今日の読書 エマニュエル・トッドの思考地図

エマニュエル・トッドの思考地図
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・伝統的な家族構成(遺産相続)と思考(自由主義や共産主義)の関連、やそれらの要素と人口統計学(特に死亡率)を合わせて、大胆な予測を次々と的中させて行ったフランス人学者のエマニュエル・トッドの、日本限定の本。

・内容は、トッドのインプット・思考・アウトプットのプロセスについて書かれた本

・それのみならず、現在のコロナの状況から、その後の予測についても言及

・個人的には、トッドの考え方がとても理にかなっているので、その秘密を知りたかったのと、コロナ以後の予測について知りたく購入

・思考のプロセスは一番単純化するとこんな感じ

1.インプット(データ収集) 待つこと 〜現実への服従
2.検証 個人的経験、歴史との比較
3.予測 芸術的領域

・コロナ以後についての予測は、上のプロセスから見ていくと

a.中国に依存していた上流階級がまずダメージを受け、次に下流階級が被害にあった。高齢者、しかも基礎疾患のある層が死亡している。人口的にはあまり影響はない。グローバリズムで自国の産業を流出させていた国は大ダメージ。などなど

b.エイズの時のパニック似ている(特に流行初期の頃)。社会的な傾向は影響を受けず、むしろそれまで進行していた傾向が、質的に深化していった。

c.コロナ以前からの各国、各国間で起きていた傾向はますます強くなるだろう。日本では、未来を担う若者を大事にすることよりも高齢者を大事にする傾向、国家としての思想的なビジョンの欠落、などなど

・予測のフェーズで、芸術と言う言葉を使っているのは興味ふかい。ベストセラー「国家の品格」を書いた数学者も同様のことを言っていたのを思い出す。

・特に印象に残ったのは、

「なによりも、リスクを負う、思ひ切る勇気がある、というのがこの私の言うところの芸術的な学者の条件なのです。このリスクを負えるかどうかは、その性格以上に、その人自身が社会にどのように関わっているかということにかかっているのです」

という一文

自分がどう社会と関わっていくか、というのが目下の自分の課題なので、とても印象に残ったし、その課題がなぜ必要なのか、一つの回答をもらった感じ。これをとっかかりに考えて行きたい。

・日本人の思考的な傾向についてはいまいち分からなかったので、その点だけは読み直したい。

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