50代主婦、50代からイタリア語を勉強するということ

私が中学校で英語を学び始めた頃は、今のようにインターネットもなければ電子辞書もありませんでした。

東北のド田舎で育った私は英字新聞や洋書なんて簡単に入手できないし、たまたま見かけても高くて買うことはできませんでした。

CNNやBBCなんて簡単に見られなかったし、中学校の英語の教科書、参考書と先生がたまに配るプリント(面白い話や時事問題が書いてある)が唯一の英語教材でした。

高校受験大学受験合格のために、ひたすら教科書読んだり、単語を100回ずつノートに書いたり、NHKの英語講座で発音の確認したりしてました。

その頃の勉強法は体力的にも大変だったのですが、決して無駄ではありませんでした。

その勉強法が良いかどうかは別にしても、英語の基礎力はしっかりつきました。

50代になって新たにイタリア語を学び始めて思ったのは、今は本当に手軽にいろんなツールで学べるということです。

無料の外国語学習アプリも山のようにあるし、YouTubeなどの動画もたくさんある。

海外のポッドキャストも無料で簡単に聞けるし、海外の新聞記事も簡単に読むことができる。

若い時よりは覚えが悪いけど、便利な学習ツールが沢山あって、それをうまく活用すればいくらでも勉強できる。

本当に便利な時代になりました。

50代から外国語の勉強を始めるなんてハードルが高いと思う人もいらっしゃると思いますが、今は本当にいろんなツールがあるのでそれを上手く使えばいくらでも勉強できます。

円安、物価高で海外旅行のハードルも上がってしまいましたが、インバウンドで日本に来ている外国人が多い今、上手く探せば実践経験を積む場所はいくらでもあります。

50代から語学を学ぶのは若い時よりも大変ですが、なかなか面白いなと思っています。