今、生きているということ

皆さんは今自分が『生きている』という実感はあるでしょうか。

私ボイスカプセルのサル自身、そんな実感はなく毎日を当たり前のように過ごしていました。

じゃあ、いったいなぜこんなことを思うようになったのか。

それは最近薬局長になって新聞(山梨日日新聞)を開局前にちらっと読むようになったのがきっかけです。

そこに毎日書かれている”あるコーナー”を見るようになったのです。

そのコーナーというのが”今日のおくやみ”というものです。

ここには県内で亡くなられた方の情報が載っています。

毎日毎日新聞を見る中で気づくのですが、このおくやみコーナー、

ない日がないんです。

残酷なようにも感じますが、毎日必ず誰かが亡くなっているんです。10名程度も。

「今日はおくやみコーナーがないといいな」なんて思いながら新聞をめくっていたころが懐かしいです。そんな都合のいい日はないんです。

住所が同じ市内の方もほぼ毎日おくやみがあります。もしかしたらご近所さんだったかもしれません。しかし私はそんなことはつゆ知らず毎日当たり前のように生きています。

こんな時にふと私の好きなアーティスト、RADWIMPSさんの『叫べ』という曲を思い出しました。
この曲の歌詞にこんな部分があります。

今日が　誰かの人生の　始まりの一日目なんだよ
今日が　誰かの人生の　一番最後の日だったんだよ

人は産まれてから『生』をスタートし、
最終的に『死』というゴールに向けて不可逆な時間を進んでいます。

自分も例外なくその道半ばにいるんだなと考えると、

「あ、今日も自分は生きているんだな」なんて思うわけです。

最近は忙しさに追われ余裕がなくなっている私ですが、
『今日も自分は、生きてるんだな』と思うと少し心に余裕が生まれ、
小さい悩みや考え事はどこかに飛んでいきます。
今を精一杯生きればいいんです。

皆さんも『今、自分は生きてるんだな』と考えてみてください。

心が少しほっこりするような、安らぐような。

そんな気持ちが生まれてくれたらサルは万々歳です。
最後にRADWIMPS［Official］『叫べ』のYouTubeリンクを載せておくのでぜひ聞いてみてください♪

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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