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宗教っぽいけれど

目に見えない存在の言葉をお伝えして思うのは、今は理解できなくても、人は自らの人生体験を選択して生まれてきている。その重さも自らが選択したもの。過剰に反応しないこと、信じること。「きっと、大丈夫だ」と。

これからは、したいことをHeatに聴いて行動しよう。後悔しないように。心から本当にしたいか、本当に欲しいか、胸に手をあてて聴いてみよう。

私は今までどれほど、自分に嘘をつき続けてきたことだろう…無理して引き受けたり、遠慮することは、やめよう。難しいけれど、心をひらいて自分の源にそって話す、行動する、まずは自分が心をひらく、ですね。と書いたら

『人を、自らを、決して、弱く、助けねばならない存在、という視点で見つめてはなりません。どの方も奇跡に満ちた、素晴らしく美しい存在なのです。一人一人を敬う気持ちで接してください。その方々全てが、あなた自身なのです。』 2018.9

私が2歳の時に、子育ての仕方がわからなくて(ほぼ虐待風に私を扱ってしまったために)家を追い出され、その後会えないまま、私の名前を呼びながら47歳で亡くなった母。残されていた日記の文字はひらがなしかなくて、ミミズのような文字で…、社会適応能力もなかったと聞きました。

実は12人兄姉の末っ子だった母は、2歳の時に母親を亡くし、兄や姉に育てられたのだそうです。それで子育てがわからなかったのか…と、恨むことを止めた私は「ちゃんとしなければ」とか「社会に適応しなくては」と思い、社会の沢山の人に愛されて生きる事がきっと、母の為に自分にできる事なのではと、必死で歯をくいしばって、笑顔で、自分を押し殺していました。

でも、彼女が亡くなった年齢になって、また身体が故障してしまって、得意な仕事ができなくなってゆくのはいったい何故だろう?これからどのように生きていこう?と思って悩んだ時に、怖かったけれど思い切って、彼女に後悔や、私への気持ちを尋ねたら、全く思いがけない答えが返ってきました。

『私はね、あなたを産んで残せたことが最高のしあわせで、エコちゃんは私の誇りなの。だからどうか、自分の幸せのために生きてちょうだい!今のエコちゃんの体験の全てが、私をしあわせにしてくれているんだよ』

えぇぇ~っ!!私が、彼女の為にもと頑張っていたことは、完全な見当違いだった?何にもまして、子どもなんか可愛いと思えないと言って、結婚していた頃、子供を持つという考えも選択もなかった私に比べて、子供を産むという、私には出来なかった凄いことを母はしてのけたんだった!そう言えば、痛みに弱かった母は逃げようとして?分娩台から転げ落ちてしまって、無事に生まれるか危うかったんだぞ、と聞いたっけ…と、愕然としました。

そして「今の私の体験の全てが、彼女をしあわせにしている」ってどういう事?それを聴いてから私は、人の脳による思考(エゴ)や本音や建て前より、本質とは?たましいの目的とは?へと、徐々にシフトしたのでした。

はっきり言って私達は、自分が思うよりずっと、嘘みたく愛されています。

私が保証します。亡くなった方の本当の想いを聴くと、心の重い扉がひらいて、毎日が明るくなります。そのお手伝いをする事が、今の私の仕事です。




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