今日のベトナムニュース解説

(第656回）ベトナムの「コロナ簡易検査キットスキャンダル」は止まるところを知らず（今日のベトナムニュース」解説）

本日の記事：CDC Nam Dinh’s director, four staff arrested in Viet A test kit case （地方疫病管理センター所長含む4名のスタッフが”Viet Aテストキット”事件で逮捕）記事リンク：【ポイント】（１）現在、ベトナムではベトナム製コロナ簡易検査キットの不正価格操作疑惑が大きな問題になっている（２）共産党と財界が結託してコロナ禍に苦しむ市民に不当な負担を強いた、この事件には大きな怒りの声が向けられてい

(第655回）独系BASFが僻地学校の再建プロジェクトを実行（今日のベトナムニュース」解説）

本日の記事：BASF and its partners rebuild sixth school in remote areas of Vietnam （独系BASF社とその賛同企業による６番目の「ベトナム僻地の学校リノベーションプロジェクト」が落成）記事リンク：【ポイント】（１）独系BASF社とその賛同企業はベトナムの僻地の学校に対する施設リノベーション事業を継続して実施している（２）今回は南部メコンデルタ地方のアンザン省の学校の設備をリノベーション（３

(第654回）日越「最低賃金UP」事情（今日のベトナムニュース」解説）

本日の記事：Minimum wage hike worries pandemic harassed businesses （最低賃金の改定がコロナ禍で弱った業界をさらに不安に追い込む）記事リンク：【ポイント】（１）ベトナム政府は今年7月、2年半ぶりとなり最低賃金改定に向けて動いている（２）例年は1月1日からの改定が多く、期中の改定は2009年以来の事態（３）各企業団体によって、最低賃金改定自体への反対から、改定自体は受け入れるが、せめて来年1月からの改定にし

(第653回）２４時間カフェがホーチミン市の若者の仕事や勉強のスポットに（今日のベトナムニュース」解説）

本日の記事：Camping for the night at 24-hour cafes becomes new routine for young people （24時間営業のカフェで一夜を過ごすのが若者の新しい日課に）記事リンク：【ポイント】（１）ホーチミン市ではここ数年、２４時間営業のカフェが人気（２）２４時間カフェの利用目的は様々で、仕事、勉強、そして単に寂しさを癒すために集まる人も（３）ホーチミン市が都会化して行くにつれ、深夜営業のカフェはますま

(第652回）ハノイを代表する色といえば「黄色」（今日のベトナムニュース」解説）

本日の記事：The Yellows of Hanoi （黄色の街ハノイ）＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝【解説】アジアゲートベトナム代表の豊田です。さて、今日の記事について。ハノイという街を色で例えるなら？この質問に「黄色」と答える人は多いのではないでしょうか？首都のハノイは政府の建物が多いのですが、これらの多くは黄色い壁でできています。それだけではなく、ハノイを代表する建物であるハノイ・オペラハウスハノイ薬科大学大統領官邸

(第651回）国際的な有機米基準を満たし、国際農業市場へより一層飛躍するベトナム農家（今日のベトナムニュース」解説）

本日の記事：Making organic products for export worth a try （高付加価値の”輸出用有機作物”に挑戦するベトナムの米農家）記事リンク：【ポイント】（１）ベトナムでも近年、有機農業が盛んになり、米栽培でも有機米が増えている（２）ただ、有機肥料での栽培は化学肥料の使用時に比べて、一時的には収穫量が落ちることもあり、まだまだ、躊躇する農家も多い（３）今後、日本の「有機JAS」認証などを取得し、国際的な農業輸出市場に拡大し

(第650回）ジブリに刺激を受けたベトナム人作成の「癒し系」ゲームが世界中で話題に（今日のベトナムニュース」解説）

本日の記事：Vietnamese Ghibli-inspired game nominated at 'Oscars of the Internet' （ジブリ作品にインスパイアされたベトナム発のゲームが「インターネットのアカデミー賞」でノミネート）記事リンク：【ポイント】（１）ベトナムの若者が作った「癒し系」ゲームが世界で話題になり、「ゲーム界のアカデミー賞」で有力候補としてノミネート（２）ジブリ作品、特に「となりのトトロ」にインスパイアされていることも話題に

(第649回）ベトナムで歌手として成功したアメリカ人の「ベトナム語が上手になる秘訣」（今日のベトナムニュース」解説）

本日の記事：Born to sing Vietnamese songs（ベトナムの歌を歌うために生まれてきた　歌手KYO YORKさん（米国）インタビュー）記事リンク：インタビューを受ける歌手のKyo York さん【ポイント】（１）2009年にボランティア活動のためアメリカからベトナムへ来たKyo Yorkさんは、その後、自らベトナムで歌手として生きる道を選ぶ（２）ベトナム語を自在に操るKyo Yorkさん。上達のコツは「話す、聴く、書く」の順番で学ぶこと、

(第648回）ベトナムの「アル中のおっさん図鑑」（今日のベトナムニュース」解説）

本日の記事：Too often, too much: wives on problems of living with alcoholic husbands（頻繁すぎる、多すぎる：アルコール依存症の夫との暮らしの問題を妻たちが語る）記事リンク：（写真：ハノイの路上店でビールを飲む男性たち）【ポイント】（１）ベトナム人の飲酒量は年々、上昇中（２）その中で、酒によるトラブルを起こす男性も増えているそうです（３）近年は飲酒運転の取り締まりなども厳しくなり、飲酒

(第647回）ベトナムのスタートアップ企業は世界中から注目（今日のベトナムニュース」解説）

本日の記事：‘Golden era’ of Vietnamese start-ups（ベトナムの「スタートアップ企業」の黄金時代が到来：）記事リンク： https://vietnamnet.vn/en/business/golden-era-of-vietnamese-start-ups-827570.html 【ポイント】（１）ベトナムのスタートアップ企業に投資をする海外企業が急増している（２）ITエンジニアの相対的な給与の安さに加え、ベトナム国内の経済成長な

第646回）「ベトナムへの外国からの投資は回復基調」：投資庁高官が語る（今日のベトナムニュース」解説）

本日の記事：Foreign investment in Vietnam continues bouncing back （ベトナムへの外資導入が活発化）記事リンク：（写真：ベトナムの製造工場の様子）【ポイント】（１）「ベトナムへの投資は回復基調」と外国投資庁がインタビューで応える（２）投資案件数の増加に比して、案件金額は対前年比でまだ物足りないのは、大型案件の決定が遅れているからかもしれない（３）３月に海外からの渡航が緩和されているので、企業の役員クラ

第645回）ハノイで増える廃棄物処理発電所（今日のベトナムニュース」解説）

本日の記事：Hanoi breaks ground on second WTE plant （ハノイで2番目のWTEプラントが着工）記事リンク：（写真：3月30日、ハノイで行われたセラフィンWTEプラントプロジェクトの起工式に出席する代表者たち）【ポイント】（１）ハノイで２つ目の「WTE」（廃棄物発電）工場の起工式が開催される（２）都市に近い廃棄物処理施設は小規模な発電力ながら都市への電力供給を支える「サポート役」として注目されている（３）人口増加で

2022年4月の記事一覧