Be My Eyesアプリ関連の話 - Microsoft Storeにアプリがリリースされました

このアプリは、Windows 11のスクリーンリーダー環境で音声読み上げ操作を確認しています。

ビデオ通話でボランティアに物を見てもらったり、
GPT-4で画像を解析してくれたりもする視覚支援アプリのBe My Eyesアプリですが、
Windows環境でもBe My Eyesアプリのサービスが利用できるようになりました。
Windows 10と11の環境でStore経由で入手できます。
現時点ではメニュー言語は英語です。

Be My Eyes - Microsoft Apps
https://apps.microsoft.com/detail/9msw46ltdwgf?rtc=1&hl=ja-jp&gl=JP

少しだけ試してみました。
Be My Eyesアプリの中から画像を選択できます。
ファイルエクスプローラーから写真を選択してBe My AIで解析させると、
答えは英語で表示されます。
PC-Talker環境では、このときにビープ音や自動音声読み上げはありませんでした。

質問を入力する画面では、
英語であれば質問入力後にエンター。
それで答えが表示されます。
質問を入力する箇所からシフト+タブで1回移動した箇所に一覧表示されるので、上下カーソルでスレッドを確認できます。
答えを日本語で翻訳させるには、
"What is this in Japanese?"
でも訳してくれました。

さて、ちょっとわかりづらいのは質問を日本語で入力する場合です。
エンター入力だけでは質問を投稿できませんでした。
一度半角モードに切り替えて、適当な文字を入力する必要がありそうです。
たとえば半角のスペースを一つ入力し、エンターの入力で質問が投稿されます。
タブキー1回で移動すると、Sendボタンが表示されていることを確認できます。

また、画像を選ぶ際はWindowsエクスプローラーから「Be My Eyes」で開く方法でも画像解析が行えます。
画像ファイルをフォーカスしてアプリケーションキーでメニューを開き、
プログラムから開くの一覧で「Be My Eyes」を選択実行します。
ただし、私の環境ではあらかじめBE My Eyesアプリを起動しておく必要がありました。

Be My Eyes Launches its Award-Winning App on Windows with Immediate Availability</a>
https://www.bemyeyes.com/blog/be-my-eyes-desktop-app-on-windows

WindowsのプラットフォームでモバイルOS向けのアプリが利用できるようになるというのはうれしいことです。
今後はEnvision AIアプリのサービスもWindows環境で利用できるように開発されているという話です。