人の頼みを断れず、つい良い顔してしまうのは何故か
人に嫌われるのが怖くて、つい無理な要求にも応えてしまう、そういう人いませんか?
…私もそうなんです😅
世の中には、自分の気持ちを表現するのが得意で、嫌なことには嫌と、はっきりと、だけど嫌われずに言える人がいますよね。
一方で、自分の意見をあまり言わず、他者の要求はほとんど応じず、他人と親しくなることを避けているように見える人もいます
中には私のように自分の気持ちを上手に表現できず、相手に媚び諂ってしまう人もいるかもしれません。
こうした対人関係における個人の特徴を愛着スタイルと呼びます。
愛着スタイルの基本要素となるのが以下の二つです
①他者は、自分が助けを必要とするときに助けてくれるものかどうか、への期待(人間関係積極的or
回避)
②自己が、他者からの助けを受けるにふさわしい人間であるかどうかという感覚(見捨てられ不安
大or小)
この2つの尺度を用いると、愛着スタイルは4つの型に分類できます
(https://www.direct-commu.com/chie/mental/attachment1/より)
A安定型(自己評価、他者評価ともに高い)
自立心があり、他者への敬意を払えるため、他者と良好な関係を築ける
B回避型(自己評価が高く他者評価が低い)
距離を置いた関係を好む
自らの感情を抑制しており、自律性を重視する
一匹狼タイプ
C見捨てられ不安型(自己評価が低く他者評価が高い)
自分の幸福感を他者からの受容に依存している
承認欲求が強く、常に他人の顔色を窺っている
D引きこもり型(自己評価と他者評価ともに低い)
拒絶されることへの恐怖、他者への不安感から親しい関係を拒絶する
日本では見捨てられ不安型型が非常に多く、他国と比較すると安定型が少ないらしいです。
私の場合は見捨てられ不安型に近いかもしれない…😢
自分に自信がないから、猫かぶって他人に本心を話せない
しかし人に認められると嬉しいから、つい良い顔してしまう。できないことをできると言ったり…
その結果、必要以上に相手から期待されたり、「そんな人だと思わなかった」と相手の期待を裏切ってしまう。つまり自分の首を絞めることになってしまう
うん、これは生きづらいですね(~_~;)
自己評価を無理にあげる必要はないと思いますが、
自己評価と他者評価を近づければ、生きやすくなるのかもと思ったり。。。
自分のことをよく理解して、
ありのままの自分を周りに開示できるようになれば、
必要以上に期待されなくなったり、
無理な頼みを断れるようになったり
無理に自分を偽ることもなくなるんじゃないかと思うのです。
参考文献
Bartholomew らの 4分類愛着スタイル尺度 日本語版の作成
より
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