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『進化論~IC忘れて切符出社~』第105言

しまった、休日用のバッグに入れたままだ。。

今日は交通系ICカードを忘れたおかげで、プチ切符旅行気分を味わってきました。そして、時代の進化も肌で感じてきました(おおげさ)

券売機と対面

▶まずは

「きっぷを買う」を押さねばならぬことに面食らう。

左にならぶ「大人・小人・人数」選ぶボタン押せば、金額がズラーっと出てくるんじゃなかったっけ…? 

そうか、、時代はもう「あなたは何人分買いますか?」じゃなくて、「あなたは何がしたいですか?」に変わっているのね。

ただ電車に乗りたいだけのわたくしに(チャージ・定期券購入・きっぷ購入)の「手段」を選ばせてくださるのね。。

▶つぎに

「〇〇駅△△線乗換え」を押したはいいが、出てきた選択肢の中に目的地までの金額がなくて面食らう。

(着いたら「乗り越し精算」すれば、ま、いっか)もはや券売機くんもそう思っているのだね。。

▶うぬぬ

乗り換えの駅の改札

一番左の改札機にしか 切符の吸い込み口がない

(か、改札機くん。。。)

(いいんだ。その代わり、きっぷの人はこっちだよと色付きの誘導線がホームを彩っているだろう? 僕専用のレーンさ。なにげに二刀流だ、ICも受けられる僕はすごい改札機なんだゼ)

▶着いた

乗り越し精算機「差額40円」

お金を投入すると、今度は精算済み切符と選手交代して おでまし

……なんだか
「お手数おかけしてすみません」

▶本当に着いた

さっき出してもらったばかりの精算済み切符を 改札機に入れる。

……もう彼は出てこない。

この一瞬のために、「精算済み切符」としてこの世に出てきてくれたのかと思うと感慨深い。

「ありがとう、切符くん」

変化するものと不変のものとがまじりあって「進化」ってしているんだねと実感した一幕であった。

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