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9月のAudible読書

先月から始めたAudible読書。

今月は以下のラインナップ。

『汝、星のごとく』 凪良 ゆう
『水を縫う』寺地はるな
『流浪の月』凪良ゆう
『その日のまえに』重松清
『だれかのいとしいひと』角田光代
『ガラスの海を渡る舟』寺地はるな
『Nのために』湊かなえ
『掬えば手には』瀬尾まいこ
『線は、僕を描く』砥上裕將  
『正欲』朝井リョウ
『夜明けのすべて』瀬尾まいこ
『死神の精度』伊坂幸太郎
『月のたつ林で』青山美智子

計13冊 

先月に比べて集中力がなかったのか、ストーリーが複雑な本は、展開を追いきれなくなって2回聴いたりしたのもあった。一方で、感動してもう一度聴きなおしたのもあった。

今月は好きな作家さんを2冊ずつチョイスして、聴き終わるたびに、やっぱりいい~とじわじわ小説の世界に浸っていた。


『月の立つ林で』が、一番記憶に新しいので感想を書きたい。

あらすじ

長年勤めた病院を辞めた元看護師、売れないながらも夢を諦めきれない芸人、娘や妻との関係の変化に寂しさを抱える自動二輪自動車整備士、親から離れて早く自立したいと願う女子高生、仕事と家族のバランスに悩むアクセサリー作家。 つまづいてばかりの日常の中、タケトリ・オキナという男性のポッドキャスト『ツキない話』の月に関する語りに心を寄せながら、彼らは新しくてかけがえのない毎日を紡いでいく。

Amazon Audible HPより

構成が面白い。短編だけれども、共通項はポッドキャスト。
そして、繋がりそうで繋がらない登場人物たちが、人の優しさに気づいていくのが、なんとも温かくて心に沁みてくる。

自分も周りの人の思いやりや気持ち、そして頑張りにちゃんと気づけているだろうか、感謝しているだろうかと思わされた。

読後、無性にポットキャストを聴いてみたくなる。


8月は読み終わったら、Xかnoteに読書メモを書いていたのに、9月はそうしなかった。やはり、せっかく読んだのなら何かしら残すべきだと反省した。
10月は読後に、記事ほどのボリュームじゃなくてもつぶやきでメモを残そうと思う。

丸一日、書店か図書館にいられる日があったらどんなに幸せだろう。
あ、でも老眼にはつらいか・・・。

さて、明日は、何を聴こう。


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