬川 誠司:「ダークランカーは法で裁けない……」*カードを並べチェックしている
逆瀬川 誠司:「ならば……”俺”が裁く」
逆瀬川 誠司:*カードを束にし、懐にしまう

GM:誠司が向かったのは七分儀市商店街。
GM:そこはGFグループが強引に再開発計画を進めている区画であり、奇しくも彼と彼のライバルのホームであった
GM:決戦の日は近い……

逆瀬川 誠司:「相変わらずこじんまりした商店街だな」
逆瀬川 誠司:「だが……」
逆瀬川 誠司:ーここには剣太がいる。
逆瀬川 誠司:「……久々に楽しめそうだ」

GM:それでは、いよいよ構築フェイズですね~!

2-1. 構築フェイズ:メノス

GM:構築フェイズ、最初に動くのは誰かな?
メノス:最初に動こうかな。GM、このシナリオのダークランカーは金田元でいいのかな?
GM:イエス! 先に金田元の欲望について公開しておきましょうか

◆ダークランカー・金田元 横瀬の欲望◆

欲望:収集
→欲望が解除されるまで、サイクル終了時に1枚モンスターカードを修得する

フラグA:難しさ1
→金田元の七分儀市オフィスの場所がわかる
フラグB:難しさ2
→金田元の欲望の解除方法がわかる

メノス:ふーむ、ここは調査判定かな
メノス:調査でお話しできる人がいると嬉しいな!

白群 美子:お、話します?
メノス:よし、行こう!
メノス:誠司くんとも合流したいな
暁 剣太:全員合流?
メノス:シーン数的にそういうシーン作りたい
白群 美子:顔合わせします?
逆瀬川 誠司:必要とあらば
メノス:みんな行くぞ~!

メノス:st
<BCDice:メノス>:
CardRanker : 場所表(3[3]) → 神秘/古代の施設や、神社・教会などの神秘的な場所。レジェンドカードが隠されているかもしれない。

GM:おぉ
メノス:それっぽい!
GM:商店街近くに有る神社……とか? 教会もあるのかも
白群 美子:俺神社に住んでるかもしれない、巫女だし
GM:たしかに

メノス:では美子ちゃんの神社に行こう
メノス:「うん、カードの力に満ちている。いきなりお邪魔して悪いね」
白群 美子:「……別に良い、お前の本拠地はこの町にはないようだからな」
メノス:「それは誤解だとも、私の世界は常にキミたちと隣り合っているものさ……みんな目をそらしているだけだけどね」*不敵な笑み

白群 美子:*何人もいる巫女さん達がお茶とか出してくれます。全員白群カテゴリのカードの精霊です。

暁 剣太:「凄いなぁ、美子ちゃんち……」ぺこっとお茶を出してくれた巫女さんに会釈
白群 美子:「あまりかしこまらなくて良い、神社とはいえ……クラスメイトの家だからな」


メノス:「さて、そろそろ顔を見せてはどうかな?」*ふと神社の影に声を投げかける
逆瀬川 誠司:「……なかなか勘が鋭いね、君」*姿を現す

暁 剣太:「あれ、誠司君!?いつから……」
逆瀬川 誠司:「誠司”さん”だ。やぁ剣太くん、ガールフレンドと遊んでいるとは随分と呑気なものだね」
白群 美子:「俺のことをガールフレンドとは……」*本来の姿や自己認識は男性なので

白群 美子:「曲者……ではなさそうだが、何の用で来た?」
逆瀬川 誠司:「何、金田元に反抗しようとする奇特な奴がいるって耳にしたものでね」
暁 剣太:「遊んでるわけじゃないよ。美子ちゃんは強いから、商店街を救うには美子ちゃんの力が必要なんだ!」

逆瀬川 誠司:「商店街を救う……?はぁ……話は本当だったのか」
メノス:「奇特というが、君もそうなんじゃないのかい? ダークランカーハンター君?」
逆瀬川 誠司:「私のことを知っているのか?」*じっ

メノス:「そう睨むなよ。彼女が教えてくれたのさ」*背後の精霊を指す
白群 美子:「仲睦まじいようだな」
メノス:「夫婦仲は良い方なのさ」

暁 剣太:「ところで、誠司君はどうしてここに?」
暁 剣太:「もしかして……ダークランカーが絡んでいるの?」

逆瀬川 誠司:「誠司“さん”ね。……もしかしなくても、君達が相手取ろうとしているのはダークランカーだ」
白群 美子:「金田元のことか? まぁそうだろうな。アイツは利益を得るためならどんなことでもやる男だ」
白群 美子:「ダークカードに魂を売っていても不思議ではない」

逆瀬川 誠司:「まだ名乗っていなかったな。私は逆瀬川 誠司。ダークランカーを潰すのは私の役目だ」
逆瀬川 誠司:「奴のビルはセキュリティも厳しく、雇われている警備員達もそれなりに腕が立つ。デート気分で遊びに行くところじゃないよ」

白群 美子:「ふん、人の実力も見抜けん奴が戦力になると思えんがな」*女の子扱いされて露骨に機嫌を悪くしている
逆瀬川 誠司:「試してみるかい? 子供相手に本気でやるのは大人げないからやりたくないんだけど」
白群 美子:「吠え面かくなよ?遊び気分でランカーしているわけじゃない事を教えてやる」*今にもデッキを取り出しそうな雰囲気

メノス:「まぁまぁ、ハンターが力を貸してくれるなら頼もしい」
メノス:「そういうことなら、ボクは後方支援に回らせてもらうよ」

白群 美子:「後方支援?」
逆瀬川 誠司:「情報収集か」

メノス:そんなところで、フラグBの調査判定を行おう
メノス:ボクは修得カードの力で、調査判定に+2の修正を受けられる

メノス:2d6+2=>5 //判定:妖怪
<BCDice:メノス>:CardRanker : (2D6+2>=5) → 11[5,6]+2 → 13
成功!

GM:すばらしい出目だ。フラグBの難しさが2→1に減少したね

メノス:「白群くんに誠司くん」
メノス:「カードは暴力行為の道具じゃないぞ~」
メノス:「特に白群ちゃんなら……。わかるよね?」

白群 美子:「……ふん、言われなくても分かっている。先に喧嘩を売って来たのはコイツだ」*つーんとそっぽを向く
逆瀬川 誠司:「よくわからない子供だな。背伸びしたいのはわからないでもないけど」

暁 剣太:「カードランカーの勝負は魂のぶつかり合い、だもんね!」
メノス:「その通り!」

逆瀬川 誠司:「……お気楽だなぁ」
白群 美子:「それにだけは同意だな」

メノス:「さ~てアイスブレイクもイイ感じにできたところで、早速調査開始といこう」
メノス:「ダークカードとランカーを結びつける“欲望”を解き明かすんだ」

逆瀬川 誠司:「剣太君、こいつはなんなんだ?知らない大人について行っちゃダメって習わなかったの?」*小声で
暁 剣太:「習ったよ!メノスさんは何て言うか……時々僕の近くに来て、アドバイスをしてくれて……」
暁 剣太:「えっと、プロモーター?って言ってたよ!」
逆瀬川 誠司:「胡散臭いなぁ……」*訝しげ

メノス:「そこ、聞こえてるぞ~」

白群 美子:「逆瀬川といったか。一応、礼儀として名乗っておいてやる。俺は白群美子」
白群 美子:「……暁の知り合いらしいが、俺はお前を認めていないからな」*つーん

逆瀬川 誠司:「急に突っかかってきて、焼きもちか?安心してくれ、別に剣太君とは友達じゃないから」
暁 剣太:「えっ、違うの!?
逆瀬川 誠司:「私たちはライバル。仲良しこよしする間柄じゃないだろ」
暁 剣太:「そっか……でもでも、今回の間は一緒に頑張ろうね!

GM:調査判定に成功したPCは、モンスターカードを1枚ランダムに修得できるのです。ランダム選択をどうぞ~

メノス:RM //ランダムモンスターカード選択
<BCDice:メノス>:CardRanker : ランダムモンスター選択(6,5) → 黒の5:忍者
GM:忍者……《クサ=カゲシノビ》ですね
メノス:もうデッキに組み込んでるな……ブロックとかには使えるが……
メノス:あとで剣太くんにあげるかな 円卓カテゴリのカード、キングメイカー マーリンとしてね

2-2. 構築フェイズ:白群 美子

白群 美子:ST
<BCDice:白群 美子>:CardRanker : 場所表(3[3]) → 神秘/古代の施設や、神社・教会などの神秘的な場所。レジェンドカードが隠されているかもしれない。

白群 美子:まだ神社だ
白群 美子:誠司君には出て貰う、他の人はお好みかな?
白群 美子:バトルしよう(RP上でだけど)
逆瀬川 誠司:泣いても知らないぞ

白群 美子:神社から解散して、各々情報収集となったところで誠司君を呼び止めよう。

白群 美子:「……おい、ダークランカー狩り」
逆瀬川 誠司:「誠司”さん”だ」
白群 美子:「他人に礼儀を求める時は自分も礼儀を尽くすものだと習わなかったのか?」
逆瀬川 誠司:「それじゃあ何と呼ばれたら満足なのかな、お嬢さん」
白群 美子:「白群"様"だ」

逆瀬川 誠司:「……はぁ」*子供だな、と呆れ顔
白群 美子:「……弱者は強者に従う。それが我が一族の掟だ」
白群 美子:「お前の意見が聞き入れられるかどうか……試してみるか?」
逆瀬川 誠司:「ふん……なら私が勝ったら敬えよ、お嬢さん」

GM:ゴゴゴゴゴ……
GM:2人はデッキを構え、ソウルバインダーを展開する(シャキィン!)

白群 美子:「いいだろう、そんな時は来ないがな……ランカーバトル!」
逆瀬川 誠司:「ショウダウン!」

逆瀬川 誠司:1d100でダイスバトルだ!
白群 美子:高いほうが勝利だ!

逆瀬川 誠司:1d100
<BCDice:逆瀬川 誠司>:CardRanker : (1D100) → 11
白群 美子:1d100
<BCDice:白群 美子>:CardRanker : (1D100) → 1

GM:誠司さんの勝ちですね~
白群 美子:草
逆瀬川 誠司:かわいいね
白群 美子:どっちも事故ってんじゃんww
GM:なんという低出目の戦いよ……

逆瀬川 誠司:「彼方よりの邪神・ネクロサリバーンの効果発動!!」
逆瀬川 誠司:「使用する際にLPを10消費する。成功すると15点与える・・私の勝ちだ……!」
逆瀬川 誠司:といいつつ、も自分のライフは0になる。

白群 美子:「ぐ、くうううっ……まさか、ネクロサリバーンの効果を躊躇いなく使うとは……」
逆瀬川 誠司:「……ま、引き分けか」
白群 美子:「いや……HET社が示したルール上では我の敗北だ……約束通り、お前を敬おう。誠司」

逆瀬川 誠司:「……流儀に反した時点で勝った気がしないよ。ダークランカー以外にこのカードを使うなんてね」
逆瀬川 誠司:「(正確にはダークランカーと剣太以外、だが)」

白群 美子:「しかし負けは負けだ……ふん、白群の長がこれでは部下に示しもつかんな」
逆瀬川 誠司:「ルールを逆手に自爆攻撃なんて……かっこつかないだろ?」*自嘲気味に少し笑う
逆瀬川 誠司:「……まぁ、認めてくれるならいいさ」

白群 美子:「いいや、勝利に対するその執念こそ……我が勝負に求めていたものだ」
白群 美子:「認めよう、お前は強い。本当の戦士であると。」
逆瀬川 誠司:「案外素直なんだな(駄々をこねるかと思ったが、侮りすぎていたな)」

白群 美子:その時美子さま~~~って呼びかけながら、遠くからおっぱいの大きい巫女が走ってきます
GM:ヒュッ(突然の巨乳出現に呼吸が止まるGM)

白群 美子:そう、配下の彼女に情報をあらかじめ探らせていたのである!
白群 美子:フラグBを対象に判定します

白群 美子:2D6>=5 (判定:運命)
<BCDice:白群 美子>:CardRanker : (2D6>=5) → 10[4,6] → 10
成功!

GM:それではフラグBの難しさが0になり、金田元の欲望を解除する条件が明らかになります!
GM:金田元の欲望を解除する条件は、「金田元の七分儀市オフィスに侵入し、《機械》で判定を成功させること」です。
 オフィスの場所はフラグAを解放することで明らかになります

逆瀬川 誠司:「何だ、姉か?使用人か?」
白群 美子:「部下だ」
逆瀬川 誠司:「部下……?(そういう設定なのか?お嬢様ってやつか?到底信じられないな)」

白群 美子:「誠司。俺は……とある事情で、金田元を恨んでいる」
逆瀬川 誠司:”さん” と訂正させようとしたがまぁいいかと
逆瀬川 誠司:「事情……?」
白群 美子:「あいつに復讐する事が俺の目的だ……先ほどまでの非礼を詫びよう。改めて俺に協力してほしい」
白群 美子:頭下げます

逆瀬川 誠司:「……」*幼い彼女にも事情があるのだろう
逆瀬川 誠司:「復讐、か(家督争いか、企業間か。お嬢さんだろうし、いろいろあるんだろう)」

逆瀬川 誠司:「……頭をあげなよ。君が本気なのは伝わった」
逆瀬川 誠司:「それなのに、遊び感覚と言って悪かった」
逆瀬川 誠司:「ごめん」
白群 美子:「いや……気にするな」

白群 美子:「だが、デートとか、お嬢さんとか……そういう、女扱いするのはあまりやめてほしい」
白群 美子:「なんというか……不思議な感じがする」

逆瀬川 誠司:「わかったよ。気を付けるよ白群様」*静かに笑って
逆瀬川 誠司:「お詫びと言っては何だけど、私でよければ付き合おう。……復讐の辛さと過酷さは、痛いほど知っているからな」
白群 美子:「”様”は別にいい。ただ”白群”と呼んでくれ」*ふっと笑おう

GM:それでは、モンスターカードの修得をどうぞ~
白群 美子:RM
<BCDice:白群 美子>:CardRanker : ランダムモンスター選択(2,3) → 青の3:魚
GM:魚……《キリングフィッシュジョーンズ》ですね
白群 美子:自分の今の手持ちとシナジーがないなぁ

2-3. 構築フェイズ:逆瀬川 誠司

逆瀬川 誠司:フラグA:難しさ1の方いこうかな。
逆瀬川 誠司:ソロでぱぱっと、忍びます

逆瀬川 誠司:ST
<BCDice:逆瀬川 誠司>:CardRanker : 場所表(4[4]) → 安息/自宅など、安らげる空間。そこはあなたが安らげる場所であり、思い出の地なのかもしれない。

逆瀬川 誠司:”使い魔”を飛ばして周辺の捜索をお願いしよう

逆瀬川 誠司:2d6>=5
<BCDice:逆瀬川 誠司>:CardRanker : (2D6>=5) → 10[5,5] → 10 → 成功

GM:出目が安定しているなぁ
   それではフラグAのクリアにより、金田元のアジトの場所がわかるよ
逆瀬川 誠司:あとは剣太くん達と乗り込んで潰すだけだな

逆瀬川 誠司:「”不徳の小悪魔”、戻ったか」
逆瀬川 誠司:「……なるほどな、やはり近場にまだいたか」〆

逆瀬川 誠司:RM
<BCDice:逆瀬川 誠司>:CardRanker : ランダムモンスター選択(2,3) → 青の3:魚

GM:おや、また《キリングフィッシュジョーンズ》ですか
逆瀬川 誠司:今の環境カードなのか……?

逆瀬川 誠司:「手土産は《白群の一角魚》か」*なんか引っかかるなって思いつつ
逆瀬川 誠司:「……偶然か?」〆

1-4. 構築フェイズ:暁 剣太

暁 剣太:皆がフラグを解除してくれたし、支部に乗り込みにいきますか!
GM:いいですよ~!
暁 剣太:出陣前に神社に集まりたい

暁 剣太:「ねぇ、メノスさん、美子ちゃん、誠司君」*みんなが集まり、いざいかん……といったところで声をかける
逆瀬川 誠司:「”さん”」
メノス:「うん? どうしたんだい」
白群 美子:「…………」無言で振り返る

暁 剣太:「行く前に、言っておこうと思って……支部にいる人たちは皆、カードで嫌がらせとか危ない事をするらしいんだ」
暁 剣太:「僕は商店街を取り戻したい。でも、それ以上に危ないと思うから……怪我はしないよう、気を付けてほしいなって」

逆瀬川 誠司:「ダークランカーとはそういう連中だ。言われなくても心得ているよ」*ふん
白群 美子:「……ふっ」

暁 剣太:「ケガせずみんなで楽しんでバトルができてこそ、楽しい商店街だと思うから!」
白群 美子:「お前がそれを言うか?お前こそ、いつもの正義感でつっぱしって怪我するんじゃないぞ?」*笑みを浮かべている口元を隠しつつ言う

メノス:「なるほど……君のお父さんが、剣太くんに円卓のデッキを託した理由がわかった気がするよ」
暁 剣太:「僕のパパが……?」

白群 美子:「……知っているのか? 彼の父親の事を」
逆瀬川 誠司:「……?」*こいつ何歳だ?って目
メノス:「あぁ、何たって彼は……いや」

メノス:「この話は、また今度にしよう」
暁 剣太:「……うん、今度聞かせてね!」
暁 剣太:「それじゃ、いこっか。僕もケガしないよう気を付けるから!」
メノス:「あぁ、いついかなる時も楽しくデュエルだ」

◆GMのメモ◆
各PCは他のPCの「背景」「目的」を知るごとに、そのPCに対する「絆ポイント」を1点得ることができる。
「絆ポイント」を消費することで、その絆を持つキャラクターの判定の達成値に+1d6の修正を加えたり、攻撃で与えるダメージに+1d6することができる。

今回、剣太の「商店街を守る」という目的を3人は明かされたため「暁 剣太」に対する「絆ポイント」を3人は1点ずつ獲得した。

GM:◆描写◆
4人は金田元が商店街の外れに立てた支部に突入する。
そこは支部とは名ばかりの、強引な買収運動を進めるための詰所のような建物で、開発計画に反対する商店に嫌がらせを行うために雇われたゴロツキや警備員とは名ばかりのカード戦闘員が配備されていた。

逆瀬川 誠司:「私が全部排除する」
逆瀬川 誠司:「《地獄の火車》 全員にバーンダメージだ!!」
ゴロツキ:「あ、熱い! 近寄れねぇ!」
警備員:「奴ら、なんて強さだ! 電算室を落とされるぞ!」

白群 美子:「さすがだな、誠司!」
メノス:「へぇ。やるね、彼」
暁 剣太:「ありがとう、誠司君……!こっちは僕達に任せて!」*カードを構える
逆瀬川 誠司:「ハンターの戦いを学んでおくんだね」*みんなの方を一瞬だけ見て

GM:詰所の最深部には、本部と連絡を取るためのPCデッキが設置されていた! このPCをハッキングできれば、GFグループの悪事の証拠を誠司と協力しているカード警察に流すことができる!
GM:無論、専門家でもない彼らにハッキングは難しい……だが、カードの力を借りれば!

白群 美子:「暁が作業中は俺が抑えよう、《白群の雌牛》を召喚!」
逆瀬川 誠司:「(あれどっかで見たな……)」*白群のカード群を観察

メノス:「さて、この情報端末だが……」
メノス:「セキュリティを司る、このコンソールとのバトルに勝てば情報を持ち出すことができる。君の力を見せてくれ」
暁 剣太:「僕の……僕達なら、何とかできる。そうだよね、アーサー!」

逆瀬川 誠司:「アーサー……(運命を変える力を持つ、彼のエース)」

GM:コンソールが起動し、電脳ソウルカードバトルフィールドが展開!
メノス:「来るぞ、もう後戻りはできない!」

暁 剣太:「《篤実騎士ベディヴィア》を召喚!」
暁 剣太:「僕達なら何とかできる、行こう!」*電脳世界へ潜る!

メノス:「っ……まさかここまでカードの力を使えているとは」

GM:では強固な電子防壁を……ベディヴィアの剣が両断できるか否か、判定をどうぞ……!

暁 剣太:2d6>=6
<BCDice:暁 剣太>:CardRanker : (2D6>=6) → 4[1,3] → 4
失敗……

暁 剣太:オイオイオイ
GM:あぁーっ!
逆瀬川 誠司:まだだ!

逆瀬川 誠司:1d6
<BCDice:逆瀬川 誠司>:CardRanker : (1D6) → 4

GM:絆ポイントによるアシストで成功!

暁 剣太:「くっ……やっぱり強い!」*ちょっと苦戦気味
逆瀬川 誠司:「剣太君! 君らしくもないな!」*使い魔のカードで隙を作る
暁 剣太:「誠司君……! 今だ、ベディヴィア!」

GM:剣太のモンスターがシステム側のモンスターを切り刻み、セキュリティを突破する!

逆瀬川 誠司:「一つ”貸し”だね」
白群 美子:「よくやった、二人共!」
メノス:「素晴らしいバトルだったよ。アシスト含めてね」

GM:さっきのも解除判定の一環ということで、ランダムにモンスターカードを修得しましょうか。

暁 剣太:rm
<BCDice:暁 剣太>:CardRanker : ランダムモンスター選択(2,4) → 青の4:魚人

GM:魚人……《チアマーメイド》ですね。LP基準値が上がる。
暁 剣太:円卓デッキの《キャスパリーグ》ってことで入れておこう

逆瀬川 誠司:「奴の悪事の証拠はこのメモリーカードにダウンロードした。増援が来る前に撤収だ!」
暁 剣太:「おー!」

2-5. 構築フェイズ:金田元 横瀬

GM:ではでは、ダークランカーのターン

金田元 横瀬:「何ぃ? 商店街買収のために出していた詰所が襲撃され……GFグループの機密データが流出?」
金田元 横瀬:「あの時俺を襲撃してきた小僧の差金か……ふん、機密が流出しようがマスコミを買収してしまえばそれまでよ」
金田元 横瀬:「……ククッ。久しぶりに俺のカードを暴れさせてやるとするか」*金色のデッキが怪しく輝く

GM:この手番では「セットカード」を伏せます
GM:PCが4人以上いる場合、ダークランカーは2枚まで同時にセットカードを伏せることができます。

金田元 横瀬:「ククク、俺に楯突いたことを公開させてやるぜ……貧乏人共め」

◆GMのメモ◆
《セットカード》
セットカードとは、モンスターカードやマジックカードとは別のカードカテゴリである。
手番を消費して「セットカードを伏せる」ことを宣言して判定を行うことで、自身のデッキカラーに応じたカードを「伏せた状態」で設置することができる。

それぞれのセットカードには「使用条件」があり、それを満たしたタイミングで伏せたカードをオープンし、効果を発動することができる。

ちなみにGMはこの時セットカードをセットするための判定を忘れていた。

GM:さてさて、この2枚どんなカードでしょうね~!?
というわけで、第一サイクルは終了! 決戦に向けてちゃくちゃくとPC達の準備が進んでいきますね。

2-6. 導入~第一サイクルのまとめ

PC達が平和に過ごしている「七分儀市」の駅前商店街。
暁 剣太の憩いの場であるホビーショップ「ツチグモ屋」を擁するこの場所が、今危機に晒されようとしていた。

ダークランカーハンターの逆瀬川 誠司と因縁のあるダークランカー、金田元 横瀬が率いる悪徳企業「ゴールドフィールドグループ」が、強引な再開発計画を進めようとしていたのだ。

一方、暁 剣太のクラスメイトとして暮らしている白群 美子もまた金田元に対して何らかの因縁があるらしく……?

見守る謎の男、メノスの導きによって剣太は少しずつダークランカーとの決戦に近づいていく!
後編をお楽しみに。

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