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実はstand.fmで音声配信を始めていました

最初の記事を公開して早半年、案の定放置してしまいました。
他でいうとInstagramTiktokYouTubeなんかもアカウントを作って少しのコンテンツをアップしただけで止まっています。よくないですね。
というのも今年の後半はありがたいことに仕事で毎日忙しくしていたので、それはそれで良かったのですが、流石にそろそろ自身のアウトプットにも注力しなければと思っている次第です。

現時点ではnoteはほぼ見る専と化していますが、実は他のサービスでアウトプットを始めていました。

stand.fmという音声配信サービスです。一応ブラウザでも聴けるのですが主体はスマートフォンアプリですね。どうやらReact Nativeで作られているみたいです。
noteに関しても決して忘れていたわけではないのですが、イマイチ記事としての体裁がまとまらなかったりしてどうにも筆が進まなかったのです。
なんか文字に残ると真面目なことを書かなきゃいけない気になってきません?僕だけですか?

そこで音声配信ではもう少し気軽な、文字に起こして共有するほどではないけど喋りたいことを中心に雑談のような形式でお喋りしています。

音声配信を始めた理由

音声配信。認識としてはラジオみたいなものですかね。僕に関しては世代的なものもあるかもしれませんがあまり馴染みはありませんでした。
始めた理由は下記の通りです。

・レコーディングに慣れる
・ノイズ処理、レベル補正などの声の処理に慣れる
・BGMの使用実例を作る
・BGMを作るきっかけにする
・アウトプットの場を広げる
・YouTubeなど他媒体への足掛かり
・自身の実績も流したい

プラットフォームの選定理由は後述しますが、音声配信という手法を選んだ理由は主に音楽関連ですね。
去年あたりから音楽制作の依頼内容の一部として歌のレコーディングを自宅で行うことも増えたのですが、なんだかんだで数ヶ月に1回程度の頻度です。はっきり言うと慣れないのです。
それだけ低頻度の作業になると毎回セッティングを思い出したりするのに時間がかかりますし、機材の扱いも一向に上達しません。特にノイズ処理などのレコーディングに付随する工程は後々動画制作などに本格的に取り組むことになった時の必須スキルとなるので今のうちから学んでおきたいと思っていました。

↑こういう感じの音源処理ソフトの使い方を学んでいます

あとはBGMなんですが、以前からAudiostockというストック型の音源販売サービスに出品をしています。

本当は何年も前からアカウントを作って細々とやっていたのですが、フリーランスとしての独立を機にコンテンツの整理を行いアカウントも一新しました。
元々自身の仕事としてはクライアントが歌唱前提の歌モノ楽曲を主に作成していたので、BGMなどのいわゆるインスト曲はそこまで数をこなしていなかったのですが、ストックサービスという販売形態はしっかりとやれば継続的な収益に繋がります。収入が不安定なフリーランスとしては是非ともしっかり育てていきたいところです。

というわけで、BGMを作ることに慣れていきたいわけですがこれがなかなか時間が取れません。単純に締め切りも、明確な目標もなかったので忙しい日々の中ではタスクの優先順位は限りなく低くなってしまいます。そんな中、ではいっそ自分のために作ってみたら時間を作れるのでは?と思ったわけです。
もっというとその楽曲たちを自身のコンテンツに使えばそれだけで使用実例になるしユーザーニーズも見えてくるだろうという目論見もあります。
実際に放送内で使っているジングルやBGMも販売しています。

そして音楽以外の理由。『アウトプットの場を広げる』と『YouTubeなど他媒体への足掛かり』ですね。
前述までの工程はYouTubeなどの動画コンテンツにも当てはまります。しかし動画となるとアウトプットのハードルは格段に上がってしまいますよね。実際にカメラで動画をとるのか、テロップなどの編集はするのかなど結構な手間です。
将来的にはそれらのコンテンツを見据えていますが、もっとライトに始めたいのです。残念ながら僕自身アウトプットがそこまで上手な人間ではありません。何が具体的に上手じゃないかと言いますと割と凝ってしまいます。考えるよりまず行動が全く当てはまらない人間なのです。よくないですね。
その点音声コンテンツであれば(喋り自体はともかく)ある程度現在持ち合わせている技術で比較的時間をかけずに作れそうだし、まずはここから始めてみようと思った次第です。なのでぬるっと動画に移行している可能性は極めて高いです。

そんなわけで音声配信を始める...もっというと継続していけば単純なアウトプット以外にも利点がたくさんあると感じた次第です。
この記事を執筆した段階では約10回の放送を行ったんですかね?現状の視聴回数は少ないのですが、思いの外続いています。もちろん欲を言えば視聴回数やフォロー数などが増えていけばモチベーションにも繋がりますが、前述のような数字以外の目的を持っているのでどうにかメンタル的には落ち込まずに済んでいます。

音声配信のプラットフォームをstand.fmに決めた理由

これは結構悩みました。というか今でも他の方が良いのではないかと思っております。調べてみるとプラットフォームごとにコンテンツの方向性、尺の平均値、リスナーの層などはかなり異なります。
その中でもstand.fmは僕の中で次のようなイメージがあります。

・尺は10分以内と短めのものが多い
・ライブ、コラボ配信がある
・発信のハードルが低く『しっかりしたラジオ』というよりSNSに近い
・上記の理由から軽めのコンテンツを高頻度でアップするのに適している
・比較的後発のサービスなのでユーザーがそこまで多くない
・JASRACなどと著作権の包括契約が結ばれている

僕の場合、上の4つに関しては割と無視していると言いますか、SNSのタイムラインのように更新順にコンテンツが並んでいくのでより更新頻度が高い方がこのプラットフォームでは人の目につきやすいかと思います。それゆえに短くて気軽な投稿が多く、実際に毎日投稿を続けている方も多数いらっしゃっています。本当に凄い。
かたや僕のコンテンツは

・多くても週2回の更新
・基本10分超え
・録ってそのままではなくしっかり処理も施すので1本に時間がかかる
・一度DAWを通しているのでライブ、コラボ配信が(簡単には)できない

という条件なので全然適していません。プラットフォームの良さを潰しているまでありえます。
僕の条件に合いそうなところでいうとAppleやGoogle、Spotifyなどで視聴ができるPodcastが挙げられるので現在も検討中です。音声配信に興味を持ったきっかけがvelcamaraという知り合いのアーティストのPodcastを聴き始めたことだったこともあり気になってはいるのですが、あることが気になっていて今のところはstand.fmを使用しています。それは著作権周りと配信コンテンツの量です。

まず著作権。stand.fmはJASRACなどと著作権の包括契約を結んでいます。ざっくり言うと原曲を流すなど原盤権を侵害する行為でなければOKということで弾き語りなどは可能となります。
以前、自己紹介で触れているのですが僕は楽器がほとんど弾けません。ですが地味にそういうのをやってみたい欲はあります。軽く口ずさんだ程度のものですが既に下記の放送内でもちょっと歌ってみています。

これは本当にちょっと弾いて歌ってみただけですが、Podcastで行う場合は著作権使用料を支払う必要が出てきます。というわけでいろんなことをやってみたい僕にとっては1つ障壁になってしまいます。

もう1つはコンテンツの量です。
Podcastは歴史も長く膨大なコンテンツがあります。その中で聴いてもらうにはほぼ指名検索か他媒体からの流入になるかと思います。
もちろん、僕のコンテンツの性質上、そこまで躍起になって聴いてもらう必要があるものではありません。ですが、流石に始めてすぐ全然聴いてもらえないとそれはそれでモチベーションが保てそうにありません。
その点、stand.fmは僕のような素人でも聴いてもらえる可能性は高いです。ここ数ヶ月で僕と同じく始めた方は多いようで爆発的にユーザーは増えているのですが、まだまだニッチな部類です。単純に分母的な意味合いでも競争率は下がりますし、プラットフォームの性質上、1つのチャンネルだけを聴くというよりある程度広く漁りやすい傾向にあります。『クリエイティブ・テック』、『ミュージック』、『ビジネス』などのカテゴリー分けもなされているのでリスナーの観点でも使いやすいです。

以上のような理由からとりあえず音声配信を始めてみるというのに適したプラットフォームだと判断し、stand.fmに決定しました。
僕に限らず、いろんなことをやりたいけどまずは音声配信自体を始めてみたいという方にはオススメできるのではないかと思います。

今後の使い方

自分がやっているのにこんなことを言うのも本末転倒ですが、僕は複数のことを一度にできるタイプではないので音声配信をながら聞きすることができません。すごくぶっちゃけると文字で読みたいとさえ思っています。
なので同じような人がいらっしゃることも加味して、いくつかのトピックに関しては文字に起こしてnoteに投稿しようかと思っています。せっかくなので単なる使い回しではなく、放送内で語りきれなかったものなどを加筆修正していくつもりです。
そのような形式を取れば、音声配信を聴いていただいた人の中でより気になっていただいた方も楽しんでいただけるような形になるかと。まぁそんな人がいれば嬉しいのですが。
ゆくゆくはもっと発展して動画で文字起こしなどをしてテロップをつけるなどもできたらいいですね。流石に反響がないとそこまでやる気にはならないかな?

なんにせよ、ひとまず音声配信をきっかけにこのnoteもしっかり更新していきたいと思っています。また長くなってしまったな...

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