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「食べられないパン」ワークショップを実施しました

2022年11月26・27日の二日間、中央線パンまつりに合わせてリサイクルウールで「食べられないパン」を作るワークショップを実施しました。

二日間で60名以上の方にお越しいただきました。ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございます! かわいらしい「食べられないパン」が、たくさんできました。

会場は中央ラインハウス小金井ナレッジルーム
好きな色のわたを選んでフェルト用ニードルでちくちくちく
1時間以上、ひたすらちくちくちく
完成!
クロワッサン!
チョークでお絵かきコーナーも人気でした

小学生メンバー、大活躍!

「食べられないパン」プロジェクトで大活躍したのは、なんといってもVIVISTOPの小学生プロジェクトメンバーたちです。約1ヶ月前からパンまつりに向けて準備をしてきました。

見本として用意した食べられないパンは、パンまつりに出店予定のパン屋さんのパンを買ってきて、観察して、味わって、それをお手本に、メンバーたちがこつこつ作ったものです。

お手本パンコーナー!
パンまつり出店予定のパン屋さんのパンを試食。
写真を見ながらそっくり目指して試行錯誤

今回材料として使ったウールは、不要になったお洋服を手作業でほぐしてわた状にしたものです。たくさんの人に食べられないパンを作ってもらうためには、材料もたくさん用意しなければいけません。なにしろ手作業なので、材料の準備も大変です!

針がたくさん飛び出している道具で、糸をふわふわにします

当日は参加者のみなさんをご案内しました。どんなパンを作りたいか聞いて、それにあわせて作り方をお伝えします。説明が分かりやすいし、ほめ上手!と、お客様にも評判でした。

お好みの色の材料を用意して渡しているところ

フェルト用の針で指をケガしないようにするための指カバーは、1日目の様子を見て小学生メンバーがささっと作ってくれたもの。小学校低学年の参加者が多かったので、とっても役立ちました。

革のハギレでささっと作ってくれた指カバー

他にも、入口に立ってお客様を案内したり、小さい子と一緒にお絵かきして楽しませたり、パンまつりのラリースポットの掲示を書いたり……。

会場は「中央線と暮らす」アプリ連動企画のラリースポットにもなっていたのです。

撮影も小学生メンバーがやってくれました。このnoteで紹介した写真のほとんどは、小学生メンバーが撮ってくれたものです。

「食べられないパン」は継続的な活動の一部分

約1ヶ月前からパンまつりのために準備してきたと書きましたが、正確に言うと「食べられないパン」は、以前から続く探究プロジェクトの一部です。

ちょうど1年前に、たまたま羊の原毛をいただいて糸紡ぎを始めたことをきっかけに、服のDIYリサイクルにチャレンジするプロジェクトをスタートさせました。

2022年の夏は、どのくらいの手間をかけたら不要になったお洋服をふわふわのワタ状に戻せるか試したり、ワタ状に戻したものをフェルトの材料として使えるか検証したりしました。

今回のワークショップでは、不要になった服を手作業でワタ状に戻したリサイクルウールを材料として使いましたが、それは、夏の間の探究活動があったからこそできたことです。

VIVISTOPは、子どもたちと共に、
作ること、探究することを通して、
わくわくする未来をつくる場所です。

「食べられないパン」ワークショップは、VIVISTOPの普段の活動を、まちのこれからを楽しくしていくことに、ちょこっとつなげることができたのではないかと思います。

今後もこういったプロジェクトやワークショップの場を設けていきたいと思いますので、どうぞお楽しみに!小学校4年生以上を対象に、VIVISTOPの正会員(VIVINAUT)登録も随時受付中です。お気軽にお声がけください。


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