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安易に「大丈夫です!」と言わないで

今回は、「大丈夫です」「出来ます」「わかりました」は安易に言わないで欲しいという話です。

音大・音楽家界隈では、先輩から言われた事には「No」と答えられないと言うことも耳にしたことがあり、それも1つなのでしょう。

しかし、「◯◯お願いできる?」と聞いて、「Yes」と返ってきたのに、待てど暮らせど連絡がなく、締め切りの日になっても連絡がないので問いただすと、「出来ませんでした」と返ってきたことがあります。

その前に「ホウレンソウ」して貰えていたら、いくらでも策があったのです。

卒業したての頃に、上の世代の方に「これできる?」と聞かれ「大丈夫です!」と威勢の良い返事で毎回答えていました。

すると「本当に大丈夫?無理だったら無理って言って良いからね?」と何度も言っていただいていたのですが、これの意味がわかるようになったのは人にお願いする立場になってからでした。

こういう時は、「お急ぎですよね?」「いつまでに必要でしょうか」と聞き、それよりも早い期間を提示して「〇〇までにお返事します。」とか「〇〇までにどうにかやってみます。」と答えていました。

運よく、大抵解決していたのですが、雲行きが怪しい時にはすぐに状況を伝えご相談してきました。

「無理だったら言ってね」というのは、上の世代の人には色々な経験があり、例えば「締め切りまでの日数が少ない」「条件が厳しい」など、難しいことがわかっているということもあります。

また、冒頭で書いたようにギリギリまで抱え込んでしまう人がいることを知っているからです。

難しそうであれば、早めに「ホウレンソウ」しましょう。


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