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vol.549「情報のインプットを効率的に行う方法とは?」



承知しました。文章を読み、適切な小見出しを5つ追加し、改行を加えて全文を出力いたします。

コンサルタントの読書量に関する質問

コンサルタントになって以来、お客様から多くの質問をいただきます。その中で、最も多い質問が以下です。「先生は1ヶ月にどれぐらい本も読まれるのでしょうか?」

先日、ある会社から「2040年ビジョンを開発するので手伝って欲しい」とのオファーを頂きました。このビジョンを、同社の役員約10人がディスカッションを重ねて作りたいとのことでした。

2040年ビジョン開発のための共通認識づくり

ディスカッションを行う時に大事なことは、そのベースとなる現状と未来に関する共通の認識を持つことです。その上で「わが社はどうありたいのか」を考えます。

これが5年先であれば、今とさほど変わらないだろう、という前提でディスカッションができます。ところが15年先となると、人それぞれ思い描く世界が違います。ある人は高齢社会に、ある人は医療の進歩に焦点を当てて15年先を考えます。エネルギーや食糧需給に焦点を当てる人もいれば、情報網や交通網の進化に焦点を当てる人もいます。ここが揃わないと良いディスカッションができません。

そこで共通認識を作るため、2040年を描いた書籍を選定しました。それをメンバー全員が読み、「2040年に向け、今後わが社が解決していきたい社会課題は何か?」を選択するように企画しました。

このプロジェクトの事務局の人から、上記と同じ質問を頂きました。私が選定した2040年の未来を描いた本は3冊です。「3冊選んだということは、他にも色々読んだんでしょう。その中から『これがいい』と思って選んだのでしょう。先生は、毎月どれだけの本を読んでいるのですか?」という質問でした。

情報インプットの3つの方法

こんな時に「10冊です」と答えたら、おそらく事務局の方には満足して頂けたのだと思います。が、私はそんな読書家ではありません。むしろ、コンサルタントの中では読書量が最も少ない一人だと思います。というのも、私は情報の多くを耳から入れているからです。

情報をインプットする方法は主に3種類あると言われています。

  1. 「目」から情報を入れる

  2. 「耳」から情報を入れる

  3. 体感することで情報を得る

自分に合ったインプット方法を見つける重要性

ですから、どのインプットが最も有効かとかどれか一つで充分ということではありません。この3つの複合がインプットとしては有益なのでしょう。ただその中でも、どのインプットの仕方が一番自分に合っているかを若いうちから知っておくことはとても有効だと思います。

私は20代のビジネスマンに対して「早いうちに自分に合ったインプットの仕方を見つけるといい」と伝えています。本でもCDでもYouTubeでも体験でもいいのです。「この方法が自分に合ってる」が見つかれば、同じ1時間を使って無理なく楽しく情報をインプットできます。

自分に合ったインプット方法を活用してビジネスを楽しむ

あなたは、どのインプットが自分に合ってるのでしょうか?まずはそれを見つけましょう。そしてそこに時間とお金を使いましょう。そうすれば、あなたのビジネスはもっと楽しく、可能性を広げながら進化していくでしょう。


ちなみにおすすめの2040年本です。
『2040年の未来予測』(成毛眞)日経BP
『働き手不足1100万人の衝撃』(古屋星斗+リクルートワークス研究所)プレジデント
『2030年の東京』(河合雅司、牧野知弘)祥伝社新書

実践に役立つ動画の解説

このメルマガを読んで、「自社でも取り組んでみたい」と思われた方は、以下のような疑問や質問に答えていますので、ぜひこちらの動画をご覧ください。

質問項目

  1. 「自分は耳からのインプットが合っている」と気づいたきっかけは?

  2. インプットをするときのマイルールはありますか?

  3. チームとしてのインプットの質を上げるには?


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#情報インプット #2040年ビジョン #自己理解 #ビジネススキル #無敵経営研究会


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