第1105回「豊田英司の"今日のベトナムニュース解説"」ベトナム企業、日韓で就労経験のある人材を積極採用
本日の記事:
「ベトナムの企業は、韓国や日本から帰国した労働者を好む」
原題:
" Enterprises in Vietnam prefer laborers returning from South Korea, Japan "
記事リンク:
【本日のポイント】
(1)日韓での就労経験者は、知識・技能・職業倫理が向上するとベトナム企業から高く評価されている。
(2)帰国した元技能実習生らは、生産管理、通訳・翻訳、CNCエンジニア、電子エンジニアなどの職種で採用されている。
(3)ベトナム政府は、日韓での就労経験を活かした人材の活用を促進し、経済成長と人材育成を目指している。
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【解説】
アジアゲートベトナム代表の豊田です。
さて、今日の記事について。
近年、ベトナムにおいて、日本や韓国で就労した経験のあるベトナム人労働者は、現地で培った技術や勤勉な姿勢を評価され、ベトナム企業にとって貴重な存在となっている、という記事です。
まぁ、私は日本から帰国した方のことしかわかりませんが、そりゃ、全く日本に行ったことがない人と比べたら日本の文化や商習慣を理解してくれているので、コミュニケーションを取りやすいというのは事実でしょうね。
ただ、これはいつも言われることですが、日本で就労した人を日本企業で採用するからにはそれなりの扱いをしないとかえって不満分子になるケースも多くみています。
やはり、日本で働いて、帰国して日系企業で働くとなると、幹部になれるかはともかくとして、日本へ行ったことがない人に比べたら、それなりの優遇はしてもらえると普通は期待しますからね。
不満とは「期待と現状のギャップ」ですから、期待がある分、それが満たされないと、すぐに不満分子に変身しますので。
この辺りは人事マネジメントの難しさですよね。
以上 豊田英司
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