【主役気取りの主審と青の堅守】-21/22 EPL 第3節 リヴァプール v.s. チェルシー -
21/22 イングランドプレミアリーグ第3節Liverpool v.s. Chelseaの開幕から無失点&無敗の両チームのゲームは1-1でドローに終わりました。
どうも!あおです。今回は、21/22 イングランドプレミアリーグ第3節 Liverpool v.s. Chelseaのマッチレポートを書いて行きます。もしよかったら見ていってください🙇
Abstract
ビッグマッチにふさわしいインテンシティと技術にあふれる入りで始まったリヴァプール対チェルシーでした。前半22分 青29番ハヴァーツがコーナーから右後頭部のヘディングできれいな弧を描き先制。その後、45+1分にリースのハンドによるPK献上と一発退場。
後半チェルシーはハヴァーツを下げ青6番 チアゴシウバ、怪我をした青7番 カンテに変えて青8番 コヴァチッチをいれて5-3-1のフォーメーションでシュートを10本以上打たれながらも守りきって1-1で試合終了ということで幕が閉じました。
得点シーンの振り返り
チェルシー側の得点はコーナーからのもので、リヴァプールはPKだったので今回はなしにします。セットプレーの勉強はこれからなので😅
My "Man of the match"
今回も、チェルシー側は大好きな青28番アスピリクエタに…と言いたいですが、青16番メンディか青3番アロンソで迷って、アロンソですね。
この試合では自分はLSBにアロンソよりも対人で粘り強いチルウェルが入ると思っていたんですが、アロンソは4局面(攻撃、ネガティブトランジション、守備、ポジティブトランジション)で大きく貢献していました。特にポジトラと守備のフェーズではサラーに2対1でしっかり対応し、自チームのボールになったときに高い位置まで何度もスプリントしていたのでとてもスーパーでした。
リヴァプール側は、赤20番ジョタですかね。
前半途中での出場でありましたが、試合に入りこんで、CFとしての役割をしっかりと全うしたと思います。それにしてもジョタは身長の割にヘディングが抜群にうまいですね。何回もヒヤヒヤしました。CBの間に立ったり細かい技術が詰まった選手ですね。
Conclusion
結果として、シティ対アーセナルと同じような展開になったにもかかわらず、真逆の展開のゲームになりました。シティ対アーセナルはのびのびと攻めていたシティと中途半端にプレスに出ていき開けたスペースを使われるアーセナル。リヴァプール対チェルシーは攻めあぐねるリヴァプールとしっかりリトリートをしたところからいいカウンターの形をつくったチェルシー。
結果論ですが、この試合は怪我した赤9番フィルミーノの代わりに赤18番南野を入れてみてほしかったですね。赤66番アーノルドが内側に入る場面が多くチェルシーとしては前半の決定機はこの選手のディフェンスブロックの外側からのフィードによるものもあったので内側に入ってくれてありがたかったです。なので、もし南野が入っていたら左から南野、サラー、マネにして両SBがワイドに開いてウィング2枚がポジションチェンジしながらプレーされたほうが嫌でした。サラーはリュディガーで完封されていましたしね。
今回の対戦では、修正が的確だったトゥヘルとうまく行かなかったクロップ、勝ち点1をしっかり拾ったチェルシーと勝ち点2を失ったリヴァプールということになりました。
Focus
ここからは自分がいいなって思った場面を振り返っていこうと思います。
49分 リュディガーのカバーリングの場面
この場面は、スローインからの流れでジョタにボールが渡り運ばれてサラーにスルーパスを通した場面なんですが、このときのチェルシーのバック陣の対応がとても素晴らしかったです。リュディガーはサラーにしっかり付ききる。クリステンセンは踏み込まずジョタのドリブルを遅らせてみんなの戻りを待ち、アスピリクエタとチアゴ・シウバはしっかり戻って埋めるべきところを埋めきる。スローインの流れからだったので、中盤とチアゴ・シウバ、アロンソが前に出ている中でしっかりと2対2の数的同数から3対2、4対2の数的有利まで持っていったのはさすがとしか言いようがないですね。
65分 ロバートソンの運びからのサラーの決定機の場面
このシーンはマウントの脇からロバートソンに侵入されたシーンなんですが、ここがチェルシーのウィークポイントなんです😭
マウントはニアゾーンランする相手についていく守備は得意なんですが、スライド守備があまり得意ではないので、スライドしているつもりでもしきってないってことが結構あるんですよ。なので、その脇を運ばれたのはとても脅威に感じました。その後は、ロバートソンのアーリー気味のクロスにアロンソに寄せられたサラーがうまく合わせられず助かった場面でした。
今後対戦するチームは中盤の脇から侵入を試みるチームが多くなるはずなので、マウントには頑張ってもらいたいです。
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