2022年最大のプロジェクト🎻古典タンゴの名曲を収録しました❣️
良かったら聴いてくださいませませ❤️✨
“Cuando tú no estás”
(C.Gardel)
Piano Ariel Rodriguez
Violin Miho Hokazono
Arreglos y dirección musical, mixing: Gustavo Eiriz
Técnico de grabación: Florencio Justo
Studio: Doctor F
ちょっと大袈裟かも知れませんが、私のタンゴの歩みは、ここに1つの集大成として完成致しました😊
過程の中の完成ですから、まだまだ旅は続きます。
17年前、アストロリコという日本のタンゴ楽団に誘われて入団し、私はタンゴを演奏し始めました。
それまでも父の影響で、ラテンやタンゴ(殆どがもっぱら演歌でしたが、父はタンゴやラテンが好きで家で良く音楽を聴いていました)を小さな頃から耳にしてはいましたが、単なる愛好家としてではなく、演奏会というフォーマルな場でタンゴを演奏するという機会を得て、この音楽の魅力にすっかり虜になり、タンゴの演奏家としての研鑽を積まざるを得ない状況にもなり、2008年に初めての渡亜を経て、ますますタンゴとはいったい何なのか?!を考え続けて参りました。
タンゴと言えばバンドネオン。しかし私はバイオリン弾きであって、バイオリンでタンゴに深く関わっていく事のジレンマも沢山ありました。
そして、突き詰めれば突き詰めるほどに、イ〜音で弾きたい、これではダメだと強く感じるようになり、タンゴを深めるはずが、いつの間にかバイオリンの基礎のやり直しに行き着いてしまい、ついには今までの習得したアレコレを全部捨てて、全部やり直す、に至ってしまい、一時期はキラキラ星さえ弾けない状態になり、本当に辛い時期を過ごしました。(このまま潰れて廃業して終わるんだなぁ、と真っ暗な気持ちになりながら毎日を過ごしました。)
時期をほぼ同じくして、それまでの私と共にあったタンゴライフの演奏仲間ともバンドを辞めたり、何だかんだして私を取り巻く環境は激変し、望む望まない関係なく何か大きな変化の波に飲み込まれ、私は一体どこへ向かっているのだろうか?!と思いながら過ごす日々でもありました。
それから少しずつ少しずつ、自分自身と真っ正直にコネクトしていく事をやりつづけ、その間に沢山のものに出会い、新しいリレーションが生まれ、縁が縁を呼び、こうしてブエノス・アイレスに戻って来て、今この15年間の自分の歩みを実感しています。
楽譜を弾く、タンゴを弾く、、から自分自身を弾くというところに辿り着きかけている2022年の外薗美穂です。
それが、気のせいでも、もはやそんな事はどうでも良く(笑)
確かな実感としてここに在る事の喜び✨✨✨
多くの方々の支えを頂き、感謝でいっぱいです!ありがとうございます😊
次なるステージに向かって、これからも精進して参りたいと思います✨✨✨✨
これからも、叱咤激励応援(冷やかし絡みも含めて😆😆😆)どうぞ宜しくお願い致します❣️❣️❣️❣️❣️
2022年 9月吉日