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第985回「豊田英司の"今日のベトナムニュース解説"」英国雑誌が推薦する9つの絶対に食べるべきベトナム料理

本日の記事:
「英国雑誌が推薦する9つの絶対に食べるべきベトナム料理」
原題:
" British magazine recommends 9 must-try Vietnamese dishes "

記事リンク:https://vietnamlife.tuoitrenews.vn/news/vietnamese-culture/20240510/british-magazine-recommends-9-musttry-vietnamese-dishes/79781.html


(写真:ブンチャー(焼き豚と肉団子の米麺))


【本日のポイント】

(1)イギリスの旅行雑誌『ラフガイド』が外国人旅行者がベトナムで必ず食べるべき料理9品を推薦している

(2)ゴイクオン(生春巻き)やバインミー(ベトナムのパン)、ブンチャー(焼き豚と肉団子の米麺)などお馴染みの料理が並ぶ



(3)ベトナムは北部、中部、南部で食事にかなり特徴があり、案外、自分の居住する地域以外の料理は食べたことがない外国人の多いので、ぜひ、チャレンジしていただきたい

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【解説】

アジアゲートベトナム代表の豊田です。

さて、今日の記事について。

えー、今日の記事は、別のベトナム社会を洞察する、とかは特になく、単に私が「美味しいベトナム料理を教えて」と聞かれた時用に、ちょうどいい記事があったので掲載してみました。

私、大概のものは美味しくいただけるタチで、逆にいうと、あまり、食事の「うまい、まずい」にあまり興味がなくて、

「おすすめのベトナム料理は?」

って聞かれるのがすごく困るんですよ。

「いや、何食ったって、大抵、美味しいですよ」

的になってしまうので。

なので、こういう記事は非常に助かります。

13年目のベトナムですが、以下の3つは知りませんでしたねー。

6:カオラウ(エビ、豚肉、少量のスープで食べる麺料理)
8:ミークアン(クアン麺)
9:コムタム(ほぐし米)

勉強になりました。


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【記事の日本語訳】
英国雑誌が推薦する9つの絶対に食べるべきベトナム料理

イギリスの旅行雑誌『ラフガイド』が、東南アジアのベトナムを訪れる外国人旅行者に向けて、ベトナムで必ず食べるべき料理9品を推薦している。

ラフガイドのジャーナリスト、エレノア・アルドリッジによれば、ベトナム料理は東南アジアの中で最も美味しい料理のひとつに数えられている。

「ベトナム料理は独特で忘れがたい。屋台から高級レストランまで、典型的なベトナム料理は塩辛く、甘く、酸っぱく、辛い。

1:ゴイクオン(生春巻き)

ゴイクオンはベトナム全土で食べられる。ゴイクオンは半透明の生春巻きで、肉、エビ、生野菜、ネギ、青バナナのみじん切り、スターフルーツなどが詰まっている。mam nem(発酵魚醤)やnuoc mam chua ngot (甘酢魚醤)をかけて食べることが多い。

2:バインミー(ベトナムのパン)

バインミーはベトナムで最も人気のある屋台料理のひとつだ。代表的なバインミーの具は、バター、パテ、牛肉、鶏肉、豚肉、豚肉巻き、卵炒め、キュウリ、漬け物などだ。この多様性がベトナムのバインミーをユニークで特別なものにしている。バインミーはニューヨークから東京まで、世界中の都市で食べることができる。3:バインセオ(ジュージュー焼けるパンケーキ)


ラフガイドによると、バインセオは巨大で安く、エビ、豚肉、もやし、卵がたっぷり入っている。
通常は揚げて青菜と一緒にライスペーパーに包み、ヌックマム(魚醤)につけて食べる。
観光客はベトナム全土の地方でバインセオを楽しむことができる。

4:ブンチャー(焼き豚と肉団子の米麺)


ブンチャーはハノイの名物料理で、首都のあちこちの食堂で食べられる。
炭火で焼いた豚肉を、葉物やスープを添えた冷たい米麺の上に載せて食べる。
ブンチャーは通常、昼食時に食べられる。
ミートボールやハンバーグに似ていると評されるが、ラフガイドによれば「これほどの味は他にない」という。

5:フォー(ベトナムの麺料理)


フォーは一日中いつでも食べられるが、朝食に食べるのが最も一般的だ。
一杯のフォーは、生姜とコリアンダーで味付けされたあっさりとした牛肉または鶏肉のスープでできている。
おいしいスープは、米麺、ネギ、鶏肉または牛肉の細切りで満たされている。ベジタリアン向けには、豆腐を加えることもできる。




6:カオラウ(エビ、豚肉、少量のスープで食べる麺料理)


カオラウはベトナム中部のクアンナム省にある有名な観光都市、ホイアンの名物料理だ。
食欲をそそる一杯のカオラウには、米粉の太麺、もやし、豚皮のクルトン、豚肉、生野菜、ピーナッツがあっさりとしたスープに入っている。
バイン・ダー・ヌオン(パリパリのライスペーパー)が添えられることも多い。



7:チャーカー(魚のフライ)


ハノイで生まれたとされるチャーカーは、首都ハノイで最も有名な料理のひとつだ。
この料理の主な材料は、ヘミバグルスまたはスネークヘッドだ。
細切りにしてネギと炒め、ライスヌードル、ピーナッツ、マムトム(エビのすり身)と一緒に食べる。

8:ミークアン(クアン麺)


ミークアンはクアンナム省の名物料理で、中部地方の住民に人気のある料理だ。
エビ、豚肉、ウズラの卵などシンプルな具材から、カエル、豚足、豚バラ肉、牛肉、鶏肉など多様な具材が使われる。
カオラウと同様、ミー・クアンにも生野菜、ピーナッツ、パリパリのライスペーパーが添えられる。


9:コムタム(ほぐし米)


コムタムはホーチミン市だけの屋台の人気メニューだ。
米を割ったもので、ベトナム人が南部の都市で広めた料理だ。
コム・タムには、焼いたもの、蒸したもの、細切りの豚肉、またはシンプルな目玉焼きが添えられる。
ライムを絞り、新鮮なハーブを振りかけ、ねぎを散らせば、コムタムの完成だ。
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以上 豊田英司
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