見出し画像

プロ野球春キャンプで話題 新外国人選手の学ぶ姿勢

さあ2月に入りまして、スポーツファンの皆様にとっては、これはすなわちプロ野球のキャンプインから1週間が経ったと言う事でもありますよね。

まさに球春到来と言う感じですが、今年は例年とは様子が違います。緊急事態宣言発令下のキャンプと言うことで、厳戒態勢で行われているようです。

実は先日私仕事でプロ野球のキャンプが行われているエリアに行く機会がありました。この時期は出張と言うとこで、こちらも厳戒体制、できるだけ人と会わないように仕事だけこなして帰ってきたわけですが、やってましたねぇプロ野球のキャンプ。

スタジアムの中に入って計画できないのは残念ですが、今は優先順位は当然感染対策にあります。無事にキャンプを越えてシーズン開幕できることを祈りましょう。

今年のキャンプはこのコロナの厳戒体制と言うことと、多くのチームでたくさんの外国人選手たちが合流できないと言うことを話題になっています。海外からの野球選手ですと、そもそも来日できないと言うことで合流が遅れる懸念があります。

そんな中、広島カープのケビンクラン選手新注目してみました。

このnoteはVoicyの過去の放送の一部を文字に起こしたものです。

春キャンプで話題 広島カープの新外国人選手は日本の野球ファンに愛される要素盛り沢山⁉︎

カープといえば広島ですが、Voicyに広島の地方紙・中国新聞ニュース「聞いてみんさい広島」火曜日にゲスト・ボールボーイ佐竹さんがご出演されていました。

佐竹さんのコメントによると、ケビンクラン選手~日本の野球ファンに愛される要素があるようだと分析されていました。まだ実力派未知数ながらわくわくさせる選手と表現されていました。

彼が注目され、愛されるのではないかと思わせるポイント…、
・まず謙虚な態度
・学ぶ姿勢
・そして早くも片鱗を見せるその実力
この3点
だそうです。

ケビンクロン選手は、93年生まれ28歳、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身、ダイヤモンドバックスで活躍し2019年3Aホームラン王になりマイナー通算151本塁打と実績を残している等の活躍を見せたあと今期カープに入団するために来日しています。

さてボールボーイ佐竹さんによりますと、彼の魅力、まずその謙虚な姿勢ということですが、冒頭お話のように多くの外国人が渡航できていない入国出来ていないなか、ケビンクロン選手既に日本に居ます。

もう来てるんですね~。前のめりで日本に入国してました。入団記者会見で開口一番日本語で「はじめまして・お元気ですか」と日本語で話し始め、実際に熱心に日本語を勉強し、更にはキャンプ初日の一番乗りもクロン選手だったということで・・・日本の野球ファンに愛される要素が既にみられます。
キャンプでの打球練習も評価されているようで活躍が期待されます。

実はカープの外国人選手として2014年に本塁打王のタイトルを獲得し、2018年までプレーしていたブラッド・エルドレッド選手が引っ張ってきた選手だそうです。

エルドレッド選手といえば最も愛されたと言われる、成績もさることながら、チームに溶け込んだことでも知られ、日本語や日本文化を積極的に勉強し、新井貴浩選手を「先輩」「荒井さん」と呼び、他の日本人選手からは反対に先輩と呼ばれ、広島の街をママチャリで疾走して人気者だった人です。

そのエルドレッド選手の計らいで入団に至ったとされるので、クロン選手であれば日本で成功するのをプレースタイルとキャラクターの両面で判断したのかもしれません。

話をクロン選手に戻しますと、もうひとつの期待ポイントがその学ぶ姿勢だそうです。
まだキャンプ開幕から1週間ですが、早くも話題になっている新加入外国人選手のケビンクロン選手、彼が日本のチームに合流し早くも多くのことを吸収しているという報道がありました。

新加入で初来日の外国人選手の学ぶ姿勢について、次のチャプターでもう少し見ていきましょう。

広島の新助っ人が憧れる意外なレジェンドとは? クロン単独インタビュー「自分は好打者」

クロン選手がキャンプ開幕から1週間で早くも話題になっているのはその学ぶ姿勢ということですが、スポニチの記事等によりますと、このクロン選手、今回のキャンプでは早速鈴木誠也選手につきまとっているのだそうです。

彼の行動をスポーツ報知は「クロン選手が誠也塾に入門した」と表現しています。

ランチ特打で鈴木誠也とペアを組み、約30分間の打撃練習中も会話を交わしながら、意見交換をしたそうです。クロン選手は、鈴木誠也選手についてアメリカでもよく知られた日本のトップ選手が自分のチームに居るなんてこれ以上ない勉強するチャンス、彼はコーチだと思っていると話しているようです。
実際にクロン選手は鈴木選手を質問攻めにしているとのことです。

それに対し鈴木選手はクロン選手のほうがレベルが高いと謙遜し、反対に意見を求める等のやりとりで応じたそうです。
そんなクロン選手の姿勢には佐々岡監督も評価しているという報道も目にしました。

キャンプはまだ始まったばかりシーズン開幕さえもしていない段階です。クロン選手の活躍も未知数ですが、彼の行動や姿勢からは学べることがあるのではと思いました。

まずは彼にとって新たな環境で先にそこにいる先輩方を尊重し、それに自らを合わせる姿勢。
ひょっとするとエルドレッド選手のアドバイスがあったのかもしれませんが、まず自らが相手を尊重する、すなわち日本の文化や慣習にあわせる態度をとることで、信頼を得ています。

自らが行動しやすい環境という下地を短期間でしっかり築いていたんだなと思いました。

そして誰から学ぶか誰に教えてもらうかという点では妥協はしません。トップ選手に近づき、信頼を得ることに成功しています。恐らく入団前からチームのトップ選手としての鈴木誠也選手についてリサーチして臨んだのだろうと思います。最も質の高いプレーをする選手というキーパーソンを的確に特定し、しっかりと関係を構築しているようです。

そして、いざ教えてもらえるという状況下では遠慮なしです。報道によると「質問攻め」だったようで、そこは遠慮することなく話を聞いていたようです。それはしっかりチームと鈴木選手自身から信頼を得られていたからこそだと言えます。

新加入選手でしかも外国人で言葉の壁もあるという状況の中で、短期間でここまでできているということは注目に値するのでは無いでしょうか。是非学びたい姿勢ですね。それでは我々がクロン選手から学べる点をより具体的に次のチャプターでみていきたいと思います。

Tips リモート勤務だからこそ人間関係に遠慮しない

来日後短期間で、ファンやチーム関係者、そしてチーム内トップ選手である鈴木誠也選手のハートを掴んだとも思われるケビンクロン選手、彼の行動から学べることは「フィードバックを得ることに遠慮しない」ということではないでしょうか。

人から教えを乞うのに遠慮は要らないということです。

現在リモートワークが続いているという人も多いかと思います。オフィスというリアルな空間を共有している関係であれば「ちょっといいですか」というように気軽な声掛けも出来ましたよね。

リアルオフィスの良い点として、見直されている点でもありますね。ところがリモートですと、ちょっとしたことを聞くのでさえ、連絡して「今話せるのかどうか」ということを確認しなければいけない。本当にちょっと確認したいだけでもアポを取らないといけないとなりかねませんね。

そんなときはついつい遠慮したりおっくうなったりするのもよくわかります。

でもそこで遠慮していては何も得られないかもしれません。

今話題のClubhouseなんかでも、今は特に積極的に手を挙げれば今までなかなか直接話す気機会を得られなかったような人に直接質問してアイデアを得られるかもしれません。

Voicyの社長の緒方さんもお話してくださるかもですよね。少し前までちょっと考えられなかったチャンスは活かしていきたいですよね。

それでも相手を尊重する姿勢ももちろん忘れずにですよ。相手の時間を自分の為に使ってもらっているという意識がないと気持ちよく教えてもらいないかもしれません。

遠慮せずに積極的に聞きに行くというのと一見矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、クロン選手の行動をみているとわかりますよね。

相手を尊重し信頼を得るのが先、一度機会を得たらそこからはもう遠慮しない。この順番を間違えないようにしないといけないですね。

さて一流選手や指導者の中には積極的にアドバイスやフィードバックを求める人が多い印象です。

当番組の過去の放送回でも、#7元サッカー日本代表監督岡田武史氏が専門家のアドバイスを求めにいったエピソード、#17巨人菅野投手の積極的にフィードバックを求める姿勢が取り上げられています。

このnoteはVoicyの過去の放送の一部を文字に起こしたものです。
是非音声でもお聴きいただき、フォローボタン、Twitterへのシェアもよろしくおねがいします。
フォローをしていただけると、このチャンネルの最新の放送を受け取れたり、あなたに合ったチャンネルがおすすめされます。

また、「Voicyとはなにか?」「フォローの仕方」などはこちらにまとめておりますので、合わせてご確認ください。

併せて以下のnoteもご確認ください

今回の放送で、例に出した過去の放送回のnoteはこちらです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?