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[ラジオ活用事例]サービスを進化させてくれるお客様の声をもっと聴きたい。ラジオ番組はその声を直接届けられる

Voicyでは、音声プラットフォームの開発・運営とともに、法人向けに音声で企業のコミュニケーション課題の解決を行うブランドソリューション事業を行っています。今回は、文化放送で「現場DX研究所」というラジオ番組を始め、そのアーカイブをVoicyに搭載して活用する株式会社L is Bの代表横井さんに、BtoB企業がラジオ番組を持つメリット、手応えなどを伺いました。

※本内容は、L is B代表の横井さんとVoicy代表の緒方の対談形式の音声でもお聴きいただけます。記事の最後の方にあるVoicyで再生してください。

[サマリ]ラジオ放送とアーカイブをVoicyに搭載

【取組内容】
・ラジオ番組「現場DX研究所」を文化放送でスタート
・毎週月曜20時から20時半に放送
・自社サービスの利用対象となる業界からゲストを招いてトーク。ゲストは自社で声をかける導入企業とラジオ局から声をかける未導入企業がいる
・過去放送はVoicyに搭載し、放送後も聴けるようにアーカイブ
【導入経緯】
・お客様との双方向のコミュニケーションが生まれる施策を探していた
【活用メリット】
・ターゲットに直接届く
・いつでも聴けて、ちょっとした資産となる
・顧客の声が熱量とともに伝わり、自社サービスの実利になる


[事業紹介]株式会社L is B​​

株式会社L is B(エルイズビー)は、現場の業務改善やデジタル化を支援する企業として2010年に創業。現場で使いたい国産ビジネスチャットNo.1(*)「direct/ダイレクト」や自動学習型FAQソリューション「AI-FAQボット」を中心に、業務改革と課題解決の実現に注力した多彩なソリューションを開発、販売しています。
*:日本コンシューマーリサーチ 2021年調べ

業界:ソフトウェア
従業員:70名
企業サイト:https://l-is-b.com/ja/

横井さん

お話を伺った方
株式会社L is B
代表取締役社長CEO 横井 太輔 さん

[導入経緯]自社サービスを成長させてくれたお客様の声をもっと聴きたい

—— ラジオ番組を持った経緯を教えてください。

これまで展示会には出展していましたが、大規模な宣伝・プロモーションはおこなってきませんでした。現場向けビジネスチャット「direct」の導入企業も3,000社を超え、おかげさまでクチコミも広がってきた昨年は、大型の資金調達もおこないました。そこで、そろそろマスプロモーションをやろうという話があがり、費用をかけてテレビCMを打つことに。その結果、「CM観たよ」と声をかけてもらい、一定の効果はあっただろうとは思いましたが、一方的な情報発信だと感じました。

その時に改めて、「direct」はお客様の声で進化しているサービスであり、もっともっとお客様の声を聞きたいと思いました。一方通行のコミュニケーションにならない施策を探していて、Voicy代表の緒方さんに「ラジオやってみる?」と声をかけられたのが、ラジオ番組を持つきっかけとなりました。

私自身、ランニングをする際にラジオを聴いています。音楽ではなく会話を聴いていると苦しさが紛れるからです。朝のランニング時は文化放送のニュース番組を聴きながら走っていたので、番組を持つなら文化放送でやりたいと思いました。

また、どんなラジオをやりたいかを考えた時に、我々のサービスは建設業をはじめとした現場のお客様の声で進化していることから、「現場DX研究所」という企画をVoicyメンバーと練り文化放送に持ち込みました。そして、2か月後の2022年4月から、毎回ゲストを招いてトークするL is Bの1社提供番組がスタートしました。

https://genba-dx.ai/

—— 企業のラジオ活用というとラジオCMになりがちですが、番組を持つことで文化づくりからできますよね。

ラジオCMで自社サービス名を読んでもらうだけでなく、対談をしたり、じっくり聴いてもらうことで文化づくりからできるのは番組をもつ面白さですよね。

私自身もよく使いますが、今はradiko(ラジコ)があるので放送時間に聴けなくても、タイムフリーで1週間以内なら聴けます。その影響が大きくて、我々のお客様の中で多い建設会社の方は、夜ではなく朝にラジオを聴くことが圧倒的に多いです。「現場DX研究所」は、毎週月曜20時から20時半に放送していますが、朝時間にradikoのタイムフリーで聴いていただいているようです。お客様の行動時間帯と合わないからマッチしないということはありません。

[活用メリット]BtoB企業に必要な、長く深い理解がつくれる

—— ラジオ番組をやってよかったことを教えてください。

ひとつ目は、ターゲットに直接的に届くことです。大手ゼネコンさんとの商談で情シス部門とやりとりをしていました。ラジオ番組への出演を打診すると広報部門の方が窓口となり、広報部門から会社全体に「現場DX研究所というラジオ番組に弊社役員が出演しました!」と社内アナウンスをしてくれたんです。競合サービスを利用するその企業の数万人の社員に、広報や役員の方が直接周知してくれるのは、テレビCMより圧倒的に届くと思いました。その後、一部で競合から弊社サービスに切り替わり、商談にも貢献しています。

—— ラジオだと1週間ですが、Voicyだとずっと残りますよね。

はい。ふたつ目のメリットとして、いつでも聴けること、そして番組出演がゲストのちょっとしたコンテンツとして資産になることがあげられます。出演したお客様が「自社サイトにVoicyの放送リンクを貼らせてほしい」と相談してくれます。ラジオ番組に出たということが、お客様先の採用や知名度にも役に立っていると感じますね。

—— 事業への影響はありますか。

ひとつ目で商談にも貢献しているとお伝えしましたが、実利になると感じます。パーっと花火を打ち上げたいなら他のやり方があると思いますが、深く刺したいなら音声番組はとても相性が良いです。「現場DX研究所」という番組名でやっていますが、導入企業からお招きしたゲストの方には、結果的に細やかな機能の良さを伝えてもらっていると感じています。ゲストの熱量は声色とともに伝わりますし、実際の利用シーンや使い心地を話してくれるのは代え難いでしょう。

ラジオ番組やVoicyで放送を持ちたい企業の方へ

我々のように資金調達をして、これから何をしようと考えているスタートアップにはラジオをおすすめします。歴史のあるラジオ局からの声かけで、いつもは接点がない企業・人とラジオをきっかけにつながることができますし、深く、ダイレクトに熱量を届けることができます。

SNSやインターネット上でライトな興味を刈り取るのは簡単ですが、歴史のある媒体と一緒に深い理解や興味の醸成をするのに、ラジオ番組を検討してみるのは良いでしょう。

2022年8月取材


音声では、L is B代表の横井さんとVoicy代表の緒方の対談形式でお話が展開しています。二人の熱量を音声から感じ取っていただけると嬉しいです。


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初回の収録では緊張していたというL is Bの横井さんも、現在は「ゲストとのトークが楽しい」「開始から2か月後には番組継続を決めていた」とおっしゃっていたのが印象的でした。

瞬発的な購入・導入につながりづらい商材を扱うBtoB企業の方は、担当者やユーザーの熱量とともに伝わるラジオ番組を持つのを検討してみるのはいかがでしょうか。少しでも興味を持ったという方は、お気軽にお問い合わせください。

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