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『自然にはかなわない』第190言

「一瞬にしてホッとしてしまうんだから、自然にはかなわない」

ベンチに座り、目の前の美しい緑をながめていると、そう思いました。

「自然にはかなわない」
そう感じるのは、なにも災害にあった時だけではありません。

もの言わずとも生命の音はあり、いつもと変らない緑のあざやかさと、ふく風と鳴く蝉のやわらかさで自然からの「残暑申し上げます」を感じました。

国語の時間のようですが、
「かなわない」とは「敵わない」と書くんですね。
(匹敵しないという意味で)

・・・・・。
自然が敵であるはずがないじゃないかw

そう思わせる言葉でもあります。

自然を前にして感動して涙するのも
音楽を耳にして感動して涙するのも

似ているような気がしています。

心を癒す愛の手、合いの手、相の手(相手)

対面する己の心を映すようでもありましょう。

求めているものを映し出しているようでもありましょう。

ならば余計に

永久に敵わない(=敵ではない)でほしいと思う。

その美しさにホッとしていたいのです。

ー自然に感謝と幸せを感じた今日の1コマのお話ー


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