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「40歳の壁」50過ぎの私

尾石晴さんの「40歳の壁」をスルっと超える人生戦略
50過ぎの私でも読んで損はないと感じる良書でした。
第一章の「小1の壁」などはそれこそもうとっくに過ぎ去ってるのでアレでしたが、秀逸なのは第二章以降
40歳からの幸せをつくる「自分業」。
・お金
・つながり
・健康
の3本の柱について語っておられます。
最後にストレスに感じる人とも繋がっておく価値というのに新鮮な気持ちになりました。
いつあっても心地いい関係は最高なのですが、ちょっと背伸びしないといけない人。
ストレッチゾーンにいる人たちに見えている世界というのは、今の自分の境遇を抜けた人たちなので、自分には見えてないものが見えていたりするのです。
晴さん考えるストレッチゾーンにいる人とは
・自分のやりたい分野での知見がある
・知らない経験や情報を持っている
・結果が出ている(成功体験がある)
・視座が高い
とあり、なるほど、と思います。
チャンスが来たら打席に立ち、ストレッチゾーンにもコンタクトしていくことで気づけば自己成長して「周囲5人」が入れ替わっていく。
「自分」って周囲5人を平均したものになる、って話もありますよね。
わたしの周囲の5人ってどんな人が多いかな?

一方でこちらはkindleで読了した有元葉子さんの
「毎日すること。ときどきすること。」
「結果」を考えず、とにかく目の前のことに毎回真剣に取り組む。
不便を味わう。
彼女が何かをやめるのは納得できないとき。
それを続けることで気持ちよくいられなかったり、受け入れられない何かがあるときはやめどきで、「やめる」という選択も時には必要と。
また「やらないこと」とは「先の心配をすること」「人の評価を気にすること」は「わたしはしない」そうで、他人がどう思うかで、自分の生き方を変えることはできない、と。痺れます。
この世の中には「変わらない」ものはなくて、同じ空間にいても、1秒後、1分後には違う空間であり、違う自分。
何かの目標を掲げて5年後に到達したとしても、5年後の自分がそこに喜びを感じるかどうかはわからない・・・・。
なので「今やれることを充分にやる」
とにかく素敵です。
尾石晴さんと有元さんはどちらもかなり素敵な女性ですがお二人は対極に位置すると思う。しかしどちらにも強烈に惹かれます。

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