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人生と吊り橋

自然公園の吊り橋を歩いて
揺れる一歩ごとに思いました。

人生はまるで この
吊り橋のようなものかも、と。

若い頃は怖くて
一定の速度で歩けないから
不規則に大きく揺れて
(自分で揺らしてしまって)
ますます怖かった…。

でも 歳をとって
わかってきた事があります。

たぶん 見える景色が
見えない部分にまで
拡がるんだっていうこと。

その見えない部分というのは
精神世界という意味ではなく

多くの誰か
それも先人というような
時代をまたぐほど
昔の方々をも含めて

この橋の安全や安心を
心から願って 汗したり
涙したり 寒さに凍えながら
杭を打ち、完成させた
ほんとうの志や
信念という強い愛があって
この橋が在る と いうこと。

今は姿は見えないけれど
その方々のおかげで 今
私はこの橋の上を歩いている‼

と 思ったら
一人ではないような気がして
嬉しくなって 感謝できて
怖くなくなったのでした。

つまり  裏を返すと
独りだ…という認識が
怖さを増長していたのかも。

そしてもし
この橋の長さが
自分の人生の長さだとしたら
私は今 どの辺りなのかなぁ…
と、思いながら渡ったら 

なんと

その先にもう1本 
吊り橋が待っていて
笑ってしまいました。

まさしく  私達の人生も
そんなものかもしれません。

誰かのご苦労や  お導きに
(目に見えない存在にも)
気づくことができる度
人生は満ちてゆく♡
そんな気がします。

目に見えない存在と共に


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