新しい日本のお札の話、紙幣識別アプリCash Readerでの対応はもうしばらく待つことに

2024年7月3日に新しいデザインの日本銀行券が発行されました。

デザインが見えない私にとって気になるのはその手触り。
現物を手にしてみました。
識別マークやホログラム、じっくりゆっくり触ってみれば確認できる。
しかし、それぞれの横幅の違いで区別した方が見分けやすい。
識別マークのことを「すき入れ」というんですね、次のサイトで初めて知りました。

個人的には二世代前のお札の方が見分けやすかった。

識別性向上に向けた取組 独立行政法人 国立印刷局
https://www.npb.go.jp/product_service/intro/ninsiki.html

視覚障害者向けにスマホのカメラで紙幣の識別をしてくれるアプリがいくつかリリースされています。
国立印刷局がお札識別アプリ「言う吉くん」にいち早く対応させたというのはうれしい話。
というか、自分のところで開発しているわけなので当然の話ではありますね。

世界的に有名なのがチェコで開発されている「Cash Reader」アプリ。
100種類以上の通貨の紙幣に対応していると紹介されています。

現物の紙幣からデータを作っているので、新しいデザインの日本の銀行券に対応するまでには時差が生じます。
早くデータ化してもらおうということで、郵便局に出かけて発送してきました。
海外に物を送る場合に気になるのが禁制品。
現金などは禁制品に指定されている国が多いようです。
しかし、チェコへ現金を送る場合は、保険付き証書として発送すれば問題なしです。

海外に物を送ることなんて何年もなかったので送り方を調べてみると、
すっかり浦島太郎状態でした。

次のサイトで送り状を作成できるようになっているんですね。

国際郵便マイページサービス
https://www.int-mypage.post.japanpost.jp/mypage/M010000.do

依頼主、送り先の連絡先を登録し、
内容品の入力。
あとは印刷するだけ。
スマートフォンで作成した場合、印刷できない人が多いだろうということなのでしょう、印刷の代わりにQRコードを発行してくれるようです。
郵便局に備え付けのプリンタでQRコードを読み取らせて印刷できるらしい。

今回はPCで送り状を作成したので、紙に印刷してもって出かけました。

署名欄が一か所。

印刷はできても署名する箇所が見えないので、
郵便局のスタッフにアシストしてもらって署名しました。

さて、これで準備完了と思いきや、
封印目的なのでしょうか、
別の養子に6箇所から8箇所ほど署名する必要があるとのこと。

えっ、そんなにたくさん!!
サインガイド、署名するときにその箇所を分かりやすく手で識別するための枠は持っているというものの、そんなに数多くの場所にサインするのは疲れました。
そもそもローマ字で書かないといけないので、
枠の中に書き入れることができるかどうかという戦い気分。
ローマ字署名のためにも名前は短いスペリングに限る、
つくづく思います。

なんとか発送手続きは完了したので、
これから十日、あるいは14日後には到着してくれることでしょう。