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コンクリ戦艦三笠見学記
日露戦争での日本海海戦で活躍し、司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」でも登場した戦艦「三笠」は、太平洋戦争を生き延び神奈川県・横須賀軍港に展示されている。
三笠は1902年、イギリスのヴィッカース社で建造された。ヴィッカース社は重機関銃や戦艦金剛の製造でも知られる会社だ。日露戦争では連合艦隊旗艦としてかの東郷平八郎が座乗した戦艦でもある。全長131.7m、30.5cmの主砲を二基四門備えたこの前弩級戦艦三笠は、何度か弾薬庫火災を経験している。
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三笠は、太平洋戦争後は大きな苦難を味わった。進駐軍によってダンスホールなどとして使われた。しかし、米軍のチェスター・ニミッツ元帥等によって保存運動が行われ、防衛省所管の記念館として復元工事が実施・今に至る。
以上が大まかな三笠の説明である。三笠は現在、コンクリートで固められ動かぬ船とはなっているが、今なお貴重な遺産として語りかけてくるものがある。是非休みの日にでも訪れてみてはいかがだろうか。
Appendix:相鉄12000系
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