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ぴったりのコツ

2022年7〜8月に、夏休みプログラム2022「ぴったりデジ工作」を実施しました。参加してくださったVIVINAUTの作品と、作って気づいた「ぴったりのコツ」をご紹介します。

はじめに

「VIVISTOP for Bricoleur」はブリコラージュする人のためのシェア工作室。ブリコラージュとは、ありあわせの材料や道具を使って物を作ることです。ありあわせの材料を使って物を作るときに、3Dプリンターは大いに役立ちます。

しかし!

あるものにあわせて3Dデータを作ることができないと、3Dプリンターをブリコラージュに役立てることはできません。そこで「□□□に、ぴったりの□□□を、つくる。」ことを目標に、作品づくりに取り組むプログラムを実施しました。

作品紹介

早速、完成した作品を紹介します!

懐かしの(!)iPod用のスタンド。コードがすっきり後ろに出ているところがポイント。(中1・Rさん)
スマホ置き。コードが通る穴をぴったりの位置に開けました。(小4・Mさん)
メザスタのタグにぴったりサイズの箱。強いやつを厳選して収納できます。(小4・Hさん)
カード収納ケース。曲げカットしたフタがポイント!(小4・Mさん)
スマホスタンド。手前は斜めに、後ろは垂直にスマホを置けます。上にはイヤホンなどを入れられる小物入れスペースもあります!(中1・Mさん)

ぴったりのコツ

参加者のみなさんに、やってみたからこそ分かる「□□□に、ぴったり作るコツ」を聞いてみました。

①ノギスでちゃんと測る

正確に測るのがとにかく大事!ノギスを使えば、定規では難しい幅や内側の大きさも測れます。

②あわせたい物に対して「ちょっと」大きめにする

3Dプリントするとほんの少し縮むので、測った大きさちょうどではなく、「ちょっとだけ」大きくするのがポイント。

③何回もやるのが大事!

今回は、みなさん2〜3回作り直して作品を完成させました。とりあえず試しに作って調整していく方が、遠回りのようで近道!急がば回れとはよく言ったものです。ちなみに「2回目は80%、3回目は "ほぼ" 100%のできあがり」だそうです。


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