50代主婦、イタリア語の呪文を唱える
恐怖の入門イタリア語コース(全8回)が終わるまではひたすらイタリア語の呪文を唱えることになりました。
(別に先生が怖かったわけではありません。先生はとっても親切で優しい先生です。)
呪文といっても呪いの言葉ではありません。
それまで日本語と英語しかなかった脳内に、いきなり大量のイタリア語が入ってくるわけですから、何気に呪文のように唱えることが増えたのです。
特に冠詞と数字!!!
男性不定冠詞はun, uno, 男性定冠詞単数はil, l', lo, 複数はi, gli.
女性不定冠詞はuna, un', 女性定冠詞単数はla, l', 複数はle
日本語にも英語にもない男性名詞、女性名詞という分け方に悪戦苦闘しました。
ひたすら唱えてる私をなんにも事情を知らない人が見たら、完全に不審者です(笑)。
身の回りにあるもので「本は男性名詞だから、il libro(本(単数))、i libri (本(複数))」とかやってるわけです(笑)。
もうほとんどイタリア語ノイローゼ(笑)。
冠詞だけでも大変なのに、数字はますますわからず、特に10, 20, 30, 40などが全く覚えられず、dieci(10), venti(20), trenta(30), quaranta(40)とひたすら数字を唱え続けました。
今もまだ数字はパッと出てきませんが、それでも唱える回数は減りました(笑)。
でも、この「イタリア語の呪文を唱える」は効果があったらしく、今では冠詞がすんなり出てくるようになりました。
先日、イタリアの海外ドラマを見ていたら、主人公の男性の名前がAndoreaでした。
私の中ではAndore(男性名)、Andorea(女性名)という思い込みがありました。
ところが、イタリア語ではAndorea, Nicola, Lukaは男性の名前だそうです。
さあ、ここから「Andorea, Nicola, Lukaは男性の名前」という呪文が数日続きました。(おかげでこの3つの名前は男性の名前だと覚えた)
イタリア語の呪文を唱えることは、しばらく続くんだろうなと思いました。
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