『成功について問うてみる』第245言

元スターバックスコーヒージャパン株式会社CEO岩田松雄氏の書籍の中に、こんな言葉がありました。

▶成功は目指すべきもの　”ではない”　のです。

▶人間的な成長をすること自体が　”成功”　だと思います。

………。

ちょっと意外でした。

「大事」…くらいではなく、「成功」という表現をもってこられたこと。

企業の経営者ですから、利益を増やすこと、規模の拡大などなど、さまざまな側面での「成功」が求められるのでしょうが、あえて「成功」はそこだ！とするところが、この方の深さなんだろうなぁ（勝手ながらしみじみｗ）

＊

なにが成功でなにが失敗かなんて、「幸か不幸か」と同じで、どっちにでもなるものだよなぁ。（ここからは私の回想ふまえｗ）

第一志望に受かったことが「成功」か？

その瞬間は確かに「成功」だ。

だけど入学してからの方が

人生はロングロング長い、、

受験に失敗したことは

本当に「失敗」だっただろうか？

この世の終わりかのような気分

だったかもしれないがｗ

その後の人生どうだっただろうか。

入社試験、資格試験、昇進昇格、起業開店……

成功と失敗、栄光と挫折、歌詞にでも出てきそうな凸凹でこぼこジタバタは、人生、生きていれば「あるある」で、常に入り乱れているような気がします。

ただ、

『人生の』成功となると、

たしかに

その凸凹ジタバタ人生の中で

『どれだけ人として成長できたか』

が ”財産化” しているように思う。

面白いことに

渦中にいる時は気づかない。

あとになって

気づき、学び、（反省しｗ）

振り返る余裕ができた時に

乗り越えたご褒美のように

『あ～あの時のおかげで…』

となる。

お金じゃ得られず

一人じゃ得られず

一瞬じゃ得られず

貴重な経験をさせてもらったな

と気づける時がくる。

（早くきてぇーって思ったあの日、、遠い目）

（もう無理ぃーって思ったあの日、、うす目）

やっぱりアレだなぁ。

死ぬときは『あぁ～ 楽しかったっ!!』と言いたいですな。